全8話のホラー短編集
2023/09/08 10:44
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
美内すずえさんの白い影法師はわかりやすい定番ホラー、あと日野日出志さんのはつかねずみも気味悪い感じでよかった。ただ意味不明な話もあり、各作家さんの好みで読者の感想が分かれる印象
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<収録作品>
手塚治虫「バイパスの夜」、美内すずえ「白い影法師」、諸星大二郎「小人怪」、日野日出志「はつかねずみ」、丸尾末広「電気蟻」、内田春菊「雨の日は嫌い」、花輪和一「怨焰」、永井豪「霧の扉」、萩尾望都「かわいそうなママ」
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どれも怖い。
鼠が何よりも嫌いな私ははつかねずみが怖くて気持ち悪かった。絵の感じも嫌悪感を増幅してる気が…。
怨焔は、女の妬みや憎しみほど恐ろしいものはないと感じる。死ぬまで、ではなく「死んでも」祟ってやるという情念がすごい。
かわいそうなママは怖いというより哀しい。子供なのにそんなに大人の感情を読み取らなくても、と。子供がいたらまた違う感想を持つのかもしれないが。
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今夜は重いモノ避けたかったので、久々のコミック。
文庫版コミックの漢字が読みにくい年齢になってきたかな(苦笑)。
初版は20年以上前。初出は1969~1989年であるが古臭さはほとんど感じない。
今回のお気に入りは、日野日出志「はつかねずみ」、花輪和一「怨焔」、次点が諸星大二郎「小人怪」、大御所手塚治虫「バイパスの夜」って感じかな……?!なお、丸尾末広「電気蟻」は単行本『新ナショナルキッド』収録で何度も読んでいるので、対象外としました。
他の作家陣も豪華だし、一括りで「ホラー」と言っても方向性は様々。個人的には一作を除いて、全て及第点超え。
今回、BOOK・OFFの¥108コーナー、10%引きで入手。こういう拾いモノは嬉しい。
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全然怖くなくて、気が抜けた
でも、萩尾望都さんの「かわいそうなママ」
何度も読んでるけど、読むたびに考える
……ほんとにね、どうすれば幸福になったんだか……
望都せんせいは本当にこういうのが鋭いなぁ……
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