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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
もう二度と会えないかもしれない母との別れ。
お互いの思いは通じ合った。
スペインへ入ったアルテは正式にイレーネ付きの肖像画家として皇帝に認められる。
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私は決めることが嫌いでフラフラと立ち回ってきたけれど、年齢と立場がそれを許してくれず、仕事において決断する機会が増えてしまった。私がフラフラすれば続くものが困るし、そんな状況を上も望まないだろうから、仕方がないと思って、なるべく間違った選択をしない様に心がけている。上手くいっているかは知らない。
大人になるというのは、無限に存在する可能性の中から選択をする、他の可能性を捨てる覚悟を決めるということなのかもしれない。アルテが随分と大人になった。これからの活躍も楽しみです。
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誤解はいつか解けるものだと。本当に思っているのならば。
アルテと母の再会。
…そういう時代だった、という面と、この二人の性格(笑)が原因っていう面でこじれてたなぁ、と今なら思えるわけで。
それはそれとして、一個の個人としてアルテの母は好感がもてる人ですね。
揺るがぬ信念を持ち、彼女なりに最善を考えて行動できる人。確かにアルテと違う意味で当時らしからぬ人のように思えます。
同じ場所で同じように生きていくことはできなくても、お互いの幸せを願いながら時を重ねていけるのなら、それは幸せな事だろうな、と。
そして舞台は変わり……こんな遠くまでくるなんてねぇ、色んな意味で。
相変わらず波乱万丈な日々がまたしても、って感じですが…何やら新キャラが…?
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解り合えないまま別れていた母親ともついに和解。子供の目線からはどう見えようとも、やはり母親は母親でした。それに比べてこの家の男共ときたら…。次はいよいよ新天地・カスティリャへ。と思ったら、年単位で時間が飛ぶというまさかの展開。
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【あらすじ】
偶然立ちよった街で母との再会を果たしたアルテ。しかし、一度カスティリャに渡れば、もう二度と母とは会えないかもしれない。別れの足音が迫る中、親子は再び心を通わせていく。そんな中、アルテは今の画家仕事を見てもらうために、母の絵を描かせてほしいと告げる。絵が描き上がるまでの僅かな時間、アルテも知らない母の本心が語られる。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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本巻のアルテは、苦手な母やカール5世の前で、少し萎縮気味。ラスト近くようやくアルテらしい表情に戻ってきてほっとした。
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再会してすぐはギクシャクしていたお母さんともきちんと話せて
話してみれば小さい頃思っていたことと違うこともあり
深い愛情を感じることができて本当に良かった。
もう会えないかもしれないと言われても深く聞かず
ただただ信じてくれるところが素晴らしい。
初めての国でなれない宮廷という場所で
外国人だからと嫌味を言われてもやりますかと言える
アルテのいつもの強さが勇ましくて好きだ。