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【関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……】「めずらしいほど無垢な人」と部下に慕われた劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟! いまも愛される英雄たちの挽歌。
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三国志は若い頃読んだ。確か吉川英治の本だったように記憶している。三国志名臣列伝魏編に続く2冊目蜀編だ。登場人物にも覚えのある人物が登場していて楽しかった。三顧の礼など覚えがある。次も期待います。
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構成としては面白いと思うが、エピソード一つ二つ程度触れて終わりという感じで、読みごたえとしては余りないかも。
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『三国志』に登場する人々のうち、蜀に属した人物たちを主人公にした短編集。
関羽、張飛、諸葛亮…と綺羅星のような名前が並ぶけれど、その最盛期の一場面を描くのではなく、それぞれの履歴全体を概観するものであるからか、各短編には面白さと同時に無常感も漂う。
ただ、その分、老いてもなお青年らしさを感じさせる趙雲の瑞瑞しさや、紛れもない天才ながら人間臭く憎めない挿話ばかりを残した費禕の姿など、暗さを払うような清々しさがより印象的に映る。
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久しぶりに三国志関連の書籍を読んだけど、やっぱり熱い。魏・呉・蜀の三国時代。その中で蜀の国の名臣たちを取り上げた伝記的物語。関羽、張飛、諸葛亮、趙雲と誰もが知る有名人たちと、李恢、王平、費禕と知ってる人なら知っているレベルの人たち。
私と三国志の出会いは、忘れもしない、中学1年生の時に買った横山光輝氏の漫画三国志の1~3巻だった。当時1000円を手に何か買おうとして、迷った挙句買える金額ギリだった3巻までを買った。そして家で読む…なんだ、この面白い物語は!もちろんドラゴンボール等も読んで面白かったのだが、この三国志の物語、絵はそんなに美しくないのに壮大でグイグイ引き込まれた。それから1000円溜まる度に3冊づつ買って全巻揃えた。最後の50巻辺りから、終わるのが惜しいのと達成感の狭間を行き来した記憶が蘇る。
実はその前、小学6年生の頃、光栄のファミコンのSLG、初代の三國志をやったことはあったのだが、イマイチわからずあまりハマれていなかった。当時ソフトは5000円前後だったのに、この光栄の三國志は9800円と倍の値段だった。その前にナムコの三国志中原の覇者ってのがあった。そっちは光栄のより簡易的でシンプルで、幼かった私にも楽しめた記憶がある。最初の君主を選ぶのもyesかnoの選択で決まるのが面白かった。で、横山光輝氏の三國志を読んでから、がっつりゲームにもハマった。それからⅡ、Ⅲ、Ⅳ…とハードも更新されんながら大人になるまでやっていた。友達と複数人プレイも夜な夜なやっていた。
その後は三国無双か。これはSLGではなくド派手なアクションゲーム。ストーリーも会ってキャラもかっこよくて、三国志を知らない人でも十分に楽しめた。これからファンになった人もいるだろう。最近こそはゲームもしなくなった。その分読書をするので三国志関連の本もたまに読む。記憶にあるのは「反三國志」。史実では劉備は負け、魏の曹操が領土の大半を占めたのだが、その小説は劉備が勝つのだ。劉備が正義、曹操が悪みたいな構図があったんで気持ち良かった。あ、曹操と言えば漫画の蒼天航路。乱世の奸雄、治世の能臣。それも面白かった。各武将のことも語りたいのだが、それは止まらなくなるのでまたいずれ。
そんな三国を愛読していた私には嬉しい内容の本だった。殆ど知っているエピソードだったけど、やっぱりその当時を思い出し、たぎるものがある。逆に物足りない部分はあった。創作の物語ではなく史実なので仕方ないのだが、劉備が益州を治めて漢中王になった頃、諸葛亮が死んでからの蜀の国の衰退がとても悲しく残念。
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諸葛孔明に関羽に張飛・趙雲……
演義でお馴染みの人物ですが…
この本は正史ベースなので新しい発見もあり面白いんだよねぇ(^^)/
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シリーズ物で今回は蜀篇でしたが、引き続き淡々とした表現が読みやすく、あまり詳細を語られない李カイ、王平、費禕や人気者の趙雲の最期が取り上げられていて楽しめました。
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久しぶりの三国志ものと宮城谷昌光さんの著作。やっぱりおもしろい。
中国古代史のおもしろさは宮城谷昌光さんの「太公望」を読んで知った。
そのあと、「史記」「春秋左氏伝」などを読み漁り、年表まがいのものを作ったなあ。
三国志はその前から読んでいたけど、宮城谷さんの書物を読んでより深まったように思います。
関羽、張飛、趙雲、諸葛亮。。。
その他にも懐かしい名前がたくさん。徐庶、馬謖、馬超、魏延・・・ああキリがない。
楽しかったです。
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吉川英治から横山光輝マンガに入っているので、曹操の魏に対する蜀と呉連合という人物像だったので、ここでは悪役の孫権かな、やや違和感があった。まあ小説だから。エピソードは、たとえば関羽張飛の死もさらっと簡単に書きすぎかな。物足りなかった。
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後漢編、魏編に続く第三弾。
関羽、張飛、諸葛亮、趙雲、李恢、王平、費禕が語られています。
前四者は三国志を多少知っている人ならご存知の人物ですが、後の三者は自分も良く覚えていませんでした。
それぞれ短編なので、ウィキ的なお話になるのは仕方がないが、著者の感想がちらりと入っているようなのが印象的です。
没年を調べてみると、関羽:220年、張飛:221年、諸葛亮234年、趙雲:229年、李恢:231年、王平:248年、費禕:253年とあり、自分が知っている三国志が劉備の死までで、その後はエピソード的に覚えていただけだったのかと思いました。
次は呉編かな?
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初めて三国志の小説を読んでこんな感じなんだなということがわかりました。三国志も読んでみていいけど僕はやはり戦国(日本史)がいいなと思いました。【小5】
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正史ベースで三国志を描いた列伝の蜀編。吉川英治三国志から入った身としては分かりやすい人選である。劉備のしぶとさ不気味さとでもいう発想と行動が読み取れる。曹操に劣らず人事登用に関してこの人もハズレがなくやはり英雄といえよう。
ほぼ文盲ながらも馬謖の誤りを指摘して行動した王平やたぶん瞬間記憶力を持つ天才でありながら治世を保った費禕はまさに名臣。諸葛亮のところを読むと曹操の徐州虐殺がやはり失敗だった事が分かる。
関羽や張飛は演義の大活躍に比べると地味な気もするが正史にもある単身で大将の首を取った関羽、橋で曹操の大軍を一喝して退かせた張飛の特級的殊勲は凄い。関羽は曹操からの高評価、劉備嫌いの程昱も関羽張飛は兵一万に相当するという評価、周瑜の関羽張飛がいれば平定を成し遂げられる(正確な台詞は忘れた)という発言からも2人の欠点はともかく凄さは色褪せないと思われる。
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三国志に登場する名脇役たちについて、先に出た『魏』編に続いて、ここでも7名の人物を紹介している。取り上げているのは、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)、諸葛亮(しょかつりょう)、趙雲(ちょううん)、李恢(りかい)、王平(おうへい)、韓禕(ひい)、であった。もちろん、その中では劉備について触れられた箇所もあった。
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より深く三国志を楽しむにはよいですが、臣同士が同時には活躍しているので、どうしても重複するところがありました。歴史解説調よりも物語調の方が読んでて楽しいですね。