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食堂かたつむりをちょうど出すころのことが書かれていた。
忙しくもうれしい、そして毎日を大切にしようとされているのが伝わってきた気がする。
疲れたときのリラックス方法など、自分のことを知っている人だなぁといった印象。
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小川糸さんの素敵な生活には惹かれますがところどころで価値観の押し付けを感じる部分があり評価は低いです。
皆も〜すればいいのに。などという発言が多く、他人の事情など一切考えていないような気がしてなりません。
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あんまりバードウォッチングに行きたいので、帰りに、近所の雑貨屋さんで、鳥グッズを買う。
ノートと紙ナプキン。
見ているだけで、ちょっとした、バードウォッチング気分。
山ふくのお母さんが、帰り際、お店の葉書をくれたのだけど、そこには、すでに切手が貼ってあった。
そういう心遣いに触れたのが初めてで
私はいまだに、その葉書を見ると、おいしかった記憶と優しさを思い出して、泣きそうになってしまう。
ずっと大事に、宝物にしよう。
(以前はクールダウンする時に1人で入るのはカフェだったけど最近は居酒屋になったという話)
私が好きなのは、客層がよくて、料理がおいしく、タバコを吸っている人がすくない品のよい居酒屋。
そういうお店は、たいてい、創業何十年という歴史がある。
ほとんど飲めないけれど、一人の時は、熱燗を頼む。
そして、少し贅沢な肴を数品オーダーし、ゆっくりと堪能する。
誰かと一緒だと話に夢中になって周りの様子が見えないけれど、一人だと、人間観察ができる。
お茶をはじめたいなー
『自給自足』という雑誌?がある
同じ素材で同じ作り方をしても、決して同じ物にならないのが、料理の楽しいところ。
そこには必ず、その人らしさが出て、その人にしか出せない味になる。
沖縄の石垣島から船で1時間の波照間島ってとこがすーごくいい
民宿一階のジェラートは泡盛味や黒糖味があって絶品らしい。行きたいなー
石垣島の辺銀食堂
同じ一日でも、あぁ疲れたー、と思って終えるのと、あぁ気持ちいい、と思って終えるのとでは、全然違う。
*・*・*・*・
相変わらずいい暮らし。
なんだろう、この、優雅な感じ、と思ったら、大学生である今の生活に似ていて、糸さんはもちろんお仕事してるんだけど、そのゆとりは本当にうらやましいなとおもってしまう、シューカツ生だもん。
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忙しくなった著者に替り、ご主人が食事の支度をしてくれる…という内容の説明だったので、様々なメニューが紹介されている本なのかと思ったら、そういうエッセイは一本だけで、あとはいつもの小川さんの日記だった。
悪くはなかったけれど、少し裏切られた気分。
勝手に期待した自分が悪いのかもしれませんが。
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『食堂かたつむり』の後に『私の夢は』と続けて読んでみた。
文章の雰囲気が『食堂~』とそっくりであることにびっくりした。著者の食に関する語りも『食堂~』の主人公にそっくりでびっくり。
おそらく、非常に完成の豊かな方なのだろうけれど、文章のところどころに感じられる頑ななこだわりと強固な正義感のような著者のポリシーについていけない感じがした。
私が『食堂~』を好きになれなかったのは、著者と価値観が合わないからなのかもしれない。
ご主人に食事を作ってもらい、そのユニークさを説明してくれるのはいいけれど、「でも台所の主導権を握るのは永遠に私」っていう言葉をさしはさむ必要はなかったのではないだろうか。なんかその一言で著者の意地悪さを感じて素直に読めなくなってしまった。
著者が都合のつかないときに食事の支度をしてもらったうえ、読む限りでは味も良かったみたいだから「自分ではこういうものを作ることはないがユニークで面白い」という感想だけで十分だと思うのに、こんな出版物に残るように「お前はあくまでサブだ」みたいな宣言されて、件のご主人は気分を害したりしないのだろうか。
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ペンギンと暮らすが良かったのでこの本も読んでみた。
なんかお仕事の話しとかが多くて宣伝ばかりだなと…
