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著者は、経歴にも書かれている通り、日本のインターネット論壇における最強の論客のお一人。最強キュレーターがそのノウハウを惜しみなく公開した書籍なので、役に立たないわけがない。ただ、ボリュームがすごすぎて、全部を実践するのは無理だと思います。自分が使えそうだと思った部分を活用するのがよいと思います。個人的には、紹介されているサイトが参考になりました。
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からビジネス書を手にとったときに最初にやるべきことは、その本が「どういうビジネス書なのか」をまず調べてみることである。
①「実用書系のビジネス書」なのか
②「自己啓発系のビジネス書」なのか
③「世界観系のビジネス書」なのか
この 3つに分類できれば十分である。 目の前の本がどの系列かを調べるのには、まずアマゾンの商品ページの説明を読み、それから書籍の「はじめに」と「目次」を眺めれば判断できる。」
- [ ] 読書
ここまで、ドストエフスキーの『罪と罰』を題材にして、
①気になるところを「メモする」
②メモから「概念をつかむ」
③概念を集めて「世界観をスケッチする」
④世界観から「知肉を育てる」 という 4つのプロセスを解説してきた。
- [ ] 情報の扱い方
必要なときに求める情報をすぐに取り出せるのであったら、それでもかまわない。
大事なのは、
・「情報」の置かれているところは乱雑でもかまわない
・「概念」と「概念」を結びつける頭の中は、きれいでまっさらにする この二刀流である。
情報の扱い方について概念という考え方が新鮮だった。
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スマホ全盛時代における知的生産術について具体的に解説された一冊。 『無理に集中しようとするのではなく、あえて「散漫力」を逆活用』しようという言葉に救われました。すでに自分も活用している「ポケット」や「Evernote」といったアプリも、まだまだ活用しがいがありそうです。
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読書や情報収集の方法や使い方を教えてくれる1冊。著者の使用しているアプリやサイトなど効率化できそうな内容だった。
特に印象に残ったのは情報収集して概念を作り、学びを自分の知肉にしていくという表現だ。スキマ時間を使っていきたい。
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選択肢がなく、表記上は星3つだけど、星3.5の気持ち。
読みやすかった〜
作者による本の書き方とか文体で合う合わないあるって部分、ほんとに共感。
なんだろね全く内容頭に入らず読めなくなるよね笑
すごく具体的にツール名とか視覚的説明含めて情報収集方法が説明されていて日々色んな情報を集める必要がある人にとってはとっても参考になりそう。
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所々ためにはなったが、情報が正しいとか陰謀論とかを仕分けるのはどうかな?それだって「自分の都合」で情報を仕分けてるような…。例えば「コロナワクチン」はどうなんだろうか?
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p65 シャープパワー 相手の国に情報操作などを行って影響を与えようとすること
p83 エコーチャンバー 同じような信念や考え方を持った人達が閉鎖的な場所に集まると、お互いに「そうだ、その通りだ」と言い続けて、ひとつの信念だけがどんどん増幅されてしまうこと
エコーチャンバーに入ってしまった人には何を忠告しても無駄
p85 人間の心理はどうしてもサンクコストにしがみついてしまいがち
p114 RSS フィードリーとイノリーダ
p124 2NN 2チャンネルニュース速報+ナビ
p126 テックイームとディグ
p137 Quartz
p139 クーリエ・ジャポン
p157 本当の知識を持っている人は、「いまわかっていることだけではすべては説明できない」「じつは世界はもっともっと奥が深い」
