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全体としては星は四つなんだけどラストのページが衝撃的で星五つ。
次巻はどうなるの?いつでるの?!。
未だに放火の黒幕がなぞのままで、気になる。
本屋や出版関係の本が流行ったり、妖が流行ったり色々の題材にも流行り廃りがるように、最近は後宮が流行りな様子。
その中でもこのシリーズは骨太で、しっかりと検死ついても宦官についても描かれており、読んでいて面白い。
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今回は虐待死や悲しい死の検屍が多くて(-"-;A ...アセアセ
まぁシリーズのテーマ的にこういう事件もあるのはわかっているんですが、創作でも幼い子供が虐待されて殺されるのは嫌だな。
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ここで、ここで終わるのですか⁉︎
延明と桃花のフワフワしたいい距離感にほっこりしていたらまさかのこんな引きになるとは。次巻が待ち遠しい。
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前巻から引き続いた事件が絡んでいて、一章ごとに死体が出る殺伐さは後宮モノらしさを感じます
全てが微妙に絡み合いながら、一つずつ解決はするものの、真相も黒幕もまだ見えない
衝撃のラストにもう続刊が待ち遠しい!
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ようやく二人が少し歩み寄れたと思った矢先、ラストにとんでもない爆弾が。
ああ、あの歩み寄りは、次回の桃花への発破だったかと愕然とした読了。
閑話休題。
前回から引き摺った金剛の件は、黒幕は未だ分からずも意外な結末に。
一方で後宮ではまた謎の多い殺人が。
今回は形は違えど親子の絆を考えさせられる事件が多かった。
帰蝶公主の件は特に胸を締め付けられた。
まだ八歳なる少女への加害者のえげつなさがもう吐き気を催すほど。
直接的な犯人より、彼女をそこまで追い込んだ奴らが本当に……しんどい。
今回も事件は表面的な解決をしつつも、裏では何かが進行中。
序盤に出てきた人物が終盤の事件に関わってきて、最初の事件と繋がるのは、前回でも見た構成で「おお、ここでこう来るか!」と不謹慎ながら楽しくなってしまった。
そう思った矢先に、冒頭で述べた爆弾である。
裏で進行していた何かが、これまでのフラグをきっちり回収した模様。
これは、今からハラハラしながら続きを待たねばならないという。
桃花、寝ずにこの危機を脱出できるだろうか。
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第2巻の感想を書かぬまま、第3巻を読み始め、3巻の感想から記す始末・・・。
後宮ミステリの3巻目。事件が事件を呼ぶというか、ものすごく事件が入り乱れる展開で、正直、この調子でついていけるかしら、と不安になり始めた。次巻に手を出すかは要検討。
3巻は皇帝の寵妃である梅婕妤の乳母・曹絲葉の変死体が死王事件の舞台となった三区で見つかるところから物語が始まる。皇后派である掖廷令・延明は捜査を始めるものの、身投げによる墜落死であると早々に結論づけて捜査を終わらせようとする梅婕妤側の抵抗に遭い難航する。延明たちは逆説的に身投げではないと考え、検屍の心得のある桃花に検屍を依頼する。
かつて梅婕妤の女官であった桃花を含め、曹絲葉を知る女官たちは異口同音に身投げなどするはずがないという。それも幽鬼の噂が未だ残る三区で。
この物語の序盤で、点青が放つ一言が、私の感想とぴったり一致。
「よくもまあ、つぎからつぎへと。最近やたら人が死ぬじゃないか。これもまた『死王』のしわざだってか?」(p.12)
巻数を重ねるごとに、事件発生率が高まりどんどん複雑化しているように感じるが、死王の事件からずっと続く後宮をめぐる大きな陰謀が背後にあり、とっ散らかりすぎているかといえば、そうでもないような気もする。今回も、殺人事件は3件。それが、前巻までの事件も物語に出てくるから、なんだかやたらめったら事件が多いと錯覚してしまうだけなのかもしれない。
梅婕妤と曹絲葉、公主である帰蝶と薇薇。梅婕妤を思うあまり敵陣営である皇后の護符にすら頼ろうとする絲葉に対し、豹変した帰蝶よりも自分への評価を気にするあまり手をあげてしまった薇薇。受動的に後宮から解放される日をただ待つだけの桃花と、目標に向かって少しずつ歩み出した延明。いろんな対比が出てくる。
宦官だったり、女官だったり、後宮だったりという事情のために自分の思い通りにならず悶々とする人々の物語でもあるワケだが、同じようなことが繰り返されているような感じがして、少し読むのが面倒臭くなってきている。
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同じ乳母と娘でもこんなに関係が違うのか、そして今とは違う人を人ではなく変えのきく歯車の一つとしか見ない昔の在り方が、ヒシヒシと伝わった。
検屍とは簡単なことではないし、汚いと言われることも事実であるが、それに誇りを持つ2人の姿が強い芯を持つ人として、尊敬できると感じた。
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後宮に仕える女官が実は検死の技術を持っていて、秘密裏に検死を行い、真相を暴いていくシリーズ。
検死女官・桃花は、淡々飄々としているようで、実は懐が深く、そして優れた検死の技術と真実を見抜く眼で真相にたどり着く。
桃花の才に気付き、彼女を使う宦官・延明は無実の罪によって宦官となり、それ故に冤罪を忌み嫌う。
この二人のやり取り、関係性もおもしろく、次巻が待ち遠しいシリーズだ。
特に3巻はすごいところで終わっていて、こう終わらせ方にしたからには、ちゃんと次を出す算段はついてるのですよね?このままいつまでも次が出ないとか、ほんとやめてくださいね、と言いたい…。最近そういう感じのYA多いから…
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本当にこのシリーズ面白い!
