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神父のバディモノ34巻。
伝説の聖剣とそこから発せられる特定の人へ向けての予言に先導される人々。
抜けずの剣はどこにでもあるとは思っていたけれど、聖杯を含め後世にキリスト教に組み込まれたモノなのだと聞いてなんだか納得。急にそれらが登場してきたところからファンタジー小説感が増す。
確かに数多の宗教の神を排して信仰を自分達へと混合させて置き換えてきただけあって、よく聞くアーティファクトが登場するなと。
事件の真相に関しては薄々わかってはいたけれど、後半にあれだけたたみかけて奇跡ではないと積み上げると、なんだか可哀想にさえ思ってしまう。
後天使は伏線?
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まさかのマギー神父と共闘!
聖剣の予言というタイトルだけで興奮しているところにまさかの懐かしのマギー神父が登場。
しかも今後も活躍が予想される展開にわくわくが止まりません。
変わらず思わず笑ってしまう神父2人の掛け合いと、どこか危ういマギー神父が加わって本作も大満足でした!
読み終わるのが悲しいくらいです。
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バチカン奇跡調査官、本編18作目。
スペインの聖剣伝説にまつわる奇跡。オーロラが現れ風土病が消え、聖剣を通してもたらされた神の予言は次々と的中する。平賀とロベルトはマギー・ブラウン神父(誰だっけ…)とともに奇跡調査に向かう。
マギー神父って誰だっけ…??ロベルトや平賀の携帯に盗聴器仕掛けたりこの人本当に味方か?って思ったんですがどうやら悪い奴ではないようだ。長いシリーズなので過去の登場人物をだいぶ忘れてる。
限りなく奇跡認定していいような偶然が重なって起きた自然現象でしたというオチよりも、裏に陰謀が隠されていたってオチの方が好きなので今回は面白かったです。てっきりジュリアが糸を引いてるのかと思ったけど違ったようだ。
そしてそしてシリーズ始まって初めての奇跡認定!!しかもロベルトと平賀が調査していた事案じゃない部分であっさり認定されてしまうとは。毎度命がけで調査している平賀達って一体…とちょっと思ってしまった。