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読み終えた、というより、
最後のユニコーンを挫折してしまったので未読であるが
購入したものの読むことはないと思います備忘録に。
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前半は、前作を読んでいるとほんとうに切なくて、印象的。
後半は難しい。想像力が試される。一読しただけでは良さがわからなかったので、再読したいと思う。
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前作「最後のユニコーン」を読んだのは高校生の頃なので、30年以上ぶりに読む続編。
そのころはこうしたファンタジー小説を好んで読んでいました。高校生のころに読んだ本の半分以上はハヤカワFTかSFだったと思います。
しかし、歳を取ってからはファンタジー小説を楽しめなくなりました。
特に本シリーズのような、何かの象徴・記号として諸々が描かれている寓話的なものは、それがわからないと作中で発生している事象の原因と結果について関連性や理由がわからず、消化(理解)不良のまま読み終えてしまうことが多い印象があります。
それが悪いというわけではなく、ある意味それこそがファンタジーとも思いますが、それゆえにファンタジー小説を楽しめなくなった気がします。
本作においては「二つの心臓」の方は、前作に登場したキャラクターたちが中心的なお話だったので、ノスタルジックな気持ちで楽しめた部分があります。
しかし「スーズ」の方はどういう話なのか結局よくわかりませんでした。先ほど書いたように、作中で起きている事象は追えるのですが、それが意味するところや「なぜそうなった」が全く分かっていません。
読み終えた後は、なんだか自分の感受性や理解力の低下を強く実感したような気がして、落ち込んでしまいました。ひとまずは、何とか内容を理解できるよう、いろんな人の考察や感想を読んでみようと思います。