泌尿器科なのが良い
2023/01/23 11:32
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが精神科医とかだったら、けっこう普通。
実際のところ、外科医だろうが内科医だろうが耳鼻科医だろうが
成り立ったとは思うけど。
続きはあるのかなあ。
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泌尿器科医って専門医で中々症状とか解らなかったんですが、色々なパターンがあるんですね。
症状からその原因である背景も読み解くのが、本当に名探偵でした。
一番のお気に入りは「僕の体には〜」。
縋る思いで書き込んだネットの掲示板の悪質な書き込み。自称医師ってのも怪しいですけど、あんな風に書かれると信じてしまいますよね…
犯人特定できて良かったです。
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新刊情報を見た時は、何故泌尿器科?と思ったけど、読後、なるほど泌尿器科、と思った。
「闘病生活っていうのは、急転直下そうなるんです。」
ちょっとボタンがかけ違っていたなら、そこにいるのは彼/彼女じゃなく自分だったかもしれない、という想像力が社会を優しく秩序ある物にしてくれるのでしょうか。
あなた方の中で罪のない者だけが、彼女に石を投げなさい。
石を投げられる人間が、どれほどいるというのでしょうね。
さいごに。排尿なめんな。
大事なことだ。
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「なんでこんなになるまで来なかったんですか…」泌尿器科医・鮎川のもとには今日も多くの患者が訪れる。中には、羞恥心から嘘をついたり、人に言えない秘密を抱えている人も多く……。泌尿器科ならでは多様な謎に真摯に向き合う鮎川。元ヤンキーの看護師長、忍者のようなソーシャルワーカーなど心強い仲間たちとともに病と事件の早期解決に挑む!
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2023.3.16読了。
医者が主役のミステリは珍しくありませんが、泌尿器科医が主役のミステリは初めて読みました。
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泌尿器科の話。病院で行きにくい科トップにはいると思う。症例は興味深かった。忍さんがお気に入り。計4話。
2話と4話も興味深いが、3話は自業自得じゃないかとも思ったけど、可哀想でもある。他にもっと大変な患者はいるとしても、医師じゃあるまいし、病人は自分のことで頭が一杯になるのは仕方ないにしても、けどなあという感じだったが、多少よい方向に進めそうで良かった。
また、続編がでたら買うかも。
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読みやすくスラスラ読めた。たまたま本屋で見つけて読んでみたけど表紙のインスピレーションというか帯の効果だったのか
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泌尿器科の医師という初めてのジャンルで新鮮。
最後の1話のみ急に大規模エンタメ風事件だが、基本患者の身辺事件を解決する。
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小学生に言ったら喜びそうなワードがいきなり出てきて、男子は楽しいかも。
教育母による締め付けからのストレス。
東大を目指す子供は大変。
子供がおかしいのは、母親の育て方だけが問題なのではなく、父親の協力がなさすぎるという問題もあると思った。
注釈が非常に面白い。
男子に薦めたい本。
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泌尿器科のドクターが主役!新鮮!
医療ものということでめっちゃ書くの大変そうですが、面白かった。
内容、わりと物騒だし。
シリーズになるといいなあ!
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医療ミステリは好きでよく読むけど、考えてみたら確かに「泌尿器科医」が主役の物語は思い浮かばないな。面白かったー!シリーズ化されますように。
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医師が書いた事件簿では無いです。
泌尿器科医の元に来る患者が、病気以外の色々な問題を抱えている。それを、この泌尿器科医、鮎川先生が、師長や忍さん、他の医師達と問題を解決する内容です。
それなりに面白いですよ。
自分的には軽く読めるので好きです。
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泌尿器科医・鮎川の活躍を描く連作ミステリ。泌尿器科って、馴染みがあるようなないような。しかしもちろん大切な部門なのですよね。直接命にかかわることは少なそう、などと侮ってはいけません。
男性が読んだらとんでもなく怖いんじゃないのかなあ、って思ってしまったのが「或る崇拝者の最期」。恐ろしすぎますよね。これはたぶん男性にしか理解のできない恐怖だという気がしますが。そんなとんでもないことになってしまうのか……共感はできないながらも読んでいてとんでもなく痛そうでした。
お気に入りは「予算の都合で死ね」。透析センターで起こった立てこもり事件に紛れ込んでしまった鮎川の奮闘を描く、スリリングさ満点の一作。どのように事態を打開するのかという点もでしたが、鮎川の演説が素晴らしいです。そして大神師長のとてつもないカッコよさよ!
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「僕の体には呼べない一部がある」「膀胱彷徨」「或る崇拝者の最期」「予算の都合で死ね」
泌尿器科医・鮎川が4つの事件を紐解いていく連作短編集。
勇気を出してこの科を訪れた患者達の悲痛さと衝撃的な背景に心の痛みが増していく。
下ネタ満載ではあるものの社会問題が反映されていて読み応え十分。
ネットの知恵袋を鵜呑みにした中学生男子に同情。
夜尿症の可能性を疑われた男子の背景には複雑な家庭事情があり、心と身体は強く密接していると改めて思う。
『或る崇拝者の最期』は後悔先に立たずとならぬ様、男性必読。
斬新な切り口の医療ミステリ。
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人工透析に対する思い入れというか弁護というか、
少し意見が強すぎる。
評価者は人工透析するなとは言わないが人工透析医療費が莫大になっていること、それにより大儲けしているひとたちには義憤は感じる。