投稿元:
レビューを見る
全部面白かった。
特に松村比呂美さんの最後の話が
お金も絡んで好き。
でもアラサーとかではなく
還暦過ぎのおひとりさま女性対象の話が多いかな。
ならばもう少し大きい字で、
読みやすく、と思ってしまう。。。
投稿元:
レビューを見る
テーマゆえなのか、主人公が高齢女性が多かった。
もっと色々なパターンの「おひとりさま」が見られるかと思ってたので、ちょっと残念。アンソロジーは色々な作者さんを楽しめるのがいいのに、同じ感じの作品が続くと、ね。
そんな中、「永遠語り」がちょっと違った雰囲気で1番私の好みだった。
次点は「リクと暮らせば」かな。大崎梢さん、やっぱり相性がいいみたい。
投稿元:
レビューを見る
歳を重ねて、おひとりさまで生きていく不自由が現実的でリアルだった。お金の面では安定してるくらい自立できているなら、もっと強く生きていけるのではと思ったが、人とコミニュケーションをとらないと心は脆くなるものなんだなと思った。
投稿元:
レビューを見る
結婚せずに独身でいる人、パートナーを亡くして1人で暮らす人、この小説に登場するのは40代後半から80代の一人暮らしをしている女性たちばかり。
ところで、一人暮らし、と聞くと「寂しそう」と思うものなのだろうか? 結婚せずにシングルで1人で働いて暮らしてる女性も「寂しそう」なのだろうか?
私は若い頃から1人で買い物、カラオケ、映画、ライブ、旅行に行ける人間になろうと意識してチャレンジしていた。誰かとじゃないと何もできない人間にはなりたくなかったから。おかげで、おひとりさま時間はストレス発散ができる最高に贅沢で、そんな時間を過ごせている私って最高!と思っている。
ところがた。
世の中の人はみんな暇なのか、一人暮らしの女性を必要以上に心配して、特に高齢者は半分お荷物のように扱う。娘や息子たちが。
結婚しようとせずに仕事に打ち込む女性を受け入れられない男性や、離婚してシングルになった女性を同僚たちはちょっと遠巻きに見ているし、なぜにそんなに、1人で生きている女性を珍獣を見るかのように、ちょっとおかしい、変わり者、問題ある人のような色眼鏡で見てくるのか。
私はこの「おひとりさま」短編小説全6編、すべて良かった。まだどの主人公の年齢にも達していないけど、それぞれ悩みながらも、自分のやりたいことを大切にして生きている。そうだ!女は結婚して子育てして、それで老いていくだけじゃないぞ!
女だって、夢があって、打ち込みたいことがあって、自分のためにお金を使いたいし、新しいことにチャレンジしてわくわくしたいんだ、何歳になっても! それのどこがおかしいのか。
そりゃ生きていれば、ある程度の年齢を過ぎたら悲しさも寂しさも世間の厳しさもわかっているし味わっている。でも、そんなものに負けていたくない。私は、私の人生が終わりを迎えるまで、私を一番大切にしながら「生き抜いて」いくことを誓う!そんな女性たちに、読んでいて励まされました。
作品タイトル
「リクと暮らせば」大崎梢
「幸せの黄色いペンダント」岩本葉子
「永遠(とわ)語り」坂井希久子
「週末の夜に」咲沢くれは
「サードライフ」新津きよみ
「最上階」松村比呂美
私は、「週末の夜に」と「最上階」が良かったな。
おひとりさま女性の贅沢さが詰まっている。ふふふ、と笑いたくなった。
投稿元:
レビューを見る
様々な理由で一人暮らしをしている48歳~84歳の6人の女性の6話の物語。
しみじみしたりほっこりしたり、素敵な読書時間を過ごせました。
「リクと暮らせば」と「永遠語り」が特にお気に入りです!