「人間の知識には限界がある」という事実には気づくようになるのだ
何事にも過剰に断言している人、強い口調を使っている人は、たいてい知的な人ではない
p170 あとで読むアプリは、ポケットが最強
p183 Give&Take 与える人ほど成功する時代
p187 twilog 過去ツイートを探しだせる
p208 火山のふもとで 松家仁之
p234 相性やスキルの合わない本を無理して読み通しても、さっぱり頭に入らないし、ただ時間がかかるだけで無駄である。人生は短く、読まれるべく待っている本はたくさんある
p238 楽しい読書でなければ、本の中身が頭に入ってこない
p243 kindleメモとハイライト
p253 「もしひとつだけ確実な法則があるとしたら、それは「これをやったら必ず失敗する」という法則だけです
つまり、われわれにできることは、失敗を避けるように努力することだけなのだ
p266 後出しジャンケンのきれいごとを鵜呑みにして、「こうすれば成功するんだな」と経営者の成功本や自己啓発書を消費する人も少なくない
p276 コンピュータに保存した知識や情報から、頭のなかで概念を導き出し、世界観を読み取り、それを自分の知肉にかえていける
p279 コンピュータに保存されている情報は概念になっていない
概念というのは、さまざまな情報がひとつの物語や順序によってまとめられ、ひとつの世界のようになっているという意味だ
p282 コンピュータは記憶力は抜群だが、物語を編み、体系にするような思考能力はない。
人間の頭は、概念と作るのは得意だが、記憶力は弱い
p294 メモはコンピュータに保存し、概念は頭に保存する
p314 情報の置かれているとことは乱雑でもかまわない
概念と概念と結びつける頭の中は、きれいでまっさらにする
p319 道順はグーグルマップ、グーグルキープが一番確認しやすい
p326 メモや原稿はbearを活用する markdown記法
p367 マイクロソフトtodo
p379
学びというものの本質は、さまざまな知識を自分の頭の中で統合していくことだとわたしは考えている。
知識がたくさんあっても、統合されていなければ雑���やウンチクでしかない。統合されてはじめて教養になる。そこまで進まないと学びに意味はない
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タイトルから読書力向上をイメージしていたが、この部分は薄く、ネットの情報収集ノウハウに重点を置いたものだった。たしかに帯に細かく書いた文字を見ると、その通りの内容なので、間違って買ってしまったかなぁという感じ。ネットで購入した書籍なので、まぁ、これも情報収集能力の無さというところか?
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1. 自分の読書力をさらにレベルアップさせたくて読みました。
2. 現代人は集中力が亡くなっていることが問題点として挙げられていますが、本書では、そこを逆手にとって考えております。読書と並行してメモアプリを使用したり、様々なアプリをあえて使ってみたりしております。現ぢ亜人の問題とされる「散漫力」を逆手に取ったからこそできるやり方が豊富に詰まっております。
このように、本書では著者が実践している情報収集力を豊富に紹介しております。読書の中でも、どれか1つを実践するだけで自分の情報取集能力は格段と上がる1冊となっています。
3.正直、メモアプリと連携して使うやり方が性に合わなくてずっと避けていました。しかし、著者も含め、一流の方は新しいテクノロジーを積極的に活用し、自分の生産性を日々上げております。ですので、私も「ポケット」や「NOTE」を使おうと思いました。
また、私が印象的だったのは、情報は全て混ぜて考えることです。何かと○○用と分けてスッキリさせてしまいがちですが、そもそもアイデアは掛け算で生まれてくることが多いです。ですので、知識の結びつきをスムーズにできるようになるために、一度全部を混ぜて考えていこうと思います。
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職業柄、マルチタスクが板につき、どうしてもあれこれ気が散って、毎日何が手元に残っているんだろう?と思っていたのが読むキッカケ。
同じような不安を感じる方なら、良いヒントになると思います!