食べ物の事が書かれたエッセイは好きなのでよかったけど、ペンギンと暮らすは日常のぼのぼのするお話しが多くて好きだったので少し残念でした。
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何気ない日常のエッセイ。
丁寧な暮らしぶりがよくわかる。
作品のもとはこんな暮らしぶりからきているんだなぁと改めて実感。
心が落ち着く1冊。
幻冬舎文庫 カバーデザイン、イラスト 榊原直樹
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久々にこんなに中身のない本を読んだので思わずレビュー。
小川糸さんは小説家だそうですが、正直物書きの方にしては文章が少し稚拙な気が……。
ほのぼの系、日常系エッセイというにも無理があると思います。
一般人の日記と言われたら納得しますけど。
初めて読んだ著者の作品がこちらで他の作品のことは何も知らないので
色々とやかく言うのは憚られますが、売れっ子作家ならこの程度の内容でも本にできるんでしょうか。
とにかく中身がないです。ページ数も少なければ内容もペラペラ。
それなのに読むのにものすごく時間がかかってしまい、疲れました。
話の途中で急に「ペンギンがペンギンが」と言い出すから何のことかと思えば
ご主人のことだそうですね。小川糸さんファンの間では知れ渡っていることなのかもしれませんが、何も知らない状態でいきなりペンギンペンギンと言われたら困惑します。
何も知らない読者のために、少しでも良いから説明をつけてほしかったです。
それにしてもどうしてご主人のことをペンギンと呼んでいるのでしょうか。
特に面白くもないしカワイイとも思わないしセンスがあるとも思えない。
ペンギンのように愛らしい存在ってことですかね。知らんがな。
『ペンギンの台所』というタイトルをつけるくらいだから
ご主人の手料理の話が中心なのかと思いきや、全くそんなことはなく。
ペンギンの料理の話は申し訳程度にちょこちょこ挟まれているだけ。
小川糸さんの忙しくも充実している日々のことが延々と綴られているだけです。
確かに日記エッセイとは書いていますけれども、本当にただの日記。
本人と身内と友人知人と熱心なファンくらいしか興味がないだろうと思うような内容ばかり。
その文体もどこか上から目線の語り口調で、行間に著者のプライドの高さが垣間見えます。
とにかくツッコんでいたらキリがない。例えば
・プロのフードスタイリストが作った料理を見た感想で
「わたしが作るのより、ずっとおいしそう」
って、そりゃそうやろ。比べるのも失礼。
「私が作るものとは全然ちがう!」ならまだわかるんですけどね。
・宮部みゆきの本を読んだ感想には
「ラストの終わり方がよかった」とありますが
「ラストの終わり方」ってなんやねん。
ラストと終わり方は意味一緒じゃい。
・「十代の頃、近しい人に、『マシュマロナイフ』だと言われたことがある。
マシュマロだと思って食べると、中にナイフが入っている、という意味らしい。
私自身は、ナイフを隠しているつもりはないんだけど……。」
マシュマロの中にナイフが入っているからマシュマロナイフって、意味そのままやがな。
マシュマロのようにふんわり優しくて可愛らしい人かと思ったら、意外と鋭い一面を持っていたとか綺麗な薔薇には棘があるとかそういうことを言いたいのかなんなのかよくわかりませんがマシュマロナイフというキャッチフレーズご自身でとても気に入ってらっしゃるのでしょうか。マシュマロとはずいぶん可愛らしい表現だ。
私にはマ���ュマロからナイフの剣先が突き出てしまっているように感じましたが。
「私自身はナイフを隠し持っているつもりはない」と仰ってますが、ナイフを持っているのはご自分でもわかっているはずです。うまく隠しきれてないですから。
他にも、ちょっと良い扇子を買えば
「みんな扇子を携帯したら、電車やバスの温度も、あんなに冷やさなくて済むかもしれないのに」と書いていたり
ご自身の移動手段がほとんど徒歩か自転車だからといって
「もっと、車に乗らない努力をすればいいのに」となんだか的外れなことを書いていたり
ああ、いるいる……。
こうやって自分の思っていること・言っていること・やっていることが
全て正しいと思い込んでいて、優越感に浸って周りにアピールする人。
こういう人を見ていると、正直しんどいです。
扇子を持っている人なんて著者以外にもたくさんいるだろうし
今突然一般人が車に乗れなくなったら公共交通機関は今以上に混雑するでしょう。
それにそこまで車を否定しているのなら、著者は車ならタクシーでも絶対に乗らないんですよね?
