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「『竜人』シリーズ、アゼルの養い子の竜×美しい歌声の元孤児のFTラブv」帯より。
2021/10/20 09:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「竜人」と人のファンタジック・ラブです(嬉しい)。
ネタバレがあります。
●二歳のときに同じ竜人族のアゼルに預けられオーウェル家の養子となり騎士になった22歳白銀の竜攻め・シリル
●村で起きた火災で両親を亡くし成人して孤児院を出てからはひとりで細々と暮らす17歳の受け・レヴィ
●サルゼード王国の大将軍でアゼルの「血の絆」の相手であり可愛いもの好きな攻め・ランドール
●竜人族の王子でランドールと「血の絆」を結んだ受け・アゼル
●竜人族の王の弟でアゼルの叔父でもありエリアスと「血の絆」を結んだ黒竜の攻め・アラン
●コーツ王国の元王子で今はサルゼード王国の楽団員兼音楽教師の受け・エリアス
●ランディの側近だったルースの孫(雑誌あとがき情報)でシリルの友人・フリップ
●シリルが「血の絆」を結ぶ予定のサルゼード王国第二王子・リンフォード
雑誌に掲載された前半と書き下ろしの後半、計二話収録。
わけあって二歳のときからアゼルとランドールに育てられたシリルは、ふたりのもとで何不自由なく暮らし成長しました。騎士となってからはシリル自身の努力の甲斐もあって、ゆくゆくは第二王子と「血の絆」を結ぶなど将来を嘱望されています。ところがふとしたとき虚しく感じることがあるのです。そんな時は竜体となって空を飛んで息抜きをしていたシリル。ある日いつものように空を飛ぶと、降りた小さな村で美しい歌声の持ち主・レヴィと出会い・・・
「竜人」シリーズ第三弾です。既刊が未読でも大丈夫ですが、読めばもっと萌えます。既刊のその後とも絡めたエピソード(ルースが結婚したんだなぁとか、シリルの正装に意見したアゼルの趣味はランドールの母・ミルドレッドの影響なのかなぁとか)もあって、あとがきでいう「集大成的な本」となっています。
前作・前々作はいかついおっさん攻めでした(笑)。それはそれで素晴らしかったのですが、今作は初々しいふたりが主役。若者らしい悩みや鬱屈した思いを持っていたシリルが、健気で真っ直ぐなレヴィと出会って恋に落ち、失敗しながらも対話を重ね信頼を得て愛を交わします。「はじめての夜」では「・・・いく、って、どこへですか?」が炸裂!レヴィ〜!!ほかにも萌えるワードが満載。またハラハラさせられる若者ふたりとは対照的に、先輩カップルは安定のやり取りでそれも面白かったです。
名倉先生の作品はたとえBLでも寿命や「最期のとき」を避けることなく真摯に向き合っていて、切ないもの好きとしては堪りません(『神さま、お願い〜』の個人誌はタオル必須)。アランのことを考えたらもう泣きそう。
イラストを担当された黒田先生のあとがきも収録(大感謝!)。雑誌に掲載された「ちびシリルにめろめろなランドール」のほか、可愛いもの好きなランディが本領を発揮しているイラストを拝むことができます。
出版社特典ペーパーはレヴィがランドール家に来てから半年後のお話。音楽院に合格したレヴィが心移りしないかと心配するシリルなのでした。
竜人シリーズ三冊目!
