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感想やファンレター指南書かと思っていたので、かなりSNS寄りの内容で驚いた。
頭に内容があまり入ってこなくて私には向いていなかった。
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人の言葉に左右されず、いかにして自分の言葉で語るか。
答えは単純。自分の感想を形にするまで人の感想を見なければいい。
その上で自分の感想を細分化し、焦点を絞って深堀りしていく。
さぁ、やばいから卒業しよう。
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推しへの言語化ができなくて困ってる人必見
普通に文章の勉強にもなる
読みやすくてさくさく読み切れた。
作品全体に愛が漂っているところもよい
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読みやすいうえにまさに悩んでた問題に直撃!
胸のつかえが取れた感じとはまさに今の状態
特に他人の感想やレビューを目にしてしまうと
○それに対する逆意見に傾いてしまったり
○もう世の中で言われまくってると投げ出したくなる
という経験を何度かして、なにも見ないでまず自分!
が身についていたので、やっぱりか!!と気分爽快
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本や映画の感想を書いても「やばい」しか出てこない。まさにタイトル通りの悩みを抱えてたので購入。読了後にさっそく本書の内容を実践したら、驚くほどスラスラ書けるようになっててビックリ!特に良かったポイントは3つ。
1つめは【ありきたりな言葉を使わない】
「泣ける」「やばい」「すごい」「考えさせられた」これらのように一言で感情を片付けられるような言葉は使ってはならない。
う~ん、自分の文章を思い返してみると多用しちゃってるなぁ。試しに上記の言葉を使わずに書いてみようとすると、他に言い換える言葉が見つからず苦戦。今までどれだけ一言で片づけてきたか痛感した。もっと語彙力をつけなければ。
2つめは【書く前に他人の感想を見ない】
自分の感想を書く前に他人の感想を見ると、その言葉に影響されて本来自分の書きたかったことが書けなくなる。
これもめっちゃやってるなー。映画や本を観る前に評価が気になって必ずレビュー見ちゃう。これからは評価を気にせず自分が観たいものを見て、見る前は他人の感想は見ないことにする。
3つめは【良かった箇所と悪かった箇所を具体的に挙げる】
このテクニックは難しいけど一番効果があった。好きなところや嫌いなところに対して、「何で?」「どこが?」「どうして?」と自分に質問しながら考えていくと書きたいことがどんどん見つかってくる。まだ考えてから浮かんでくるまで時間がかかるので簡単ではない。この辺は何回もやって慣れていきたい。
具体的な箇所が見つかってしまえばこっちのもの。むしろ書きたいことがありすぎて長文になってしまう。どこを残してどこを削るか、最終的には自分の本当に好きで書きたい部分を残すことになる。取捨選択の能力も身につくのでありがたい。
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表題のような自己発信への希求は正直持ち合わせていないが、著者の文章術の中身や、本来の読者層が抱えている文章への問題点を知りたいと思って。
書評に限らず、三宅さんの文章は言われてみると「推し」や「オタク」のそれに類するコンテンツへの愛情みたようなものが発散されているものであり、それが魅力だと思ったのが本への入り口でもあったわけで。
自分が好きだと思えたものを、自分が思うように表出させることは、より情報が濫造されている現代情報社会において窮地に立たされているものだと想定するが、それが一方でコンテンツとその周囲への魅力を増す効能があることも実感としてあるため、本書に詰められているコンテンツへの向き合い方のノウハウや志向を、消極的な発信であるにせよ役立てればと思う。
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推しと呼べるほどのものはないと自覚してるけど、ここに書かれてたことには納得。
面白さとは共感と驚きの2種類である。
他人の意見を見る前に自分の意見を発すること。
言いたいことをひとつ決めること。
どういうところ、どういうシーンが好きなのか、自身のエピソードを描写すれば唯一の語りになる。
改めて先日読んだ三浦しをんの「好きになってしまいました」の秀逸さを理解。
あったあった、コンサートのファンの子の話、逆にキラキラしてると感じたのが蘇ってきた。
232冊目読了。
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自分が詳しく知っていることを、それを知らない人に向けて語るには…。案外難しいですよね。
日々何気なく使っている言葉も、実は一般には使われない専門用語だったりもするので、パンフレットやポスターを作る時にはなるべく気を付けているのですが…。
学生の時分にはレポートや小論文などの文章を書く機会が多いですから、作文苦手!という人にも一読いただきたい本です。何かの取っ掛かりになるかもしれません。
(平取町)
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2023/09/01
好きな三宅香帆サンの本。今回も楽しく読めた。毎回思うけど同じ文章を読んでても気づくポイントがすごいを
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●なぜ気になったか
「やばい!」ばかりの世の中でほんとイヤになることがあるが、その便利さはわからなくもない。自分の言葉で表現する方法を学びたい
●読了感想
そっか、利便性に逃げるのがやっぱりいけないんだ。感想をもう一段細分化し、それを言葉にすることが表現力を広げる、という意識を忘れないようにしよう
#推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
#三宅香帆
23/6/23出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
https://amzn.to/45PDu28
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後半にある3つの例文。
ぜひ最初に提示して欲しかった!
