果たして、小説?
2022/04/12 14:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロローグを読んでいるとこの話を小説にして欲しいと頼まれたからお知合いである林さんが書かれた感じが強い。
それ故か、小説にしては余りハラハラすることも無く、不倫なのに余り波風も立たずうまく自分のしたいことをされた女性のことが書かれていて、読者の立場としてもああそう、って感じ。
週刊誌の記事を読む感じで読み終えた。
さらりと読めました
2022/09/26 17:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:A - この投稿者のレビュー一覧を見る
プライベートの話である深い世界を垣間見ることができました。作者を信頼してこのような本が出来上がったことは奇跡かもしれませんね。さらりと読み終え再読はなしです。
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2022/02/18予約 9
男は世界的な写真家、女は梨園の妻、僕たちは出逢ってしまったんだ、不倫という言葉を寄せ付けないほど正しく高潔な二人。奇跡としか、言いようがない。
帯には、そう書いてあり、とても楽しみにしていた。
それほど特別な世界にひとつとない、出逢ってしまった高潔なカップル、とは感じなかった。
リッチなセレブの生活を垣間見ることができた、それは楽しかった。
でもそれ以上、この本の本筋である、ふたりの愛について、ぼかされている部分が多く、多分そこをはっきりさせていないから、共感も得られないのか、とも思う。
これ以上書き連ねても仕方ないので、書くのはやめようと思うが、癌になったとき、民間療法や最初から陽子線治療に走るのは、この人達が本当に一握りの選ばれた人だから最終的にドクターに診てもらえただけで、普通の人なら、診てももらえないと思う。
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他所様の不倫愛、ある異職業界の方の小説。
男女の愛より幼いながら二人を理解してる事の感心。
子供を味方につけてるようにも見えるけど、母の幸せを願い自ら味方に…
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林真理子さんの作品は好きだけどこれはえっと思った。
舞台は華やかだし実話だの日記だのと鳴り物入りだけど、要するに不倫から離婚再婚というありきたりの話だった。夫はお互い様としても、子どもや義父が気の毒だ。
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これのどこが奇跡なんだか。星ゼロにしたいくらい。直木賞作家の本とは思えない、素人のケータイ小説レベル。紙とインクがもったいないわ。
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読みやすいので一日で読了。実話をもとにした不倫の話。ドラマチックで奇跡的な人生だと思う。ただ、不倫を綺麗ごとに書かれていて、正当化しているところは共感できなかった。
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小説と捉えればいいのか、手記(代筆)なのか何とも中途半端な1冊。小説ならばお粗末だし、手記であればご本人が書けばいいのに、と思ってしまいました。
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一気に読んだ。
人には時に、自分の力ではどうにもならない出来事が降りかかってくることがある。往々にしてそれは奇跡のような大きな喜びと解放がもたらされるが、同じだけの苦難と苦悩が伴う。
その辛さを乗り越えた人を、不倫だから、浮気だからと簡単に非難することができようか。
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林真理子が友人の不倫愛の実話を実名で書いた本。ある意味ドキュメンタリー。
梨園の妻で3歳の子供を持つ博子さんが20歳近く年上の世界的な写真家田原桂一さんと知り合い、恋に落ち、命がけで息子を育てた話。
彼女自身育ちも良く、センスも良く、努力家で行動的なことが梨園の妻にもなり、さらに道ならぬを成就させたのだと思うけど、自分と一歳しかちがわないことに、ただただ驚き。そしていくら夫が家に帰らないからと、息子が幼稚園の時から彼と3人で暮らす豪胆さは、舌を巻くばかり。運命の恋と言ってしまえば安っぽく聞こえるけど、最期まで愛し抜いたのだから、運命の恋だったんだろう。
読みやすく、一気読みしました。
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とても淡々と描かれた作品。
不倫なのにドロドロしておらず、しかも途中から息子さんも加わっての3人の人生になる。つまり、必要な3人の結びつきだったんだろう。
結婚ってなんだろう。運命ってなんだろう。どうしてやっと離婚して1ヶ月で病期になるのだろう。
"神様、私に何をお望みですか?"という博子さんの日記の言葉を反芻する。
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「『不倫』という言葉を寄せ付けないほど高潔な2人」「奇跡の物語」という言葉に惹かれて読み始めました。
再会してお互いに惹かれ合うところまではこれが奇跡なのかとその後のストーリーに期待していましたが、2人が結ばれてからはよくある不倫の話になってしまい残念でした。
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一体何を読まされたんだか…。って言うのが一番の感想。不倫はどうぞ お好きに。って感じですが 「一生懸命な私を褒めて」と自慢話を林真理子さんに書かせて 本にしてしまう所凄いですね
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わざわざ小説にする程の物語だろうか。
元々上手くいっていなかった夫婦、そして不倫。
子供を連れて不倫相手に会いにいくのは、なかなかショッキングだが、夫に知られても非難されない状況だったからだろう。
ママ友の不倫話を打ち明けられたくらいの気持ちかなぁ。
あーそうですかという感想。
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博子さん、素敵。
生まれ変わったら、私も、出会ってしまった人に巡り合いたい。そして、自分も美しく生まれ変わりたいなあ