投稿元:
レビューを見る
本棚の整理をしていたら奥の方に発見。もう一度読み返してみたら、また新たな発見が有りました。田辺聖子さんの作品にはリアルな女が出てくるのがイイです。
投稿元:
レビューを見る
美女ぞろいの会社に、絶世の美女がやってきた!
色めきたち、鼻の下を伸ばす男性社員たち。
そんな男たちと美女たちのやりとりを観察し、面白がる「マメちゃん」(豆を転がしたような地味な顔立ちからそう呼ばれている)。
男は美女が好き、という厳しい現実を見つめつつ、どこかに自分の言うに言えんいいところを見つけて好きになってくれる異性はいないものか。。。と願うマメちゃん。
面白かった~。古い本なんやけど、古臭くない。
投稿元:
レビューを見る
田辺聖子さんのエッセイも小説も大好きで!
このお話は本当に可愛いんです。
なんとなく「美人は性格があまり良くない」ってことにしたい風潮があると思うんだけど(変な思い込み?)
それに反して美女の梢さんがとても素晴らしい女性で
なんだか面白かったなあ。こういう展開って好き!
で、美女じゃない主人公さんも素敵なんだもん!
あ~~田辺先生、大好きっ!!って思ってしまいました。
ほんとに楽しくてホロリときて、いい本なんですよー!
投稿元:
レビューを見る
美女か否かの視点で観察したマメちゃんの職場の
人間模様を書いた小説。わかりやすく設定された
女性職員のキャラが読みすすめていくにつれて、
なじんでくる。親近感を覚える。
終いには「美女かどうか」なんてどっちでもよくなる。
このへんが聖子さんの小説の面白さ。
ただ、ラストでいきなりマメちゃんに春がやってきて
強引な感じが…。まぁいっか。マメちゃんがシアワセに
なって終わったのなら。