今回は母と子のお話が多かった気がします。でも相変わらずの女の園の後宮はドロドロ。そこで揉まれながらも目標を目指して一直線の桃花はすごいと思いました。
他人に嫉妬して、嫌がらせをして…後宮だからこその事件が多く、特に帰蝶公主の事件の真相には心が痛くなりました。
同い年で、まだ物の善し悪しもそこまで分かっていなく、止める大人もいなかった…帰蝶公主が一言「助けて欲しい」と言えば起きなかった事件。言えない気持ちの方がわかるので、悲しい気持ちになりました。
途中辛すぎて何度も中断しましたが、才里と亮の登場シーンに戻ったりと救われました。亮には幸せになってもらいたいな。
登場人物達も前向きに頑張っていて、素敵だと思います。桃花も前向きな気持ちのラストでこのまま終わるのかと思いきや、最後の終わり方に叫びました。
次巻で物語が大きく動き出します。続きが気になってソワソワします。
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検死以外には全く興味もやる気もない桃花の心の内が垣間見えた。延明いい仕事したね。
と思ったら最後のページで爆弾。ええーー。早く幸せになっておくれ。
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今回も死体がもりだくさんの後宮検死ミステリ第三弾。愛憎渦巻く後宮の閉塞感と、力を持つ者と持たない末端の者たちの格差。
それは後ろ盾の弱い妃や公主も含まれる。
男児を産めば権力争いに巻き込まれ、公主であれば捨て置かれる。
そんな同じ立場だったはずなのに、妬みによって変わる関係。
自分がみじめだからこそ、より下の者を見下す者たち。
それは母の愛にも表れる。
そして最後に衝撃的な出来事が。
未遂ではなくて呪殺の罪ということは…?
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『薬屋・・・』類似の中華後宮ファンタジー.ついに第3巻も読んでしまった.推理要素は本編の方が強い.既刊は本書までだが,ちょうど良いところで(つまり次が読みたくなるところで)終わっている.来月発判の第4巻を買わねばならない.
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検屍女官の3作目。
複雑すぎてついていけない。
それに、検屍官の話だから仕方ないが、
次々と人が死にすぎ。
いかに疎まれたとはいえ、
公主が行方不明の上殺されていたとは、
後宮はこんなに物騒なものか。
寵妃の乳母が墜落死体で見つかった。
前作の火事の件も尾を引いているし、
若い妃の解任もからんでいるのか。
桃花の敬愛する検屍官だった祖父は、
同じく検屍官の父に殺されたらしい。
それゆえ桃花は何としてでも検屍官の妻となって、
検屍を行いたいと望んでいた。
その技を生かしたいと延明と分かり合え、
良かった、良かったと安心して、
最後のページのクリフハンガー、
皇后と延明が投獄というところを見逃すところだった。
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止まっていた時間が動き出して良かった反面、更に悲劇が起こりそうでなんだか怖い。
毎回弱い者が犠牲になるが、今回は特につらかった。
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なんだかんだで1作目からの続きなので、登場人物が追い切れない(中華系の名前が頭に残らない)です。
今回も愛憎渦巻いての策略あり、権力、腐敗がすごいです。母娘関係についても思うところがあります。
今回は桃花が忙しく検死に駆り出され物語も進んでいくので、あまりぐうたらな感じはしませんでした。
そして、ラスト3行が衝撃過ぎて次作が気になります!