投稿元:
レビューを見る
殺人被害者の霊が観える刑事と法医学教室の執刀医が、手を取り合ったり疑いあったりしながら事件を解決するお話。
今作では自殺に偽装した殺人を暴いていますが、ちょっとした違和感を解剖することでより明らかにしていく感じです。
それほど解剖シーンは多くないです。
投稿元:
レビューを見る
幽霊の見える新人刑事とのバディものとあったので、もっとフワフワした感じなのかと思ったら、ガッツリ解剖学観点からの実証と捜査、登場人物全員が犯人かのようなミスリードもあって、グイグイ引き込まれました
後半のもしかして、というヒリヒリするような追い詰められ方にも楽しませてもらえました
とても面白かった!
まだ過去の事件の真相も明らかになっていないし、続編が待ち遠しいです
投稿元:
レビューを見る
仄暗い闇纏う感情が最初から最後まで消えず、謎めくままに燻り次なる展開へ、といった感じでした。次作バリバリな繋げ方なので、今作だけと踏まえると少し物足りなさはあり。
美人で才覚ある解剖医。だがゴスロリで無口無表情といったクセのある霧崎さんは、登場から魅力を感じる描かれ方。
中々に掴めない言動で、まだ今作では謎も多く踏み込んで深堀りされてはいないのですが、静のみかと思っていたらカッコイイ動なるシーンもあるという所を披露してくれるので、そのギャップが良かったです。
疑惑だらけの人物達が多数出てくる中、途中途中で挟まれる犯人の心理描写があり、読んでいてあれこれと推理が楽しく、先を急いで読みました。
事件の核心に向かう終盤はやや一気に色々詰め込まれてきた感じを受け、情報整理やある人物の疑惑や本音たる心情吐露と今回の事件、その過去エピソードなど、繋がりが頭の中で上手くまとめられず少々混乱(頭の回転が鈍い故/笑)
まだ祝依さんとの関係もこれからといった感じで、霧崎さん自身の事件の真相もまだ解明されていないので次作の展開でどう動くのかが気になります。
祟られ屋シリーズファンには嬉しいサービスがあり、彼らに会いたくなりました。個人的には祟られ屋の方が好みなので続刊希望します!
投稿元:
レビューを見る
殺された人の幽霊が見えるという答えがわかった状態からそれをどう証明されていくのか、その事件からのストーリーの展開が面白くてどんどんページが進みました。また、SNSも絡んだことでリアルな生々しさも感じました。
次作も買いです。
投稿元:
レビューを見る
いやー、面白かった!
途中犯人は絞れたけどそれでも面白い!
犯人が絞れて、犯行動機がわかっても展開が読めなくて夢中で読み進めました。ゆったりと進んだストーリーが途中からスピードアップすると緊迫する展開のスピード感と相まって本当に面白かった。
読んでる最中に面白いって何回言ったかな。
これは続編もあるかな?と期待してます!
投稿元:
レビューを見る
幽霊が見える新人刑事と解剖医によるバディ?もの。
解剖や法医学メインではなく、霧崎先生の推理力によるところが多いかなといった感じです。現代のネットニュースや報道について考えさせられます。
後半はすごくテンポが速くなり、あっという間でした。
まだ霧崎先生の過去の事件は解決していなそうなので、今後も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
解剖シーンや専門用語的なものはそこまでなかったので読みやすかったです。主人公は殺されてしまった人の幽霊が見えるという設定ですが、幽霊のおかげで事件解決!というよりは、解剖で真相を解き明かしていくといった内容です。
解剖医、霧崎真里(きりざきまり)の過去が気になりました。
少しだけ出ていたけれど結局どうなったのか…?
続編はあるのかな?
あと主人公、祝依然(いわいぜん)の名字の読み方が時々分からなくなってしまいますね…
投稿元:
レビューを見る
情景が浮かびやすい言葉を使っていて躍動感があって面白かった。
キャストも連想しやすくてサスペンスドラマを頭の中で映像化しやすい作品であると思う。
あまり小説は読まない方だったが、これを機に読んでみたい
投稿元:
レビューを見る
殺された人間の幽霊が見える主人公ー自殺だと見えない、おやまあ変てこな設定だが、この主人公が単なるへたれじゃないところはいいね。地雷系ゴシックロリータ女子の解剖医も相手役として不足なし、というかほとんどこっちの個性で物語が成り立っている感じかな。最後のあたりのどんでん返しぽい展開もいいね。
投稿元:
レビューを見る
面白かった!
幽霊の見える刑事と、ゴスロリファッションでコミュ障の解剖医という二人の主人公のキャラクター造形がいい。読んでいて応援したくなる二人。
また、キャラクター小説としてだけではなく、解剖学の知識も興味深い。
ミステリとしては少々不満は残りつつも、楽しく読ませてもらった。
初読みの作家だったが、もっと他の作品を読んでみたいと思えるような小説だった。
投稿元:
レビューを見る
殺された人の幽霊が見える刑事と、ゴス衣装の法医学者が事件を解決していく〜という、一風変わったコンビだけれど、幽霊が見えるからといって犯人がわかるわけではないので比較的地に足ついた展開ではある。
話のテンポも良くて面白いんだけど、いまいち入り込めなかった。
投稿元:
レビューを見る
面白かった!
犯人は誰?っていう本の帯がまさにその通り!って感じでした。
犯人に行き着くまでの展開がめちゃくちゃ面白かった!
続編があって欲しい一冊です!
投稿元:
レビューを見る
死者が見える新人刑事と、ゴスロリを着こなし人を寄せ付けない法医学者の一風変わったコンビもの。
解剖学に基づく知見・推理力をベースに事件の真相を解き明かしていくストーリー。解剖シーンの丁寧な描写や登場人物たちの疑わしさがテンポ良く展開され、どんどん引き込まれました。
物語の中で描かれるマスコミとSNSによる過剰なバッシングは近年社会問題になっている事例でもあり改めて考えさせられましが、その被害について異なるキャラが似た言葉を用いて長文で訴えかけるシーンがあり、作者の思想を感じてしまったのは残念。物語の山場となるシーンだったのでスッと現実に戻されるような感覚を覚えました。
投稿元:
レビューを見る
地雷系法医学者と霊が視える刑事のバディもの
霊が出てくるからオカルト寄りかなと思ったらあまり霊要素はない
法医学観点から様々な謎を見つけ少しずつ明らかにしていく
今回は医療過誤がテーマ
現在のインターネット社会の問題点が描かれており、いつ自分が加害者や被害者になるかわからない怖さがある
投稿元:
レビューを見る
視えるのは殺された死人。
説明することは出来ないが分かってしまった以上、無視して間違えた答えをだしたくないよな。
最期は時間が無く少し雑になったが、ここまで候補にすらあがらないのは緻密な計画のおかげだろう。