もし著者がなんらかの車に乗っているのを目撃したら、私なら二度見しますよ。
著者の言う地球にやさしいことは、とても良いことだと思うけれども
なぜか全く心に響いてきません。全て上滑りの言葉に聞こえてしまいます。
携帯電話を持たないことを何度も強調されているので、よほどそのことを
誇らしく思っていらっしゃるのかな~なんて考えてしまうのですが
人それぞれなんだし、別に持ってないなら持ってないと書くだけでいいのは。
何かにつけてアピールするほどのことでもないかと。
そしてところどころ肝心なことが書かれていなくてすごくモヤモヤします。
ペンギンが愛してやまない作家さんが誰なのか気になります。
別に名前伏せなくてもいいような気がしますけどね。
作家の名前を書かないんだったら最初からそのエピソードも書かないでほしかった。
本にして出版しているのに読者に何を伝えたいのだかさっぱりです。
他にも植木市ですごいおまけをしてもらったと書いてあるけど
具体的にどんなおまけをしてもらったのか書いてないし。
料理の感想を書いても
「どちらも、幸せ―、と叫びたくなるようなおいしさだった」とかえらくピチピチしていて浮足立った文章ばかりでしたが女子高生でももっとマシな文章書けると思います。
どこもかしこも「すごいと思った」とか「とても素敵だった」とか「改めて思いました」とかプロの作家とは思えないほどワンパターンな表現ばかり。どう美味しかったのか、どこがどう素敵だったのかが知りたいのに。
ペンギンが作ってくれた中トロのまぐろ丼について
「まさにトロトロで、おいしかった」
とこれまたしょーもない(失礼)ことを書いたあと
「私だったら、絶対にトロは買わない」って、なんじゃそりゃ。
そのあとこちらが息つく暇もなく
「お味噌汁のお豆腐は、絹。私だったら木綿を入れる」
と書いてあって、アンタはいちいち「私だったら~」と最初に付けな話ができへ��のかい?
あーこういう人もいるいる、色々話してても結局全部「私が私が」って自分の話にもっていかなきゃ気が済まないような人。
「ペンギンが作ってくれた中トロのまぐろ丼はとろけるようなおいしさで、お味噌汁のお豆腐は絹でこれもおいしかった」
だけでええやん!!いちいち「私ならこれは選ばないけど」って謎の主張せんでもええやん!!なにが言いたいんやお前はーーーーっ!!!!!!