正直前半部分はオタク特有の回りくどさがあり、読み進めるのにパワーを要しました。私自身オタクだからこのノリとペースについていけたし、文章の節々からこの作者さんは本当にオタクなんだなと理解し、信頼をおくための時間になったけれど。何となく手に取った人にはその温度差が吉と出るか凶とでるか。
後半にある3つの例文とその解説はとても秀逸で、プロの書評家のすごみが感じられた。このインパクトが最初にあれば!もっと早くから信頼して集中して読み切れたのになぁ。
オタクではなく書評家としての顔が立つページの割合を増やして欲しかったです!
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やっぱり言語化が上手い人の書く文章だなあ…。
たしかに推しについて面白いこと書いてる人ってこうだわ…、と納得させられる。
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自分の感想を最低限メモレベルに落とし込むまで他人の感想に触れないという話が心に刺さった。 新作の映画を観に行くときでも、先にTwitterやネットの記事でその作品の評判を見てしまうと、上映中自身の目にフィルターがかかることを最近体感したばかりだ。
本でも人は他者の言葉に影響を受けやすいと繰り返し伝えている。楽しい推し活ライフを送るためにも他者が発する言葉と適切な距離を置けるようになりたい。
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「書評家の三宅香帆さんって誰だ?」から関心を持ち、読んでみました。
「若いのに、たくさん読書をして、どんな事を語るのだろう」最初はこんな感じ、、
読み進めると、自分も同じ「本好き」として三宅さんが発信する言葉が自分に新しい刺激を与えてくれます。
(読んでてワクワク楽しい!)
言語化や、思考の整理方法を論ずる内容で他にも多くありますが、切り口がとにかく面白い。
「推し」をテーマにしているため、細々とした箇所が「一般論的」ではなく三宅さん自身の経験からくる「具体的」な話しであり、より読者に「伝わる内容」だと思いました。
何かを発信したいとき、人と話すとき、言葉の選び方、これを知っている人と知らない人では見えない大きな差がありそうです。
自分も若い後輩に同じような思考や言語化の本を勧めたことがありますが、いまいちピンときていない様子。
(勧め方が下手なのかな、、? と悩むこと数十回、、)
でも、本書の三宅さんの言葉(表現)なら誰にでも伝わりそうな予感がします。
人に勧めるだけでなく、自分自身も「これから自分のブログどうしよっか?」と過去を見直し、今後において修正することを楽しむきっかけを貰った気がします。
これからは三宅香帆さんが自分の「推し」になること間違いなし!
自分にとって今後注目の人物となりました。
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書評家兼オタクである著者が教えてくれる推しを語る文章術
自分の感情を大事にする。自分の感情から出てきたオリジナルな言葉で推し(好き)を語る。
言葉が目に見え、いいねで評価される時代。偶然にも見てしまう無防備な他人の言葉に惑わされるな。
あとがきにあるこの本を書いた理由に共感。自分の内側から出てきた感情、言葉を大事にしたい。