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第1章 私の音楽の源泉―満州・上海と広島時代
原風景
隣の部屋から聞こえてきたワーグナー
ラジオでなじんだクラッシック音楽
作曲家の道を選択
ケンプとの出会い
第2章 東京へ―ラジオ東京勤務
ハードと表現の進化
第3章 ウルトラセブン
作曲、選曲、効果の役割分担
作曲・少しでも材料を集めて活かす
作曲の工程
シューマンのピアノ協奏曲
第4章 TBS退社から現在まで
老後を迎える世代の方へ
第5章 クラシック音楽と私
仕事で・楽しみで聴く音楽
特別談話 「冬木家で育った私の幼少時代」岡本舞(俳優/冬木透・長女)
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「ウルトラセブン」の作曲家として知られる冬木透氏の半生を青山通氏のインタビューをもとにまとめたものです。普通に半生を追いかける内容ではなく、後に作曲される数々の名曲へ、冬木透氏の経験がどのように影響を与えたか、ご本人の考察も読めます。ウルトラシリーズに関しては、かなり細かい当時の録音状況などもあり、とても興味深い内容になっています。本書を読んだ後だと、楽曲を聴くときの楽しさが数倍に増します。
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なんでアルテスのソフトカバーでなく新書なんだ、なんで講談社でなく集英社なんだ、と思ったが、内容自体あまり濃くはなかったので、まぁ、そんなもんか、と。
収穫は、セブンの収録に猪俣猛が参加していた、という話。
セブンの主題歌は、個人的にはホルンよりベースとドラムスの印象が強い。(クラシックよりジャズの方に寄っている、と思う)
で、そうか猪俣さんだったのか、と大いに納得。
ベーシストの名前は出てこないけど、荒川康男とか判りやすい名前が出てくれば、さらに納得力がUPしていたんだけど。