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植物から学ぶことがこんなにもあることに驚き、毎日の散歩で見かける植物を見る目が変わった。この本に書かれている植物たちのように、しなやかに強かに生きていきたい。
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内容は勿論、本の紙質、挿絵など、本そのもの自体に惹かれた。
普段何とも思っていなかったそこら辺に生えている草花に意識がいくようになった。
大事なことは植物が教えてくれる。
本当にその通りだと思う。
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この本を読んでから、日常でたくさん見てきた雑草や花の見方が180度変わりました。
全ての生き物に優しくなることができる本だと思います。
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うつむいていい。くじけていい。落ち込んでいい。
ここ一番は全力で光あび花ひらけ
アシのように風をかわし、ナズナのように冬を耐え、
花咲くときはハルジオンのように上向いて。
ベストセラー『生き物の死にざま』の農学博士が描く
静かにしなやかな植物の生きざま
・種は光を感じると芽を出す
・桜は寒さを経験したあと花を咲かせる
・ミツバチが花粉を運ぶスミレは紫の花を、ハナアブが運ぶ菊は黄色い花をつける
・タンポポは横に茎を伸ばして光を浴びる
・節ごとの成長点で竹は一気に伸びる
・松は針状の葉で水分の蒸発を抑え冬を越す
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植物が登場する著名人の言葉や歌詞を紹介しながら、その植物の生体の解説と共に、植物から学ぶ大切な生きるのヒントが書かれている。
馴染みのある雑草を中心に身近な植物の話しは知らないことだらけで学びがたくさんあった。
植物の生存をかけた、したたかで賢い生体に驚き、感動する。
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「言葉には力があります。」と“はじめに”の冒頭に書かれている「人々は、物言わぬ植物から多くを学んできました。そして、それを「言葉」として残してきたのです。」と。
俳人や著名人、歌詞や物語の言葉と植物の自然にしっかりと根ざし、直向きに生きる強さに涙と勇気がもらえる。挫折しそうな時、人生の節目の時、弱く頭を垂れる時…、植物は何が本当に大切なことなのかを知り順応し生きるという。
一つ一つの言葉が、植物の知恵が私の心に迫る。一人ひとりが唯一無二のものであることを、植物それぞれが精一杯生きるその姿を通して私たちに示してくれている。
そこに目を向ける者でありたい。
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『生き物の死にざま』で興味を持って本作も読了。植物が用いられた名言や格言、詩の一節や歌詞を幅広く引用し、その言葉を通して植物の姿を説いている本。引用されている言葉も一つひとつ素敵で、植物の生態と合わせて読めるから、なんだか一石二鳥の気分になれた。植物の生きざまから学べることはあまりに多すぎる。
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稲垣先生の感性が大好きです。
これは大人、子どもたちにも読んでほしい。
稲垣先生の本はきっといろいろな人に勇気や、心の中に響く何かを与えてくれます。
会いたい人の一人だ✨️