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なんて哀しいことばかりの物語だろう。感傷的だけど同時に(砂クジラの住人の視点では)恐怖と滅びがすごい速度で迫り寄るパニックホラー。その中での生へのあらがいが胸を打つ。あとギンシュお姉さまは自分に正直すぎてとても良いと思います。
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どんな理由があるにしろ、泥のクジラでささやかに暮らしている人々を虫けらのように扱い、殺すなんて許せない
彼らがいちばん人間らしい生活をしてるはずなのに。
しかし、チャクロもやっぱりすごい能力の持ち主なんですね。
そして、この作者の想像力の豊かさはすごい。
またそれを表現できる画力もすばらしい。
そして、物語はいよいよ動き出した感じですね。
面白くなってきました。
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自警団団長がアイパッチだわー☆ さて、船を沈めるという長老会の決定に納得がいかず、どうやって沈めるのか、そのスイッチとなるものがあるのかと船内を探す面々。早い段階でリコスが推定して、その場にたどり着くものの、ちょ、それまずいんでない?状態で次巻へ続くですわ。
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悲惨な戦闘が続きます。リコスが、実は敵?側の人間だったとは。
サミがかわいそうでかわいそうで…。
砂葬で普段は感情を隠すみんなが涙を流していたのが印象的でした。泥クジラの秘密、世界の秘密が知りたいです。続きが気になります。
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二巻では、自分たちで幕引きを図ろうとしている長老会と、チャクロを中心としたそれに反対する勢力のせめぎ合いが展開されている。
この世界の秘密が少しずつ詳らかにされているのだが、実はただ触れているだけで、その内実は明らかになっていないものが多い。これから披露されていくのだろうが、少しじれったいところではある。
繊細なタッチで描かれる世界はどこに向かっているのか、まだまだ予断を許さない内容である。
今回もまた星四つ半相当と評価して様子を見たい。それにしても、後書きの質の高さは異常だ。詩はご自分で書かれたのか、はたまた本当に元ネタがあるのか。どちらにせよ、世界への付け足しとして素晴らしく機能している。
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2巻はなかなかに衝撃的な展開。けっこうビックリした。このマンガは書き込みがけっこう丁寧にあるので、読むのにちょっとパワーがいるかな。まだ世界観にハマる感じではないけれど、面白くなってきた。
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突如として泥クジラを襲撃してきたピエロマスクの集団。殺される理由も分からないまま終わりを迎えようとする泥クジラの人々。そんな中チャクロは決断する時を迎えようとするしていた。
1巻で衝撃的なラストを迎え、2巻冒頭はあえてチャクロでなく他の主要キャラに焦点を当てるのが上手い。そして、チャクロが何があっても記録を取り続けたように、敵の総指揮官オルカも記録を取ることに重きをおいている。1巻冒頭のチャクロと2巻冒頭のオルカ、主人公と敵がリンクしているのも伏線が張られていて上手い。さらに言うと泥クジラに起こきることは残酷で悲しいことばかりだ。事情を知るものは諦め、事情を知らぬものは戦う。一体、何が死を受け入れるまでの罪なのかがこれから少しずつ分かるだろうが、ここで1巻の泥クジラの年号が砂刑歴というのが効いてくるのも上手い。
とにかく1巻で想像力と創造力がすごいと思ったが、もはや化け物レベルだと感じる。話の設定ももちろんだが、キャラの設定も魅力的で記録者チャクロ、仲介役スオウ、守護者オウニ、来訪者リコス、この4人がメインだと理解できた。
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何も知らないチャクロたちに襲いかかる悲劇。
辛いの1言では言い表せない地獄。
罪とは?
ネリは何者?
明らかに強そうな団長殿も何か知っている?