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どこに居るかではなく、何を成すか。いけるかどうかではなく、行きたいかどうか。誰が何のために戦うのかが大切。勉強より大事なことを学ぶべき時に勉強に傾倒させるリスクと、だからこそ勉強より大事なことをどう学ばせるか、そもそも何を学ばせるべきかわかっているのかを再考しないといけない。
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事実を元にしたルポなので、何とも言えない。家庭も塾も、これが現実か。受け入れる学校側も子どもの為を思えばこんな入試システムは変えたいだろうが、選考するためには難しいというところか。
受験をして得るものと失うものがあるけど、それはどの選択でも同じこと。ただ、偏差値や順位という他人が居なければ成り立たない評価に左右され続ける事が辛いと、個人的には思う。
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遊びたい盛りの子供達。ゲーム感覚で中学受験に取り組む。そこには親子の人生ドラマが待ち受けている。ここでは、3つのケースが取り上げられている。1番目のケースは中学受験の厳しさを親が理解せずに、勉強を始めさせたが、次々と志望校を変え、最後は合格した中学から子供が親の期待と逆転の選択をする。2番目のケースは、超優秀層の子供が過剰な親の干渉から瓦解していく。3番目のケースは偏差値だけの判断に頼ることなく、子供の気持ちに則した受験を重ねることで、最後には結果を出す。この3つのケースは、受験校や塾は実名で登場、受験家族は脚色された形でエピソードが語られていく。親の過剰干渉や塾の身勝手さを浮き彫りにしながら、中学受験という試金石の意義に、本来どうあるべきかという重大な示唆を与えている。
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中学受験経験がないので興味本意で読んでみたら、とても生々しく、中学受験家庭を覗き見したようだった。
読み始めたら一気に読めてしまった。
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いろんな本で書いてることのエッセンスが入っていたり入ってなかったりする感じ。
これだけ話題になっていたのは、タイトルと言いマーケティングがうまかったんだろうな。
内容としては、偏差値が高いことを「レベルが高い」って言っちゃうような大人にはならないように気をつけような、って感じ。
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実話を元にしているのでものすごいリアル。
浜学園独走状態の関西で最近馬渕が灘の合格者数を増やしているのはこう言うカラクリなのか。
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私の子供も中学受験するつもりなので、ノンフィクションはとても面白かった。一番参考にしたいのは失敗な行動でした。気をつけたいです。
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#勇者たちの中学受験
#おおたとしまさ
22/11/12出版
https://amzn.to/46uyDnL
●なぜ気になったか
中学受験に挑んだ3組の家族にはどのようなドラマが起こったのだろう?実話を元にしたノンフィクションということで、リアリティを感じられそうなので読んでみたい
●読了感想
受験に挑む子どもの両親にはぜひ読んでほしい。対応によっては家族の崩壊を招く危険がある受験。本書を読んで、子どもと家族にとってなにが大切なのかを受験前に考えておくべきだと思う
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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リアルすぎる、臨場感すごすぎる。
今から2月が怖くなったけど、シミュレートするにはすごく良い本。中受の成功って本当に何を指すかわからない。結果自体よりもプロセスが本当に大切なんだろうなと再認識した。
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ノンフィクションで塾名や学校が実名でバンバン出てくる。リアルな物語で自分がどの親にもなり得ると思った。私はとてもじゃないけれど子どもにそこまで入れ込めない外から見てるうちは思うけれど、実際そこに足を踏み入れたら視野が狭くなる自分が想像できてしまうのが恐ろしかった。
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中学受験の話は、第三者として傍観する限りは、エンタメとして消費できる。
本書も例外ではなく、気づけば読書に没頭していた。
ただ、当事者にとってはキツくてツラいことも多々あるだろう。
私もはるか昔に中学受験を経験したが、今の中学受験の状況はまただいぶ違っていると思う。
それでも経験者として言わせてもらえば、せっかく苦労して私立中学に入学できたとしても、学校が子どもにとってフィットするものでなければ、親も子どもも新たな苦労を背負いこむことになる。
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嫌な奴が出てくると物語は俄然面白くなる。
そんな本だと思っていなかったが、面白いなー。
親は親ではあるのだけれども不完全極まりなく、世の中はままならない。
勉強はこの世の中において、数少ない報われるものかと思っていたがそうでもないなぁ。ただ結果だけに囚われなければ決して無駄なことはない。
肥えにするか糞のままかは自分次第。
割と普遍的なことを言ってる面白い本。
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最近「二月の勝者」を一気読みしたばかりなので、この本で紹介された3つのエピソードが漫画とオーバーラップした。中学受験に対する解像度が低かったので、漫画を読んでなかったら、この本のエピソードを大袈裟だと思っただろうなあ。
12歳の子供の受験にとっては、両親(家族)は何があっても自分の味方だと信じられることが何より大事だと改めて思った。
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中学受験は大変なイメージはあったが、ここまでとは…という感想。
高校受験は経験したが、その時よりもさらに親という存在が介在し、結果にまで大きく作用する。
結果だけを見てしまい、それにそぐわない結果だと家族が壊れるまでになってしまう恐ろしさもあるが、
それでも多くの子供たちが毎年挑戦する、価値のあるものでもあるんだろうな。
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事実に基づいたエピソードはグッとくるものがある。
中学受験で大事なのは結果ではなく、そのプロセス。
思っている以上に親の責任は重いし、大きい。
塾ビジネスの闇の部分をこんなに炙り出していたのが、爽快。
子どものためと言いながら、結局は自分と同じ思いをしてほしくない、できる子の親という自分、こうなってほしいという、大人の都合や願望の押し付けが子どもたちを「できるできない」という評価軸の世界に閉じ込めてしまっている現実。
小学生の時から、気付かないうちに、そういうものの見方、考え方に洗脳されていて、その子が親になって、またその子どもがその親の元で洗脳されていくというスパイラルになっている。
「偏差値、学力重視の教育」の弊害を中学受験という切り口で痛烈に描いている。
成績で子どもを見ざるを得ないこの世界にいることは苦しい。