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リュウジさんの「虚無」な表情の写真が、本のコンセプトを強調しているようです。美味くてお腹がいっぱいになることだけに特化して、栄養のバランスとか見映えとか、清々しいほどバッサリ切り捨てています。調味料の組み合わせが、やはりリュウジさんならでは!
これなら飢え死にしないで生き延びられる気がします。そうです、虚無レシピで命だけはつないでいけるのです。虚無でも生きて行こうではありませんか! しかも、美味しいのだから悪くありませんよ! さらに、酒のつまみに、食後の甘いものまであります!
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最低限の食材で、どの調味料を使って、どこでどう最低限の手間をかけるか。私が料理したくない時、それでも何か最低限でいいから食べたい…という時に作る料理みたいだ。YouTubeはよく見ているから虚無レシピが何のことなのかわかってるんだが、改めてそう思ってしまった。
こういうレシピの最大の欠点は食材が全く足りてないこと。大半が食事としては失格なレシピだし、わざわざ作るようなものではないから、このレシピを見てこの通りに作りたいとはあまり思えず…。だが、ふと気がついた。このレシピをベースにして自分でプラスアルファをすればいいのだ。食材を追加すればそれなりになる。この本の主旨とは違う使い方になるが、そう考えると、とても使い勝手のいい本なんじゃないかと。
そして、もし虚無を通り越して「無」になったら無理に作るな。外食やコンビニを頼れ。そう書かれているのがとてもよいので星は5つ。
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言わずもがなのリュウジさん。
昔なんかの掲示板で見た、一分レシピみたいな感じか。でも美味しそう。
一人暮らしの学生さんとか、肩肘張らずにまず料理してみたらいい内容じゃないかな。
私は昔、熱を通して塩胡椒すればなんとか生きていけることに気がついてから、生きていける気になった。
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虚無では出来ない!
レベル高いわ!
(笑)
けど、この大雑把な乗せ方
かっ食らうような雰囲気に思わず
笑ってしまう
好き♥こういうの
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「虚無」という単語がとても美味い(上手い)もので、より「虚無」に近づくために調味料の導線改善もちょっと考えてしまう。
実は一人暮らしをしている時は結構近しいものを作ってんだなぁと読んでて感慨深い。
虚無味噌汁(要はかちゃー湯)なんかはお酒飲んだ翌日はホントに染る。
虚無シリーズの中にたまに出てくる「虚無」がついてないレシピもとても良い。
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私事ですが…一人暮らし時代を含めて炊事をするようになってから足掛け15、6年。その間に‘ちゃんと’料理を勉強した事はほぼ無くって完全なる我流・目分量・フィーリングと勘に頼った調理でもって自らはもとい、子供達の胃袋も満たしてきたアタクシ。
元々リュウジさんのSNSは追っかけていましたので、ものは試しにと読んでみたら超絶感動。まさか料理本で笑えるとは思いもよりませんでしたよ。
まず共感したのは「安い食材を、調味料と調理法でウマくする」(p5)の思想。これを待っていた。
もちろん、突き抜けて虚無すぎて言葉が出ない料理(?)も載っている。《虚無ツナごはん》(p42)とか、自分はいいけど人に出すには抵抗を覚えるものもちらほら。いや、旨いには違いないと思うんだけどあまりにも虚無。
けど、それはこの本のほんの一面にしか過ぎない!
読んだ直後からすぐに役立つレシピ…というか調味法が山の様に載っているので、私の様に目分量と勘だけでやってきたような人間にはまさにようやく手に入れた教科書のような感じ。とりあえずかつお節粉を作る習慣は既に身に付きました。《虚無リタン》(p26)や《豆腐の照り焼きステーキ》(p58)、《秒殺ハヤシライス》(p70)あたりは見ないで作れるくらい覚えたい。
プラスポイントはたくさんある一方で、難点としては本が固くて開きにくいのとちょっと子供には味濃い目・トゥーオイリー過ぎる料理が多いので、その辺は調整しないとならないかな。
また、既に料理が得意な方からしたら確かに一言申し上げたくなるであろう気持ちもわかります。
料理初心者だけどとりあえず何か作ってみたいな、くらいの方には強く薦めたい一冊。
1刷
2024.7.21
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尖ってて面白いが、特にレシピとしてわざわざ参考にする点はない。
私個人としては料理における最優先事項が「健康のために栄養を摂取する」なのでタンパク質食材や野菜などは必須になるし品目数、品数は増える。すると自然と時間や手間も増える。それに元来、料理が好きなので手間を省きたいという意欲もさして湧かない。畢竟、私は本書のターゲットとしてふさわしくないのだろう。
調味料のバランスについてはしっかり検証された上で決まっているため最初は正確に計量するようにとの記載あり。
あと昔読んだクッキングパパの料理本を思い出した。