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【容姿だけ美しくても、元気がなければ! 爽快エッセイ】五十からは後姿に気をつけて、六十代は性欲に心得を持つべき。年齢なりの賢さがあってこそ人生は充実する! 爽快エッセイ集。
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大正12年生まれの、佐藤愛子先生のエッセイ集。
そのセレクトは、K社のH女子であって、著者自身ではないらしい。
50代以降をどう生きるのか。
著者はもう90代なので、30^40年前に書かれたものもある。
それでも全然古びていない。
楽しく怒る愛子先生、いいなあ!
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▲講演会でお茶が出ない事があった。一時間半、立ちっぱなしで話したあとの、のどの状態に対する想像がつかないのだろう。 ▲それぞれのらしさを放棄し始めた時から混乱が生じた。
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90歳になられた愛子センセイが50~60代の頃に書いたエッセイを読む。たっぷりの元気をいただきました。
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読めばスカッとする佐藤愛子さんのエッセイ。
中では、けしからんと怒りながら一日に何度も飼い犬を散歩に連れて行く詩人の話にはっとした。
人生は内なる矛盾を生きることだ。そこに輝きがある、小ざかしくまとめようとしたり辻褄を合わせようとしてはいないか、と。
ちょっと考え込んでしまった。
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これから訪れようとするそれぞれの世代をどう生きていくべきかと思い、
心構えや何か参考になることがあるかと思いながら読んでいましたが、
これといったことは今回も書かれていませんでした。
現代の女性にしろ、男性にしても
佐藤さんが生きてきた時代とは全然物事が違い
考えることもなされていることも習慣などもすっかり様変わりしてしまい
比較にならないかと思いました。
けれど時代が変わってもそこに流れている精神論は
今ではどちらかというと排除されがちなことなのかもしれないですが、
これこそ現代人に欠けているものが沢山あるものだと思いので、
それはいつの時代でも受け継ぐべきかと思いました。
頑張るという言葉。
佐藤さんも好きではないと語られていましたが私も同感です。
どんな時でも頑張れと言うことが多いですが、
頑張っていない人なんてこの世の中にいないと思います。
それを簡単に頑張れという言葉一括りに言うのはおかしいとも思ったり、
どんな場合でもこの言葉で済ませてしまい
時と場合によっては相応しいとは思わない言葉とも思ったりします。
これからも簡単に頑張るという言葉は使わないようにと心の底から思えました。
女性は加齢するにしたがって容姿のことになると
深刻に悩みはじめますが、表ばかりを気にせずに
中身を磨きそして後ろ姿をよく見ることが大事だなと知らされました。
中身を磨き上げ、そして後ろ姿をよく見上げたら
きっと良い歳の重ね方ができ、
年齢にふさわしい顔の女性になれるのかなとも思いました。
楽天というのは元々の性格上のこともあるかと思いますが、
いくつもの困難な時があり、そこをいかに生き抜いてきたからこそ
楽天というものが生まれてきたのだなというのも思い知らされた気がします。
人の性格、考え方などはそう簡単に作られたものではなく、
やはり日々の積み重ねから積み上げられたものだと思わされました。
佐藤さんの楽天的性格とこの楽天道はまさに人生そのものだと思いました。
内容が少し『九十歳。何がめてたい』とかぶっているところがありますが、
さっぱりと痛快に物事をさばかれているので
読んでいて面白かったです。
またこの中の各世代になった時に読み返したら
他の考え方も出来るかと思うので参考にしてみたいと思います。
この本も通常の本よりも字が大きくて読みやすかったです。
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タイトルから手に取ってみたが「50代以降をどう生きるべきか」というあまりにドンピシャなテーマで笑ってしまった。「五十代から六十代にかけて書いたものから編纂」…私が以前、エッセイを読み漁っていた頃だ。今読んでみれば、年齢なりの気持ちはよくわかるし、まさにこれが昔からイメージしていた佐藤愛子さんだ。周囲からはいろんなことに怒ってばかりといわれるけど、一本筋が通っていてわかりやすい。そして何故楽天道なのか、いままで読んできたものが少しずつ思い出されてきた。楽天的に生きねばならなかった。生きてこられなかった。その苦労を笑い飛ばす佐藤さんを思う。
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執筆され始めたころと同年代、
椅子に座り読み終えて、膝腰に痛みが出ないようゆっくりと立ち上がる身にとって、
先導となる著者の言葉。
手元に置いておき、時々見返して
私の細い道を強く固めて欲しい。
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楽しさを求めて生きているわけではない、人生は苦しいものだと思っている、という一文に共感しました。
毎日家事、親の介護、仕事と頑張っているけれど、もっと楽に楽しく生きている自分がいたかも?と想像してみた時もありますが、やっぱりどんな人生でも苦しさはつきまとうだろうな、と思いました。
生きるって、大変です。
アランの『幸福論』も読んでみようと思います。