2021/09/12 15:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回主人公のシリルは両親が育てられず、王都にいるオーウェル家に預けられ養子になった竜人。自分が育ってきた環境が恵まれてるのはわかってて、でも自由が無い窮屈さを感じていて気晴らしに竜の姿になって空を飛んでいたら歌声にひかれて村人のレヴィに出会い…
レヴィは村が大火事になって、その時に両親を亡くし、自身も顔に大火傷を負ってかろうじて見える右目だけでも村人の雑用を引き受けたりして健気に生きている。両親の墓前で讃美歌を歌っていて、その歌声にひかれたシリルが通うようになり。
竜人のシリルがなんだか脇が甘い。「自分がレヴィを守る!」とか考えてはいるんだけどやっぱり若者だからか危機管理感?が薄くて、肝心なところは親友のフリップに指摘されてたりする。
今作では、やっぱり寿命の違いというところが説明されてた。前2冊のカップル達のその後も読めて良かった。アランが最初はシリルに望んでたことが切ない。
巻末収録のイラストあとがきがめっちゃ面白い!爆発してますな~
白い竜のシリルの巻
2022/08/21 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全部イラストは、美麗で緻密な黒田屑先生。
竜は将軍に愛でられる 2019/11/09 ランドールとアゼル(白青)
竜は将軍に愛でられる・番外篇 2021/06/17~
王子は黒竜に愛を捧げる 2020/03/10 エリアスとアラン(黒竜)※延命不能
竜は無垢な歌声に恋をする 2021/10/21~ レヴィとシリル(白竜)
竜は無垢な歌声に恋をする・番外篇 竜に愛を誓う 竜は将軍に愛でられる 2022年8月19日~
嵐の日に、竜が籠にいれた竜の子を城に置いていく。
籠の中の手紙に「シリルを育てて欲しい」と書かれていた。
シリルは、白い竜。
カワイイもの大好きなランドールとアゼルに大事に育てられたシリル。
シリルは過保護に育てられすぎて、定められらレールに乗って生きる事に閉塞感を感じていた。
或る日、森の向こうに降り立つと、誰かの歌声が聞こえて、声を辿っていくと、見すぼらしい少年が墓参りをしていた。
大火事で両親を失った孤児、レヴィは、顔半分に火傷の跡がある。
孤児院を出たばかりの17才のレヴィは発育状態が悪い。
シリルと出会って、苦しい生活から救われる。
レヴィ誘拐事件が起きて、救助する際に傷を舐めて、シリルとレヴィは血の契約を偶然行ってしまう、
シリルは、リンフォード王子との約束を反故にすることに・・。
色々有って、落着した後、エリアスに歌を褒められて、音楽院へ入学することになる、
そして番外編へ続く。
歌声に惹かれての出会いが素敵!
2022/05/15 17:43
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投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
前2作を読んでからちょっと時間が経ってて、うろ覚えでしたが、とても楽しめました。将軍が小動物にデレデレするとか、寿命問題とか、読みながら思い出しました。
健気なかわいい子が幸せになる話は最高ですね。
イラストのシリルがタイプです。
今回は前作より更に20年後
2021/10/27 22:31
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投稿者:みゅー - この投稿者のレビュー一覧を見る
だんだんと年を重ねていくランディとアゼル。二人のその後や今後の心構えがしれて良かったです。
今回はそんな二人のもとにやって来た白銀の竜のお話。
白なのであの効果が…。
そして再度コーツ王国が関わってくるとは…!
色々満点な1冊でした。
世代交代しているなか、ランディは流石に周りから気味悪がられる程の若さの筈ですが(なんたって90近いじいさんが40代位の見た目って…)街の人たちはどう思っているのかちょっと知りたかったなぁ。
竜人シリーズ3作目
2022/02/21 23:05
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投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
白銀の竜人族のシリルと不憫な孤児のレヴィのお話。レヴィの歌に惹かれ、彼にすっかり絆されてしまったシリル。ぼんやりとしか見えないレヴィがシリルとは知らずに逢瀬を重ねる。二人の初々しさが可愛い。
前作まで未読でも大丈夫
2021/12/21 18:07
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編である「竜は将軍に愛でられる」のランディとアゼル、スピンオフの「王子は黒竜に愛を捧げる」のアランとエリアスも登場。ランディとアゼルの話から50年後、彼らに育てられた白銀の竜・シリルの話。
何不自由なく育ってきたが閉塞感を感じていたシリルはある日遠出した先で、両親を亡くし顔に酷いやけどの痕のある薄幸のレヴィと知り合い…。
体色の薄い竜の伴侶の寿命が延びることを考えると黒竜・アランとエリアスたちの決意が哀しく、改めて「血の絆」の功罪を感じる。
巻末のイラストレーターの黒田屑先生の書かれたランドールがめちゃ面白い。シリルはきっと猫可愛がりされたんだろうね、竜だけど(笑)
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