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実に読みづらかった。コロナ禍に入ってからの航空業界の悲劇について語られる書籍。一部社員は他社で働くことも強いられ、また副業も迫られる。中国からはさぁっと引いていく客足について語られ、いっぽうで脱炭素の取り組みについても語られる。
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情報量が圧倒的に少なく非常に残念な本。新聞を追っていればわかりそうな内容がかなり多い。
良い点はANAHDに属する子会社の役割と利益構造がわかる。
肝心の知りたいところが仔細に書かれていない。『井手たちの懸命の努力により、』←そこを知りたいんだが、、、具体的な行動、選択肢、想いは何よ?
ANAHDで闘った人の誰かに書いて欲しかった。当事者の苦悩や葛藤がまるでない。あわせて記者の文章もかなり読みにくい。章立てや、名前だけ無駄に登場したり、情報整理能力がおわってる。
わたし自身がANA大好き勢だが、この本はそこを加味しても応援できない。内容がいまいちな理由は著者がまだ若いからかもしれない。頑張れ。この本じゃあANA好きに説明できていないし、良さを表せてない。調査観点不足、文章の観点がバラバラ、もう少しまとめて、いろんな方面から感情を盛り込んで欲しかった
ANAはかなりすごかった。誰もが見ても不利な航空業界で、雇用を守ろうと新しい施策を次々に打ち立てていて目を見張る物があった。
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ANAが、武漢肺炎パンデミックによる旅客激減という壊滅的な危機を、どのように乗り切ったかをつづった、ノンフィクション。
ANAは日本航空と違い、純民間航空会社として起こったその出自から、自主自律の精神が企業文化として根付いている。それが遺憾なく発揮されたのがのが、武漢肺炎が巻き起こった2019年から2022年の3年間だろう。
JALの敵失とインバウンド需要で我が家の春を謳歌していたANAは、武漢肺炎パンデミックで壊滅的な打撃を食らう。国内外の旅行客がゼロになったからだ。その中で、政府の支援を良しとせず、人員の大量解雇といったこともせず、どのように生き延びたか?
いかに現実を見つめ、仕事のあり方を見直し、コストを削減し、中には新しい仕事を見つけ、背を縮めて乗り切ったかが、詳細に記されている。この歴史はANAだけでなく、全ての会社組織に教訓として生かせるだろう。
メインの仕事が壊滅的な打撃を被った時に、どのように企業内外に向けて経営トップが発信をするかというトップダウンと、現場が会社の危機をいかに自分事として考え工夫するかのボトムアップの両輪が、ANAを不死鳥のごとく甦らせたのだ。
企業における危機管理の一級の記録書だと思う。会社人なら、損はない一冊である。
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成功例だけで物足りなかったな。多分涙しながらで退社した人もいたでしょうに。もう少し泥臭い話を期待してました。
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コロナ禍において経営の大打撃を受けたANA。旅行業界はどこも大変だっただろう。ANAも様々な手をうちなんとか乗り切った。もともと半官半民だったJALとは経営体質にしろ、社内の風など全く異なる。私も昔からANAの方が好きです。これからも企業努力そして、航空業界の変革はまだまだ続くことでしょう。一番の課題は脱炭素へ向けた取り組みになります。
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『#ANA苦闘の1000日』
ほぼ日書評 Day640
前回の更新から8日ぶりの投稿となる。ほぼ日どころか、ほぼ週であるが、業務多忙につき、本を読むペースもなかなか捗らなかった。
そんな中、なかなかに歯応え、手応えのある一冊である。
コロナ下で、交通系業界が大打撃を受けたのはご承知の通りだが、リーマンショック以来、そうしたことが起きたらどうするか?…を常々議論してきたのは素晴らしい。
航空需要の蒸発に際して進められた財務手当(自己資本比率を大きく落としても手元現金を増やすという判断)や、777をはじめとする大型機の売却(需要減で1機丸ごとは売れないので、部品取り用に売るという超イレギュラー対応)、さらに社員の外部出向や、羽田にプロペラ機乗り入れ、ピーチとの共同運行等々、できるならことはなんでもやるのだという意気込みが伝わってくる。
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「勝つのは強い者ではなく、変化できる者」ダーウィンの言葉のようですがとても印象に残りました。
この言葉を体現するように生き残りをかけ、痛みを伴う改革と可能な限りのチャレンジとをされてきたのだと思います。
去られた方も少なくないはずです。
ただ多くの社員の方は明るい未来を信じ会社の決定を受け入れてきたのだと思います。
数日前に黒字転換したANAは特別報奨金として社員に株を付与したというニュースを目にしました。
社員の方の頑張りが報われて良かった!そう思いました。
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身の回りにANAのファンが多いこともあり関心がありました。また、コロナをどう乗り越えたのかについても知りたかったので本書を手に取りました。
現場の生の声が本書には多くあり、満足する部分もありましたがなぜコロナを乗り切れたのかは分析も乏しく満足できませんでした。
JALとは異なりLCCのピーチをグループ内に含むANAならではの強みやすみわけについても、本書からは明確な指針を感じることができませんでした。個人的には、住みわけがしっかりできているJALのほうが経営的に安定するのではないかと考えました。
ANAファンが幹部への取材を通して一冊書いてみたという感じしか受けず、深い考察を期待した私にとって期待外れでした。
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ANAは止まらず色んな改革をしていてすごいなと思いました。
飛行機で移動するというのはなかなか候補に上がらなかったのですが興味が湧きました。
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企業研究 ★★★★★
コロナ ★★★★☆
ビジネス ★★★★☆
中国・武漢からコロナの足が忍び寄ってきたときの現場の緊張感が感じられた。度重なる外出制限、水際対策の発令等、コロナ禍の各フェーズで役員たちがどのような選択をとってきたかが綴られていた。
比較対象としてJALが挙げられていた。両者ともに空飛ぶタクシーの実用化や、宇宙開発、地方でのドローン活用など、旅客・貨物輸送以外の分野にも力を入れていることが分かった。FSCとZIP AIRやエアアジアなどのLCCが互いにシナジーを生み出しているということで、それぞれがどう集客し路線を広げていくか今後の動向を見守りたい。
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コロナで壊滅的なダメージを受けた企業の再生物語。私がいた会社は特に変化はなかった為、コロナ禍がいかに大きな影響を与えたのか知ることが出来た。終盤は今後のANAの在り方についてでコロナはあまり関係なかった。
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コロナによる危機的な状況に陥った航空業界の記録
特に抱えている従業員の雇用をどう守るのかに気になって読んでいました。
稼ぐ力を見直すためのホールディングス内のこれまで知らなかった会社もあり興味深かったです
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コロナによる外出制限、旅行業界の不安はいかほどだったか。できることを模索しながら前に進む、危機的な状況にあってもさすがだと思う企業。コロナ明けで人々の生活が変わった今からどう変わっていくのか楽しみです。
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志望学部・職種:国際コミュニケーション学科
ここがオススメ!:コロナで乗客が約9割も減ってしまったANAの1000日の記録です。企業が危機に陥ったとき、ANAはどのように乗り越えたのか、あの時経営者や社員達は何を思ってどう行動したのかが書かれています。国際関係や英語を生かした仕事に興味がある方におすすめです。