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私立中学の図書委員会?読書委員会?のキサラギ先輩の謎解きもの。そんなにおお〜ってなる話ではないけど、さらっと読める。
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「5分で読める」というのは中学生の朝の読書向きのつくりかな? わたしはじっくり考えながら読むほうなので、実際には1章5分以上かかっている気がする。
ある私立学園の図書委員会の1年間の活動に沿った一ヶ月ごとのイベントに絡んで中学生ぐらいにおすすめの本の芋づるがちょこっちょこっと登場する仕掛けで、章ごとに&物語を通してちょっとした謎解き要素も(本好き&ミステリに慣れた大人ならあっさり見通しがついてしまうが…)。本や作家、文具に関するトリビア、電書vs紙の本論争などもとっつきやすく盛り込まれていてたのしく読んだ。
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リベラルタス学園中等部の図書室の奥には、秘密の相談室がある。
困ったことがあれば、部屋の主のキサラギが解決してくれる。
お代は紙の本を図書室に。
図書委員会というより、読書部。構えずに気楽に和気あいあいと好きな本を読んでいるのが、よい。
事件は学園の中で起きるちょっとした謎。ほんのり古今東西の物語の風味がする。
クールキャラかと思ったキサラギが思いのほか愉快な子でした。
以下、少しネタバレ有り。
いくつかのフェイクで、芯の謎が最後までわからなかった。
他はよいのだけど、一人称がセリフと一致してないことは余計な混乱が。謎自体を楽しめなかったのが、少し残念。この点では読者を引っかけなくてもよかったのではないかなあ。
でも、再読して、やり取りを追っていって、そんな意味が!と、楽しませてもらいました。
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ヤングアダルト向けの本かな。
図書委員の如月くんが、学校で起こるちょっとした謎を解いていくというお話。
さくさく読めるけど、掲げられてる1話5分では読めなかった。笑 (5分間ノンストップショートストーリー)
櫻井さんは現役司書さんて事もあってか、虹いろ図書館の時もそうだったけど作中たくさんの本が紹介されていて楽しかった。
最後にちょっとした驚きがあって、全く構えてなかったのでまんまとはまってしまいました笑
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『虹色図書館のへびおとこ』が好きで読んだ。最後が意外な急展開で面白かった。短編集なのでサクサク読めて内容もさほど難しくない。知っている本が出ると嬉しくなるし、知らない本が出ると読みたくなる。如月先輩のキャラクターがなんとも良かった…
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(放送原稿より)
リベルタス学園中等部に入学してまもない、はづきは 図書委員になります。
図書委員会初日に妖怪のような風貌の図書委員3年のキサラギに
「おれの助手になれ」と言われます。
校舎裏に現れた青い幽霊や、密室のはずの茶室に生けられる花、宝のありかを示す奇怪な暗号文などの謎を
はづきは キサラギや個性豊かな委員たちと解決していきます。
実はその謎には「人間失格」や銀河鉄道の夜、など、「本」がカギとなっているのですが…。
はづきは変わり者のキサラギにどんどん惹かれていき、ラストには思いもよらない「まさか!」が待ってます。
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図書室の蔵書を電子書籍メインにして、紙の本の予算は減らされる一方、という設定にびっくり。蔵書を増やすために相談の対価で寄贈を要求するって設定も。出てくる本は誰もが知ってる本が多いのに、ちゃんと覚えてるかって言うとそうでもなく、読みたくなった。
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5.6年から。学園もので、軽めの森見登美彦さんのような匂いがするシリーズ。評価の割には意外とこういう怪しげなニュアンスの好きな子もいて、良い作品だと思う。文学好きな図書委員達の個性的なやりとりから、有名な文学の名前や特徴を知るきっかけになるまとめがあるので、中学で読むのに繋げやすい。
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これから活字に触れようとしている、いわゆるヤングアダルト向けの連作短編集、でした。
さくさく読めて、さわやか。
学校の設定的には高校が合ってる気がする、とか、
生徒の自主性に任せているとはいえ、収納に困ってない本を大量処分した、とか、ちょっと合わないなぁ。
最後のオチには驚きつつ、そこギミックにする意味あったのかな?と疑問。この本でそのギミック初見になるのは、微妙では?と余計なお世話なことを考えたり。
12月の話の顛末が好きです。
作中出てくる作品について紹介するページがあるのは良かったです。気になる本をブクログ登録しました。
シリーズの一作目なんですね。
主人公の恋模様とか気になるけれど、絶対読みたい!ってわけでもないかなぁ。
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一個一個の話は短いのでサクッと。出てくる本は私が読まない文学系多め。
しかし電子書籍になったから紙を全て捨てて書棚がらんがらんは悲しい…
小説とかは紙派やねん。