投稿元:
レビューを見る
おひとりさまというテーマのせいか、
主人公がシニア世代でやや高齢女性が多かったです。
そのせいか気楽で自由になった生活なはずが
何処か心寂しく物悲しい内容もありました。
けれど、そこでとどまることなく、
レンタル番犬サービスでは犬が支えになってくれたり、
幸せの黄色いペンダントで御守り代わりで心の支えになってくれたりと
新たな人生の歩みを一緒に支えてくれるものに出会えるのは良いものだなと思いました。
物理的なものももちろん良いことですが、
あらためておひとりさまになった新しい環境の中で、
今までにはなかったまた新しい人との出会いで
お互いに支え合いながら生きていくのはもっと心強いことだなと思ってしまいました。
特にこの作品の中ではマンションのコミュニティで助け合いを
するというのがあったのでこうゆうのがどんどんと多くの場所で広がっていけば良いなと思いました。
遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったものだなと思ってしまいました。
人生100年時代、これからどんどんとおひとりさまが増えていく時代
だと思うので、この作品のようなケースも沢山出てくるかと思います。
女性だけでなく、男性でもおひとりさまになる場合もあるし、
一人で生きていくことは別に孤独とも思わないし、
むしろ自立をして立派だと思っています。
けれどどんな場合になっても孤独ではなく、
心の孤立になってしまうのは悲しく切ないので、
常日頃から心の自立を目指しながら自分の幸せを探求することを忘れないようにすることをこのアンソロジーでは教えてくれた気がしました。
印象的だった作品は「リクと暮らせば」、「永遠語り」、「サードライフ」でした。
また時間を置いて再読してみたいので、
手元に置いておきたいと思います。
本の帯にもあったように
好きな居場所で 好きなこと、好きな自分で、
私を楽しませるのは、私。
という言葉が一番心に響きました。
投稿元:
レビューを見る
どの作品もとてよかった。
朝の通勤や、疲労感と共にの帰宅時に温かい気持ちになり助けられました。
新たな作家さんとの出会いもあり、充実感増し増し。
投稿元:
レビューを見る
40代から80代の幅広い年代の女性が一人強く生きていくというテーマの物語です。
このご時世だからというテーマが多く、共感出来る内容が全てでした。
一人でも、共通の仲間1人いるだけでも楽しく生きていける。大好きな趣味があれば、嫌な事も難なくこなすことが出来る。一種のご褒美のような。
私自身日常のあるあるのテーマが書かれていて読みやすかったです。
投稿元:
レビューを見る
アンソロジーだけど1つ1つが読み応えがあった。
これからの時代はおひとりさまが普通になるんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
アンソロジー。書き下ろし短編集。
短編って、連作でもなけりゃ物足りない感になるような気もするけど、タイトルに興味惹かれひとず読んでみることに。
絶妙な長さ(短さ?)で、何冊もの本を読めた感じで逆に満足してしまったよ。
登場人物の同じ条件として年齢に違いはあるものの「一人暮らし」となっていた。
家族と過ごす煩わしさもあれば、一人暮らしは自由ではあるものの1人ならではの不安な出来事もあり…
若い時にはなんとでもなったり、乗り越えていくこともできたもの。
歳を重ね出来なくなることがあったり、逆に人生経験から対応できることが増えていたり。
この先歳を重ねていったとき、自分ならどうしようかなーと、選択肢が広がるような気持ちと、気力体力がどうなっているだろうという未知なる未来に思いを馳せることも出来る読後の時間を過ごせている。
投稿元:
レビューを見る
「おひとりさま」生活を楽しむ40代〜80代の女性の暮らしを6人の女性作家さんが描く短編集。
防犯に!と、番犬レンタルサービスを利用し始めた照子さん。
何かあった時の為に!と、幸せお守りペンダントを胸に推し活に励むナツさん。
東京の山奥で草木染め作家として自然に清められながら丁寧な優しい生活を送る十和子さん。
おひとりさま映画鑑賞を楽しむ頼子さん。
終の棲家を購入した途端、夫に先立たれ我が身の置き場所に悩む千枝子さん。
同じマンションのお隣さんとひょんな事から交流が生まれ、人の縁を発展させようと動き出す成美さん。
思わず「ふふふ」としたり、ほっこりしたり、じんわりしたり…6人が気付く日々の生活にある小さな幸せに共感。
6人の女性のおひとりさま生活を覗き見させてもらった気分です。
何気ない日々を丁寧に楽しんでいけたらいいな。
個人的には坂井希久子さんの「永遠語り」が好きだったなぁ
投稿元:
レビューを見る
一人暮らしの不安
老後への不安
健康への不安
を抱えながら自分なりに楽しくおひとりさまLIFEを続けて行くためには…
女性作家さんの作品ばかりで主人公も女性のおひとりさまでした。
投稿元:
レビューを見る
年配のお一人様で、思っていたのとは違った。これはこれで、この年代の方や、今後の参考になるのですが、お一人様の楽しみ方をもう少しアラフィフ、アラフォーで競作してほしいなと願います。
投稿元:
レビューを見る
50-60代の女性の短編小説。読みやすかった。
周りではなく、自分がどうしたいか、
年齢を重ねると会社との繋がりもなくなってしまうからこそ周りとの関係性や好きなものは何かが重要になる。
投稿元:
レビューを見る
50〜60代女性の一人暮らしの短編集。それぞれすごく読み応えがありました。
どの作品も主人公が前向きに生きようとしていて、未来のお手本になりそうです。