母との再会と新たな職場と。
2021/08/29 12:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
束の間の母との再会。
初めて知る母の想い。
幕間には父と母の出会いも。
宮廷画家になるため、カール5世に謁見するアルテ。
その道中、反乱で襲われる街に。
他の作品でもありましたが、いつも被害に会うのは力無き民。
王族としての罪を背負うイレーネ。
アルテもイレーネのために...
新たな場所で闘いを開始するアルテ。
新たな登場人物も。
アルテとどう関わることになるのか?
画家になる過程で鍛えられたアルテ。
ひたすら前向きに...
でも、今回は母と娘のエピソードが主で、波乱系の盛り上がりはあまりないので、ちょっと退屈と言えば退屈。
投稿元:
レビューを見る
私は決めることが嫌いでフラフラと立ち回ってきたけれど、年齢と立場がそれを許してくれず、仕事において決断する機会が増えてしまった。私がフラフラすれば続くものが困るし、そんな状況を上も望まないだろうから、仕方がないと思って、なるべく間違った選択をしない様に心がけている。上手くいっているかは知らない。
大人になるというのは、無限に存在する可能性の中から選択をする、他の可能性を捨てる覚悟を決めるということなのかもしれない。アルテが随分と大人になった。これからの活躍も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
誤解はいつか解けるものだと。本当に思っているのならば。
アルテと母の再会。
…そういう時代だった、という面と、この二人の性格(笑)が原因っていう面でこじれてたなぁ、と今なら思えるわけで。
それはそれとして、一個の個人としてアルテの母は好感がもてる人ですね。
揺るがぬ信念を持ち、彼女なりに最善を考えて行動できる人。確かにアルテと違う意味で当時らしからぬ人のように思えます。
同じ場所で同じように生きていくことはできなくても、お互いの幸せを願いながら時を重ねていけるのなら、それは幸せな事だろうな、と。
そして舞台は変わり……こんな遠くまでくるなんてねぇ、色んな意味で。
相変わらず波乱万丈な日々がまたしても、って感じですが…何やら新キャラが…?
投稿元:
レビューを見る
解り合えないまま別れていた母親ともついに和解。子供の目線からはどう見えようとも、やはり母親は母親でした。それに比べてこの家の男共ときたら…。次はいよいよ新天地・カスティリャへ。と思ったら、年単位で時間が飛ぶというまさかの展開。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
偶然立ちよった街で母との再会を果たしたアルテ。しかし、一度カスティリャに渡れば、もう二度と母とは会えないかもしれない。別れの足音が迫る中、親子は再び心を通わせていく。そんな中、アルテは今の画家仕事を見てもらうために、母の絵を描かせてほしいと告げる。絵が描き上がるまでの僅かな時間、アルテも知らない母の本心が語られる。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
投稿元:
レビューを見る
本巻のアルテは、苦手な母やカール5世の前で、少し萎縮気味。ラスト近くようやくアルテらしい表情に戻ってきてほっとした。
投稿元:
レビューを見る
再会してすぐはギクシャクしていたお母さんともきちんと話せて
話してみれば小さい頃思っていたことと違うこともあり
深い愛情を感じることができて本当に良かった。
もう会えないかもしれないと言われても深く聞かず
ただただ信じてくれるところが素晴らしい。
初めての国でなれない宮廷という場所で
外国人だからと嫌味を言われてもやりますかと言える
アルテのいつもの強さが勇ましくて好きだ。