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前作「ナスティ・パープル」の続編。
エージェント・スミスと名乗るテロの容疑者に、あっさり騙されて、群馬の山中で拘束される夏希と織田。目の前には時限爆弾があり、もはやこれまで…と言うところで、前作が終わっていたが、いきなり爆弾がダミーで肩透かし。
何とか手錠も外し、脱出に成功する二人だったが、容疑者と思われた長野のアジトにはエージェント・スミスの痕跡はなく、夏希と織田の捜査は空振りに終わる。
失意のまま、本部に戻る二人だが、居残り班から、エージェント・スミスは二人組で、ハッキングをする人間と、拉致の手際の良さから元警官に疑いの目が向けられるが、これまたあっさり該当者が浮上。
夏希たちを拉致した後の逃走時にも、Nシステムに移っており、簡単に犯行に使われた車両が発展。
車両の所有者から、あっと言う間に犯人に辿り着く。
犯人のアジトが藤沢だったこともあり、お馴染みの江ノ島署の加藤も登場。ついでに小川とアリシアも登場し、ラストは凶悪犯を追っていたはずなのに、何故かお涙頂戴ものに変化。
ハッキングの混乱もあっさりし過ぎていて、せっかく話を複雑にしても、ご都合主義で事件が動いていくので、何だか拍子抜け。
容疑者の身内が、同じ部隊の中にいても気づかないとか、絶対にない!
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夏希のシリーズはこのところ2か月連続刊行が基本になってきています。これまでは1つの時間軸の表裏みたいな構成が多かったですが、今回は単純に前後編になっています。
やられっぱなしだった前編から、後編は小さな糸口から解決に至ります。
前編でも感じましたが、夏希の存在意義が薄れてしまっている気がします。後編ではミーティングで意見出しはしていますが、ストーリー的にはほぼいるだけになってしまっています。
警察庁に異動という形なった今回のお話ですが、今後はどう展開するんでしょうか。
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前巻からの続き。前巻で犯人に翻弄されながら監禁されてしまった真田と織田。そこからの脱出劇が早すぎる気がした。また、犯人も前の作品のようにギフテッドの子ども。さらには、その子供を使った父親の方の動機もちょっと理解し難かった。
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前回の続きです。
解決編は一気に話が進みました。
事件を追うことの展開が早く、クラッキングの混乱や心理学を駆使するような様子は少なく設定が生かしきれていない印象がありました。
最後はいつもの面々が集って解決となり、シリーズとしての安定性は抜群です。
少し前のゴールド/シルバーでも同じようなハッカーの設定だったなぁと思いました。
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犯罪が昔とは違い、サイバー犯罪が多くなってきているんでしょうね。
サイバー特別捜査隊で織田と共に活躍する真田夏希、
今回は二人で犯人の罠にかかってしまったので、どうなるかと心配でしたが無事に乗り越え、犯人逮捕も出来ました。
これからのサイバー特別捜査隊での話が楽しみです。
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続きが気になりすぎて直ぐに買ってしまった
イリーガル・マゼンダ
もっと織田さんとのやり取りがあって欲しかった〜
内容は、そういうパターンか〜という感じ。
新しい!とはならなかった。
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警察庁のサイバー特別捜査隊の隊員に選ばれた心理分析官の真田夏希は、着任早々、日本を揺るがす犯罪者と対峙することになった。エージェント・スミスと名乗る犯人は、銀行システムから、鉄道、航空にハッキングを仕掛け、サイバー特捜隊を窮地に陥れる。そして、隊長の織田とともに犯人を追う夏希は、巧妙な罠にかかり、囚われの身となってしまった。果たして二人は、絶体絶命の危機を脱し、犯人に迫ることができるのか。
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2ヶ月連続刊行された2作続きの長編。
シリーズ13巻(パープル)で新たな展開になり夏希が警察庁に移動。新しい仲間と新しい部署で事件に立ち向かう。
夏希が移動になるとはちょっとびっくり。ここまでの仲間達に思い入れがあるから移動と知った時の気持ちは夏希と同じ。でも感傷に浸る時間もなく事件が逼迫。
ここからがマゼンタになり、私がパープルから引っかかっていたこととさらに気になることが明らかになって事件は解決へ。
シリーズものの安定感と新しい風も入ってマンネリもないから長く愛されているんだろうなと思います。
そして毎回タイトルの色の意味を調べるまでがセットです!