・情報を得る目的と手法を混同しない、自分のための知肉を育てること
・長時間集中が良しではなく、散漫力を上手に活かして、インターバル的に時間ややることをコントロールすること
・バラバラになっている知識を統合させ、最適化させる
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人の情報収集には興味がある。記憶力が悪いので本を読むのは好きだが記憶してないことが多いので、考え方がとても参考になった。最近特にRSSを使っての情報収集を見直そうと思っていたので特にそこがよかった。
やっぱりニュースアプリなんかだといらない情報多すぎて何も見なくなってしまうんですよね
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この世に溢れる大量の多種多様の情報を管理するためにはどうしたらよいのか。
本書では著者の具体的なノウハウが写真や図を交えて詳細に紹介されています。
一気に読んだらそれだけでなんとなくある程度満足してしまいます。
ゆっくり読んで、色々実践して自分で体験していくのがよいと思います。
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そんなに深くはない。
でも、佐々木さんの知の積み上げ方が覗けて興味深い。
読書ペースが落ちたスランプの時期に読んだ。
読了後、心持ち読書へのモチベーションが上がった気がするので、僕にとっては効果があった。
・スマホ時代は、「集中力が続かない」前提に立った「新しい読み方」「新しいアウトプットのやり方」が必要なのだが、気づいていない人が多い。
・集中力をつけるのは諦める。
・集中する短い時間を細やかにコントロールする「散漫力」を磨く。
・何かを読むことの目的は「たくさんの視点を獲得すること」
世界観を学んで、自分の「知肉」として育てていく。それが読むことの最終的な目標
・たくさんあるメディアを分別し、それらを活用してニュースを読み解く「流れ」をつくり、「たくさんの視点」を獲得する。
書籍を読むときには、読書メモから「概念」をつかみ、それを頭の中に置いておく。そこから「世界観」をスケッチし、自分の中の「知肉」にしていき、それをもとにして、たくさんのメディアの情報を、さらに深く読み解いていく。
・SNSによる分断で怖いことはエコーチェンバーに入ってしまうこと。同じような信念の人たちが閉鎖的な場所に集まり、お互い「そのとおりだ!」と言い合い一つの信念がどんどん増幅される。
エコーチェンバー…「残響室」の意。音が壁などで吸収されず、いつまでも残り続ける特殊な実験室
・ツイッターは情報収集ツールとして優秀なSNS
・素晴らしい専門家であっても、おかしくなる人はいるし、逆におかしかった人が急に目覚めてまともになることもある。フォローして確認する必要がある。
・未読の本は増やしすぎないことが大切!←耳が痛い…
・「今読んで楽しい本」を読む。楽しいから「知肉」になる
・本の中で、抽象的で難しい部分こそ、丁寧に熟読する←これが、なかなかできないのですよ。だから「知ってるつもり」が増える
・「人間の頭」とコンピュータが協力し、苦手なところを補い合う。人間の頭は概念にするのが得意。コンピュータは記憶容量が無限大。
・コンピュータに保存されている情報は乱雑でかまわない。簡単に検索できる。
・「概念」と「概念」を結びつける(=新しいアイデアが舞い降りてくる)頭の中はきれいでまっさらにしておく)
・学びの本質は、さまざまな知識を自分の頭の中で「統合」していくこと。
・「ワークライフバランス」より「ワークライフインテグレーション(=仕事と生活をうまく統合する)」を目指すべし。
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RSSリーダーなどを使ってどんどん頭に情報を流して、とりあえずクラウドに保存
クラウドなら後で遡れるし、散漫してるからこそのひらめきに繋がる
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本編の中で、参考になったのは概念の地肉化の件。
概念を放り込んでおいて、何か気になっている事例にあたった時、概念があてはまるか、考えてみる。
本書でのドストエフスキー、罪と罰での概念化は
以下のような形。
人間は常に善と悪の間で揺れ動く。
優等生も反社会的になる事がある。
自分を善だと誤解して悪だと思ったものを踏みつけ、自分が逆となることもある。
以上概念リスト化して世界の全体像をスケッチして、
定着させる。
こうする事でフッとしたことで、この概念と他の事例を結び付ける事ができるとの事。
今回の例は、当時のロシアの事例と現代の無差別大量殺人の事例に共通項があるのではとの事との結びつけをしている。
知と知の結びつけを概念で括るという方法は参考になる。
後、散漫力を肯定的に捉える点も新しい視点であった。