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最近、何かと聞くキュレーターという職業。
これは、展覧会を企画・運営してつくり上げる人のこと。
で、この本は、キュレーターである著者がキュレーターの仕事内容、今後のあるべき姿などを説明している。
内容自体、学芸員史、キュレーター史のようなもので、
大体の流れを知ることができる。
この人たちって当たり前だけど、すごく深い知識がないと成り立たないんだなって思うことと、
作品を視る力と、ひとつの展示会にするという創造力がないとできないのだろうな。
最近は、美術館の企画展も広告がすごくうたれていたり、プロモーション活動が盛んな気がする。
これからにも期待な職業を知る上の一冊。
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日本という、芸術文化の普及には不利な土壌にあって、奮闘してきたキュレーターの事情がよくわかる一冊。ちょっと難しいけど、読めば何かを見に出かけたくなります。いや、何かの企画にかかわりたくなります。
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知らないことだらけのキュレーターの日本での現状
学芸員とは違うなん初めて知った。
現代美術は苦手な分野だけど
情熱をもって取り組んでいた人たちの
その感性を受け止められるようになりたい。
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キュレーターって言葉を見かけるようになってはきたが内容の理解まで進んでない、という問題提起から入ってく本。
日本語の「学芸員」というのはカバーする範囲が広すぎるらしい。
コンサバター(作品保存)
エデュケーター(教育普及)
レジストアー(作品の貸し借りなど)
広報やカタログの出版なども分離してるし大きい館なら資金調達などでディベロップメントって部門があったりする(p18)
…など海外では分離してる仕事が全部学芸員の範囲にはいってくるらしい。自虐的に「雑芸員」っていう人もいるとか。そらわけたほうが効率良さそうですね。
日本ではキュレーターなしでも展覧会ができるような体制が最初から整っていったっていうのも大きいらしい。キュレーターは最初からキュレーターにしか出来ない仕事が求められてるのね!
美術の展示が美術館を飛び出して、外壁とか、まちのなかにまででていくようになるとキュレーターには市とか警察とかに許可取りに行くとか地域の人の理解を得る、とかも仕事のうちにはいってきて、コミュニケーション力も求められるようになっていく。
海外でも美術館のキュレーターはなかなか外で企画展するっていうのはできない)してない?)フリーの人が多い。
分類上の「その他」に直モクした企画展もやったり、柔軟な発想で取り組んでいきたいね。
…後半の感想が投げやりに…
キーワード
開かれた図書館
ハラルド・ゼーマン
中原佑介
リチャード ゼウ
ジョゼッペ ペノーネ
クリスト(梱包の人)
クンストハレ(収蔵せず企画展中心の美術館)
ナムジュン パイク
アンフォルメル
センス(ナンスかも?)クネリス
INAXギャラリー
p73ってなにかいてあったけ
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キュレーターってどういう仕事なのか?本当のキュレーターとは?それよりも日本の学芸員は一人で色々なことをこなしていることにびっくりしました。
学芸員・キュレーターの歴史から詳しく書かれています。アート勉強していないので知らない作家の名前がわんさか出てきてその辺は頭に??がいっぱいでしたが、非常にわかりやすいまとめられ方なのではないかと思います
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旧来の美術館は「美術の墓場」。
2000年代からの課題は「開かれた美術館」。
それはポンピドゥーセンター開設時の美術館像。
コレクションの展示ではなく、企画を展示する場としての美術館に。
企画実行最高責任者であるため、キューレーターは美術館に1人しかいない。
1970年、上野公園の歩道を全て布で覆うというクリストの世界初のプロジェクトは公園管理者の「通行人が布に足をからませて転ぶ」との反対で中止になった。
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キュレーターの歴史を知れたのは面白かった。
誰かがこんな風にまとめていって、発表していかなきゃいけないんだなぁと感じた。膨大な資料から細やかに変遷を追ったのはいいと思うんだけど、なんとなく物足りないと感じたのは私が速く読み進めてしまったからだろうか。。
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歴史をたどる面白さはあったけれど、まとまってなくてわかりにくかった。
表とか目に見えるものもっとあればいいのに。
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とってもよかったです。キュレーターがどういう仕事か、日本では一般の人にはよく知られていないので、こういうきちんとした本で知らされるのはとても意義があると思いました。しかも引用元や資料など注付きで明記されていて、とてもよい本づくりだと思いました。しかも非常にわかりやすいです。
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欧米のキュレーターの仕事が展覧会の企画や資料の調査研究にほぼ絞られるのに対して、
日本の学芸員(キュレーター)は何でも屋だそうです。
ここでも日本の特徴である非分業型がみられて興味深いです。
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日本で、「キュレーター」がどのように変遷してきたか。
国内外の事例がふんだんに引かれ、非常にわかりやすい。
最後の中原佑介さんの東京ビエンナーレにまつわるインタビューは、1970年当時の熱が伝わり面白い。
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戦後以降の美術館と学芸員やキュレーターの歴史。
まとまりもなく、仕事は色々あるという記載はあるが、具体的な仕事やあるべき形を語るなどタイトル通りにして欲しかった。