オグリキャップのサクセスストーリー
2021/12/29 20:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:へもへものへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直、競馬には興味が無いし知識も有りません。
そんな私でも「オグリキャップ」という名前は知っています。
なぜこの馬がここまで有名で、ここまで人気になったのか?
この漫画を読めば、その理由が分かるのではないかと思います。
投稿元:
レビューを見る
アニメにおいては背景で大食いしているよく判らないウマ娘という印象の強かったオグリキャップ
いや、本作でも大食いしている点は変わらないのだけど、それと同じくらいインパクトを持って描かれているのは彼女の走りに対する意欲だね
小さい頃は立ち上がることすら難しかった身の上だからこそ、走ることの喜びを感じている。その走りを極めようと努力を続けている
そんなオグリキャップだからこそ、スターを求めていた北原の目に止まったのかもしれないね
というか、地方で燻っていた無名の存在が人々を驚かせる活躍を魅せるというだけでも主人公性に溢れているというのに、オグリキャップはその癖の強さからいろいろな意味で主人公要素に満ちているね
走る、というその一点を突き詰めたようなその姿はもはや美しいとまで言えるもの
けれど走る事が目標と動機になってしまっているが為にそれ以上の熱意を何処まで持てるのかという問題も生んでしまう
それが明確に出てしまったのがフジマサマーチとの対決レースだね。マーチはオグリを警戒しライバル宣言までしていた。けれど、オグリは相手の熱意を感じ取ることはなく、更にはボロボロの靴で走ってしまうほどに勝負にかける自身の熱意も欠けていた
それはマーチの苛立ちを増すものになってしまったようで。一方でオグリ自身に少し何かを改善すれば勝てたかも知れないレースで負けたということから悔しさを覚えさせるものになったようだけども
そして万全の状態で挑んだレースはまるで当たり前のように一位を取ってしまったオグリ
そうした走りがオグリの邪魔をしようと考えていたノルンの心を変えさせるというのは面白いね
それこそスターの所業と言った所
ウマ娘のアニメは2期ともに視聴したけれど、実際の競走馬に関する知識はまだまだな自分にとって地方の競馬場で静かな躍進を始めたオグリキャップがどこまで力強く走っていくのかと興味深く感じてしまう
まずはライバルや目指すべき目標を手に入れて、マーチとの再戦に挑むオグリが何処までの走りを見せてくれるのかと期待してしまうけれども……
投稿元:
レビューを見る
ゲームではまだお迎えできてはいないけど、イベントやレースのそこかしこでお会いしているオグリちゃん。トレセン学園の日常生活における、どこか茫洋として捉えどころがない性格や、喰うか走るかの二択だったりするあたりは、ゲーム内の彼女を髣髴とさせて良いですね。そして、笠松トレセンでの日々。レース場面では、デビュー前から壮絶な走りを見せて、他のクラスメイトをどんどん圧倒していくさまが素敵。トレーナーもなんだか燻し銀なおっさんだし。金華山から見下ろす景色は、信長も愛した「天下一」の風景。この後も駆け抜けるんだろうねえ。
投稿元:
レビューを見る
オグリキャップかっこ良!
ウマ娘のデザインの可愛らしさそのままに、青年漫画タッチでの格好よさ美しさが表現されており、競馬×美少女ソシャゲもののスピンオフとして隙がないかと。ウマ娘達が走る姿の奥に馬体が見えた気がした。
派生作品のトレーナーさん達は皆好きだな。
投稿元:
レビューを見る
馬を美少女擬人化した漫画ウマ娘なのですが、
これはもはやスポ根漫画!
熱いレースとライバルとの関係
涙無しには見れない感動ストーリーで
競馬を知ってる人も知らない人も
楽しめる一冊です!
アニメではスペシャウィークや
トウカイテイオーが主人公でしたが、
このマンガはオグリキャップに
スポットライトをあてており、
地方競馬の頃からのストーリーが展開されています。
投稿元:
レビューを見る
「次にくるマンガ大賞2021第2位」競走馬を萌え擬人化大人気ゲームのコミック版は地方笠松出身芦毛オグリキャップがいよいよライバル芦毛はタマモクロスとの直接対決へ
投稿元:
レビューを見る
地方の中堅学校ーカサヤマトレセン。
一頭の芦毛のウマ娘オグリキャップを中心に
動き出すこのトレセンを描く物語。
膝が動きにくいという先天性の身体障害を持った
オグリキャップ。しかし、母親の毎日何時間も
渡るマッサージで逆に柔らかい膝を手に入れた。
そんな過去を持ったオグリキャップだからこそ
走れるということは奇跡ということを
実感できている。そんなシーンが印象的であった。
(走れるから走るー当たり前のようだが
足を自由に動かせないこもいることを
忘れては行けないと改めて実感した)
ライバルと切磋琢磨し、東海ダービーに出る
約束を果たそうとする姿に感心した。
投稿元:
レビューを見る
1巻時点では、「オグリキャップを主人公とした物語」というより「オグリキャップというバカ強い存在の同期だったりトレーナーだったりする人々が、その強さを見せつけられたときに思う感情を描いた群像劇」という印象。
そういう方向性の主人公は好きだけど下手したらただの説得力のない主人公無双になっちゃうから難しいなーってところなんだけど、オグリキャップはちゃんと「史実」だけじゃない「この作品の中で強い存在」としての説得力があるのが良いよね。普段のぽやぽやした天然っぽい感じも可愛い。
投稿元:
レビューを見る
ウマ娘どころか競馬すらほぼ知らずに読みましたが、あまりにも王道すぎるスポーツマンガで良い意味でイメージ裏切られた。このキャラの見た目で血と汗と涙のストーリーを展開させるのか