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鬼とそれに対峙する人間の戦いを描く。
が、鬼自体が人間の妄執が生みだすものなわけで。鬼になってまでやりたいことだったのに、どこで間違った、と言いたいだろうな。人間が人間である限り、理想の実現は難しい。
投げやりな、よくいえば飄々としていて、ノリの軽い白珠のキャラクターはなかなか魅力的。
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白珠みたいな人の想いがわかって達観してるようなキャラが主人公なのは珍しい。主人公らしい心の成長があったのはよかった。
展開はそこまで意外性がなかったかな。
キャラクターに感情移入もそこまで出来なかった。
描写は情景が想い描きやすくて特に王vs王とか楽しめた。
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星砕きの娘から遡った時代の物語で、世界観は同じだそうですが、別の本と考えた方がよいです
星砕きの娘と同様に仏教のエッセンスがいい感じ
このタイプの本が増えてきそうな感じですかね
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予言という呪縛に、こってこてファンタジーかと思ったけど、白珠の達観しているというか曲者具合が中和(し過ぎ感は否めないが)
ダークパワーは人がいる限りなくなることはなく、蓄積されると強靭な力になる
そこに巣食う鬼を絶対悪と切り捨てず、導く
旧都香久の成り立ちや現都寧治で起きていること、それぞれの時代背景が違和感なく溶け込んでいて、いいなあ、この世界観
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良かったです。
この物語の歴史が進んでいくと今の現実の文明レベルまで到達するのか?どうだろう。
ずっと鬼はいるのかな。
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星砕きの娘を読む前に知らずに読んでしまったのでそちらも読みたいと思う。
面白かった。
阿竹の後悔がずっしりと響いた。
春宮が気持ち悪すぎて逆によかった!