そしてペンギンが料理に精を出しはじめたことに感謝しつつも
「もちろん、台所の主導権は、永遠に私だけど」
とここでも存分に「私」の存在をアピールしてから締めくくる。
なんだかここまでくるとペンギンの存在が哀れにすら思えてくる。
そもそも尊敬している人にペンギンなんてあだ名付けないだろうしな。
著者とペンギンが幸せならそれでいいけれども。
気になったのですが、一つの文章に「、」が多すぎると思います。
それが著者のスタイルなのでしょうか。
著者がこの本を書いた時いくつなのか知りませんが
「人間観察が好き」なんて堂々と言えちゃうところといい
「私はふだんあまりジェラートを食べたりしない方だけど」というどーでもええわ知らんがなと言いたくなるようなアピールの多さといいもうツッコみたい文章が多すぎて最後はこちらが脱力するしかありません。世の中の大半の人々はあまりジェラートを食べたりしない方の人だと思います。
最後の方で著者はボサノバを聴くのが趣味らしいとわかり、なんとなくそれで全てが腑に落ちたというか納得しました。そして悟りました。この作品と著者にツッコんだ方が負けなのだと。ボサノバを馬鹿にしているわけではありません。
すみません、このレビューが何言ってるかわからないですよね。
はあ、疲れた。
行間多いし文字数もそんなに多くないし168ページしかない
日記調のエッセイなのにこんなに精力を吸い取られる本は初めて読みました。
「地に足をつけて~」という表現がお好きなのか文中によく見られましたが、まず地に足を付けてほしいのはあなたのその文章。
さっきも書きましたがこの作品は小川糸さんの大ファンの方とか
身内の方とか、友人知人の方なら楽しんで読めるのではないでしょうか。
私はこの方の文章にも世界観にも話の内容にもまったく馴染めなかったです。
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小川糸さんの何気ない日常のエッセイ集。いつものことながら、ほのぼのとさせていただいています。ゆっくりとした時間の流れを感じたい方にオススメです。
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フォローしている方のレビューが面白かったので読みたいと思っていましたが、ようやく手に取ることができました。
つねにまわりへの感謝を忘れず、執筆にサイン会に友人付き合いに一人旅行と、仕事も趣味も充実していることが嫌でもよく分かります。
すてきな日々をお過ごしなのだろうなとは思うのですが、反面、どこか仮面を隔てて筆者と向かい合っているような距離感を感じてしまいます。ほかのレビューで「決めつけ」などと書かれている部分は筆者の意見ということで気にはなりませんでしたが、この仮面を隔てているような感じはどうにもしがたいのです。明るく書かれてはいるけれど、読めども読めども筆者のことがよく分からない、迷路にほうり込まれたような心地になりました。
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感謝を忘れちゃいけないと気付かされる。
自分の良いと思ったものに信念を持っている。
読んでいてちょっと頑固な人かもしれないと思ったけど好感を持った。
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一作目に読む本として完全にチョイスを間違えた。
たぶん著者のブログ?を本にしたものなので、本の宣伝とかとりとめのない文章が多くて何も頭に残らなかった笑
ペンギンって誰???というレベル。
でも「ナチュラルなものが好きそう」というのは何となくわかった。
今度はちゃんと作品を読もう・・・
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苦節10年の末に、小説『食堂かたつむり』でデビューを果たした著者。執筆、サイン会、取材と怒涛の日々を送る彼女に代わって、ペンギンが台所デビュー。まぐろ丼、おでん、かやくご飯…。へとへとで家に帰っても、ペンギンと食卓を囲めば一瞬にして元気になれる。心のこもった手料理と仕事を通じての出会いに感謝する日々を綴った日記エッセイ。
改めてペンギンことだんなさまを検索したら,浜省と縁のある方だったのですね。
食べ物の描写がいい感じ。
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ペンギンエッセイシリーズ2作目。
1作目と変わらず、やさしくて読みやすい文章に癒される。
今回は食に関する本の紹介もされていて、読みたい本との出会いもあったので、2倍嬉しい。
『ベーコン』(井上荒野)、『ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし』(辺銀愛理)、早速読みたい本リストに登録。
紹介されていた食堂にも、いつか行ってみたいなぁ。
石垣島の辺銀食堂、tocoro cafe、ココファーム。
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20190206 この人の書く文章には温かさがあって好きだ。手紙を読んでいるような気持ちになる。自分も久しぶりに気になる人たちに手紙を出してみたくなった。心を見つめることにもつながりそうなので是非実現させようと思う。