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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進めている途中までは、ああ、料理の上手な家政婦ねえ、良いよね、まず胃袋が満たされたら仕事も…くらいでしたが、びっくりしました。This is原田ひ香さんの小説でした。さすがとおもってしまいました。
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スーパー家政婦筧さんが作り「まずはこれ食べて」と勧める美味しいご飯。「ぐらんま」の社員の吐息が届くような気がして癒されます。
でも、筧さんには、寄る辺ないもの同士寄り添う人がいる、という裏の顔があり、さらに、失踪中の起業メンバーと繋がっていた、という裏の裏の顔まで! 凄い仕掛けがラストは見事に大団円で着地!
柿枝のような、天賦の才を持つ「引っかき回し屋」は現実にもいます。もし出遭ったら、「三十六計逃げるに如かず」。
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学生時代の友人で立ち上げたベンチャー企業の「ぐらんま」。
仕事は忙しく、会社に寝泊まりする者もいて、生活は不規則なことが多い。
それを見かねたのか、社長の田中は家政婦を雇い、社内の掃除や社員の食事を作ってもらうことにした。
そんな家政婦の筧みのりが作る料理はどれもおいしく、またみんなの心をほぐす。
そして、みんなが筧に色々な悩みを打ち明ける。
そこからわかっていく「ぐらんま」の秘密。
食から始まって、人との関係性なんかが綴られていく。
2024.9.8
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ほんわか系の話かと思ってたら、想像以上に嫌な奴が出てきて、イラッとしてしまった笑
最後、考えてもなかった展開になって
びっくりした
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やっぱり京都のお出汁ベースご飯っていいよね!と思ってたら、いきなり原田ひ香らしくなくなってびっくりした。
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病院向けのシステムを提供する会社
「ぐらんま」
学生時代の友人同士で立ち上げたベンチャー企業
田中(代表)
伊丹(営業)
桃田(エンジニア)
胡雪(事務)
ちらかり、不規則な生活を正す為に
田中は家政婦の「筧みのり」を採用する
みのりの温かい食事に
彼らは大切なものを取り戻していく
タイトルと温かい食事から
ほっこりした内容かと思いきや
ほろ苦さも味わえた
過去と立ちきり前を向いて歩く勇気を貰った
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悪者が存在する終わり方なのね、、、
筧さんが作るご飯が本当にとても美味しそう。
和気藹々と大学の友達同士で好きなことをやっているベンチャー企業って一見すると憧れの対象でしかないけど隣の芝生は青く見えるってやつかな。
人間って本当にどこまでも人間だなと思った。
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青山美智子さんや行成薫さんのように
何かを食べてほっこりする話だと
思っていたので、ラストは想定外でした。
ラストの展開をどう思うかで
本書の評価は分かれると思います。
想定外でしたが、まぁありかな。
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その魔女はリンゴとともにやってきた が
すきでした。
リンゴとかバナナは
焼いたほうがやさしくてすき。
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感想
心身を整える食事。ただ美味しいご飯を作れば良いわけではない。相手を理解して求められるものを提供する。疲れた時は。とりあえず食べる。
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おいしいごはんが、出てくるお話はすき。みんなと一緒にごはん食べたいな。しかし、筧さんどうしてももっと年寄りに感じる。話し方だよね!
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「ランチ酒」や「三千円の使いかた」を読了した後に読んだので、良い意味で裏切られた。少しブラック。
お腹いっぱい食べるって、大きな幸福を享受していることなんだなぁと、大切な感覚に気付かせてくれる物語。
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第六話まであるのだが、第一話がなかなか進まず、苦戦した。
第二話からはスラスラと読めたが気持ち良い話では無く読書でストレス発散する私には合わなかった。
原田ひ香さん好きなんだけど。。
購入するか図書館か迷って、図書館で借りて良かった。
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「なんて美味しそうなんだろう」
思わず手に取った一冊。
物語ごとに登場する食事は、とても丁寧で繊細に描写されていて、その五感を用いた表現に、思わずお腹が鳴ってしまいます。
ストーリーは、ひとつの会社に所属する登場人物それぞれの葛藤が各々の目線で描かれています。
主人公となる人に共感できたり、はたまた、こんな人いるなぁと思ったり、もしくは、こんな人がいてもらっちゃ困るな、と思ったり…
美味しそうが詰まった素敵な小説でした。
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第1話は、読むのに時間がかかった。
第2話は、話の流れからして必要かな??
大好きなひ香さんの物語なのに、食べ物が出てくる物語なのに、イマイチな印象を持って読み進めた。
第3話からは、今までのは何だったのか!?と思うほど、読むのが止まらなかった。
最後のどんでん返し。まさかの展開。