投稿元:
レビューを見る
2021/08/08
ずーっと楽しみにしてたこの本がようやく発売されたので早速読みました。今回は主に日本国内の場所についての内容が書かれています。コロナ禍で旅行しづらい世の中になっている分、こういう旅の本を出してくれるのが本当にありがたく、自分も一緒に旅行しているような気分になれるのが最高です。
特に、立山黒部アルペンルートについての話は、自分も富山県側から登ったことがあるので、宮田さんとは逆の方向からではあるけれど、同じところを旅している気分になれました。自分が旅で言ったところが出てきて、なおかつ文章が上手な人が書くとこんな風に表現されるんだなぁと感じ方のバリエーションを楽しむこともできました。
他の場所も自分が行ってみたいと思っているところが多数ありました。また、宮田さん独特の観点がこれまた面白くて、特段に目立つ観光スポットを巡っているわけではないけれど、興味をそそられるような描写の仕方が本当に上手いなと思って読ませてもらっています。
また、テレメンテイコさんとのコントみたいなやりとりももはやこの本の名物。今回は特にイジリがすごかったような…。
最後の後書きでテレメンテイコさんの、この本の裏事情が暴露されていますが、テレメンテイコさんにもぜひ本を出版して欲しいと思ってしまいます。
まだ、一作目の方を読んでいないので、これからまた買いに行こうと思いました。
投稿元:
レビューを見る
久々、宮田珠己さん。
この方の旅先は、私の好みにぴったりなので、読んでいてとても楽しい。
そして、相変わらずちょっと残念なところも好き。
なかなか旅しづらい時代になってしまったけれど、いつかまた世の中が日常を取り戻したら、私も出掛けみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
とっっても面白かったです。
夜、寝る前に読んではグフッ…とつい笑ってしまい、自分はなんて危ない人間なんだ…と思う羽目になるほど面白かったです。
コロナが終わったらここもここも、全部、絶対に行こうと心に決めてしまいました。ルートが詳しく書かれているため、この本を読めば行った気分になれる気がします。コロナ禍で最もおすすめしたい本です。
投稿元:
レビューを見る
重苦しい北欧ミステリの合間に息抜き、笑いたくなったらタマキングです。
ものごとに対しての面白がり方、思考回路が好きである。本人イラストがまたよい。(1回目感想)
コロナ禍中の文庫化だったんですね。
投稿元:
レビューを見る
実はこれ、シリーズ3作目だそう。
たまたま自分の気になる旅先があったから
ここから読み始めたけれど
他のも読んでみたくなった。
エッセイっていうのは
著者のアンテナがひっかかる場所が
自分と近いかどうかで
おもしろさが違ってくると思う。
紀行文なら場所、食べ物、人の雰囲気…
例えば和歌山まで行って
河原でロックバランシングに夢中になる
いやいやいや(笑)
そういうところが楽しい。
本州をママチャリで横断する企画も
また妙なこと考えついたなぁと面白かったし
沢田マンションの住み心地も確認できて満足。
投稿元:
レビューを見る
珍旅エッセイ。「オホーツク」ワカサギ釣りと流氷ウォーク。「和歌山」粘菌探しから石積み遊びへ。「栃尾又」西福寺は行くと思った。「立山黒部アルペンルート」絶景の山肌。「本州横断」ママチャリ小旅行。「宮崎」高千穂峡ボート遊覧。「高知・徳島」沢田マンションへ。「都会」スパの話。「解説」テレメンテイコ女史。数多の無茶ぶりに対応できる女史の存在は欠かせないと思う。私なら日本酒の一本も差し入れしたいくらいだ。
投稿元:
レビューを見る
ゆる旅エッセイ。すんごくいい。癒し。
旅は私にとって特別なもので結構ハードルが高いんだけど、面白そうな場所に弾丸で行けるフットワークの軽さには憧れる。というか面白そうな場所を見つける嗅覚がすごい。いいな〜、私もそういう感じのおばさんになりたい。
投稿元:
レビューを見る
本編ではありませんが、まさかの解説「こんなテレメンテイコに誰がした」、大変面白かったです。最後はご自身の不明を恥じて殊勝に終わるのですが、私が宮田さんの立場でこの解説を読んだら戦慄するだろうと思う…(笑)。