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「おひとりさま」生活を楽しむ40代〜80代の女性の暮らしを6人の女性作家さんが描く短編集。
防犯に!と、番犬レンタルサービスを利用し始めた照子さん。
何かあった時の為に!と、幸せお守りペンダントを胸に推し活に励むナツさん。
東京の山奥で草木染め作家として自然に清められながら丁寧な優しい生活を送る十和子さん。
おひとりさま映画鑑賞を楽しむ頼子さん。
終の棲家を購入した途端、夫に先立たれ我が身の置き場所に悩む千枝子さん。
同じマンションのお隣さんとひょんな事から交流が生まれ、人の縁を発展させようと動き出す成美さん。
思わず「ふふふ」としたり、ほっこりしたり、じんわりしたり…6人が気付く日々の生活にある小さな幸せに共感。
6人の女性のおひとりさま生活を覗き見させてもらった気分です。
何気ない日々を丁寧に楽しんでいけたらいいな。
個人的には坂井希久子さんの「永遠語り」が好きだったなぁ
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一人暮らしの不安
老後への不安
健康への不安
を抱えながら自分なりに楽しくおひとりさまLIFEを続けて行くためには…
女性作家さんの作品ばかりで主人公も女性のおひとりさまでした。
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年配のお一人様で、思っていたのとは違った。これはこれで、この年代の方や、今後の参考になるのですが、お一人様の楽しみ方をもう少しアラフィフ、アラフォーで競作してほしいなと願います。
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50-60代の女性の短編小説。読みやすかった。
周りではなく、自分がどうしたいか、
年齢を重ねると会社との繋がりもなくなってしまうからこそ周りとの関係性や好きなものは何かが重要になる。
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50〜60代女性の一人暮らしの短編集。それぞれすごく読み応えがありました。
どの作品も主人公が前向きに生きようとしていて、未来のお手本になりそうです。
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「リクと暮らせば/大崎梢」
「幸せの黄色いペンダント/岸本葉子」
「永遠語り/坂井希久子」
「週末の夜に/咲沢くれは」
「サードライフ/新津きよみ」
「最上階/松村比呂美」
"おひとりさま”をテーマにした6話収録の短編集で、全作書き下ろし作品。
アンソロジーは当たり外れがあるけれど、本作は全話面白かった。
私はおひとりさまが大好きなのでシングルライフに憧れる。
ひとりならではの自由さと快適さ、時々感じる不安や孤独。
どの物語にも共感出来るポイントが満載だった。
新津さんの作品はピリリと毒を効かせながら笑いのツボもあって楽しい。
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一人旅をしながら読んだ。
最初のリクの話はよかったな〜。
家族がいても、最期は一人が多いから。
最期よりも手前での1人になったときの話だから、3rd•4thのライフステージのいろんなあり方は、小説ならでは。参考になります。
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6人の作家が未婚、既婚、死別等々事情が
様々なおひとりさまを描く作品で自分の老後
なんかを考えさせれれる話でした。
どの作品も最終的にはおひとりさまを送る
ラストになっているんですが、色んな
大変な事もあったりするけどなんかすごく
楽しそうであったり人生に充実している
感じがすごくよかった。
個人的にはレンタル番犬システムの
「リクと暮らせば」の話が面白かったし
こういうのがあればいいなぁ~と思いました。
もし老後におひとりさまになって
お金があれば是非頼んでみたい・・・
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主人公は全て48〜84歳の女性。いわゆるおひとり様の生活。年齢層は高めだけれど女性の複雑な気持ちが分かるようなものもあり、面白かったです。
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書店で見て気になった。
裏表紙に”本棚保存本”と書いてあって、どきっとした。
自分でも同じように買う本と、借りる本で分けていて、時々読み返したいもの(あまり読み返す余裕はないのだけれど)は買うようにしている、その”本棚保存本”だという評価。
”おひとりさま”にも(当たり前だけれど)いろいろある。もともとひとりの人、パートナーと離別・死別した人etc。男性では、歯が一桁になったことを「シングル」と言っていた人もいたっけ。(結果、誤解を生んだ。)
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「おひとりさま」な女性達のアンソロジー。
どの短編も読み応えがあって面白かった!
寂しい人、変わっている人と色眼鏡で見られがちな「おひとりさま」。
48歳から84歳の女性が主役の短編で、生き方の手引きを読んでいる感覚になった。色んな選択があっていいんだよな。
「永遠語り」が切なくて好きだった。
山暮らしの描写を読んでいてわくわく。
「最上階」もピリリと毒が効いていて好き。
具体的な数字を出されると「ヤメテェ…」と耳が痛かったが、最後がとても素敵だった。
おひとりさまだろうが、連れ合いがいようが、私を楽しませるのは私。
この先、このことを忘れないようにしていきたい。
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面白かった!
どの作品も読みごたえがあって
主人公それぞれが
どう生きるのか…
興味深く読み進めました。
最終話の『最上階』で
スケールが大きくなって
イメージをふくらせたまま
本を閉じることができたのは良かった。
いくつになっても
夢を持って
景気良く生きたいですね!
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一人暮らしの女性を主人公にした
6人の作家によるアンソロジー。
最初の大崎梢の番犬の話がおもしろかった。
岸本葉子の緊急連絡サービスの話は
著者がエッセイで書いてるような
実体験がベースにありそう。
坂井希久子の染色家の恋愛は
雰囲気はいいけど淋しいかな〜。
咲沢くれはの映画好きの女子ふたり。
距離感がとても好しい。
新津きよみは、ご近所さんもの。
コミュニティーに馴染むのは
いくつになっても大変よね。
そして松村比呂美はマンションの
居住者とオーナー女性の物語。
通勤読書によい短編集でした。
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6人の女性のおひとり様生活。
離婚したりずっとシングルだったり、突然死別したり経緯はいろいろだけど、6人ともしっかり自分の場所を見つけて、何だかんだあっても逞しい。
頼もしいナイトとの生活「リクと暮らせば」
好きな人が残してくれた生き方で生きる「永久語り」
この2編が心に残った。
こういう友人関係が羨ましい「週末の夜に」
娘がムカつく「サードライフ」
結局お金だよねぇ「最上階」
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おひとりさま。
私もおひとりさま(というより子供部屋おばさんか)だから、ひとりでいることの不安や寂しさ、気楽さや清々しさはよう分かる。
それぞれの作家さんの個性が出ていて面白い。
なのにみんな、キャラメルを舐めているかのような、あんころ餅を食べているかのような懐かしさを感じた。
文字が大きくて読みやすいのも良かった。
しかし。
なぜ独身男性はおひとりさまって言わないの?