本読売堂はいささかパワーが落ちてきたが
2024/06/18 15:49
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「本よみうり堂」が一番読みごたえがあったのは、川上弘美氏や小泉今日子氏が読書委員を務めていた15年ぐらい前だと思う、そのころと比べるとパワーダウンしたような気もするが、宮部氏の勧めてくれる本はやはり読みたくなる
読んだり書いたり評したり
2023/12/31 09:53
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
忙しいなあ。
ななめ読みするわけにいかないしね、書評をいい加減に書くわけにいかないから。
ガザの地下トンネルは絶対に行けない場所だったんだね。
ファットキャットアートはおもしろそう。
宮部みゆきの書評集
2023/11/24 21:40
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆき氏による書評(読売新聞朝刊に定期的に掲載)をまとめたもの。既に読んだものもあれば、まったく知らないものもあり、読んでいて楽しい。この中から、何冊かを新たに読むことになるだろう。
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今まで触れたことのないジャンルの本が分かりやすく紹介されていた。化学式をイラストと見る、という一文にクスッとして安心した。
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新年初読了w
それにしては内容が古いwww
いや、刊行は昨秋くらいではあるんだけどw
でもお陰で読みたいやつは図書館ですんなり借りられそうw
さすがは宮部さん!興味の幅が広い!!と感嘆。
今年は少しは翻訳物も読んでいこうかな…。
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タイトル通り、著者が読売新聞に書いた書評集。
小説以外にも、歴史や社会、ペット、恐竜など、まさに著者が楽しんで読んでいたのが伝わってきます。そして、軽妙かつ優しさを感じるのは、小説と同じでした。
タイトルに「2015-2019」がついているということは、何年か待てばまた続編が出る?
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ミステリーから恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』の読書エッセイ、著者初の新書で待望の書籍化。
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<目次>
略
<内容>
毎週日曜日の朝刊、「本よみうり堂」連載(今も)の、書評をまとめたもの(2015~2019)。全部で128冊。ミステリー系が多いかな?朝日新聞土曜朝の書評欄の連載各氏よりもくだけているので、読みたいと思うかも?
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宮部書評集となると、それはもう読まない理由はない。短期間、読売新聞を取っていた頃、気になって手に取った作品も数作見つけられた。そしてさらに、読んでみたい作品が下記のごとくずらり。ノンフについては厳しめにピックアップしたんだけど、それでもこれだけあった。慌てず少しずつ、って感じやね。
つくられる偽りの記憶 △
絶対に行けない世界の非公開区域 △
定職をもたない息子への手紙 △
長くなるのでまたにする。 △
ドクタースリープ ○
へんな生きもの へんな生きざま ○
深夜百太郎 ○
謎の毒親 ○
火打箱 △
よこまち余話 △
未確認動物UMAを科学する ○
ぼくたちが越してきた日から〜 ○
恐怖の地政学 △
ネットリンチで人生を壊された人たち △
植物はなぜ薬を作るのか △
嘘の木 ○
その情報、本当ですか? △
職場のハラスメント △
週刊文春シネマチャート全記録 ○
国宝の解剖図鑑 △
凡人の怪談 △
不意打ち △
死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館 ○
ディストピア・フィクション論 ○
生類憐みの令の真実 △
怪奇日和 △
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作家さんってどんな本を読むんだろうと気になり手に取った本書。宮部さんがミステリー作家なだけあり、紹介されている本の大部分がミステリー・ホラー・SF・ノンフィクションでした。でも恐竜関連の本や怪談系の本も出てきたりと、ちょっとクスっとするような選書もあります。
元が新聞の書評欄向けとのことで、一冊に割く文字数はそれほど多くなく、さくっと読み進めることができます。その少ない字数の中で、ネタバレをすることなくおすすめポイントをまとめ上げていく技術がお見事です。
読んだことないどころか知らない本だらけでしたが、気になる本がたくさんできてしまいました。これらの本にもそのうち手を出してみます。
・誰そ彼の殺人
・ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく
・なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則
・湖畔荘
・新 怖い絵
・大統領の疑惑
・ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承
・薬で読み解く江戸の事件史
・闇からの贈り物
・日本発掘! ここまでわかった日本の歴史
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⚫︎本概要より転載
ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。作家デビュー36年目、初めての新書刊行!
⚫︎感想
いろんなジャンルの本が見開きで紹介されていて、いくつか興味がわき、読みたいリストにアップした。さらっと参考にするのに良い
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読売新聞の日曜日朝刊に掲載される書評欄「本よみうり堂」
2015~2019年の5年間に著者が書いた書評128冊分を紹介。
・はじめに
2015年におすすめした本・・・26冊
2016年におすすめした本・・・21冊
2017年におすすめした本・・・25冊
2018年におすすめした本・・・26冊
2019年におすすめした本・・・30冊
毎週読んで選書の参考にしていた「本よみうり堂」
中でも宮部みゆき書評は、様々なジャンルで楽しんでいました。
が、なんとそれらを一冊にまとめての書籍化!
これはもう、読むしかない。
1ページちょっとから2ページの書評は、
そのときの紙面のスペースの大きさによるもの。
丸々2ページは横長の広いスペースぎっしりの文章ですが、
改めて読むと短い。いえ、それ故に濃い書評になってます。
各種小説、短歌に川柳、ノンフィクション、評論から、
政治、経済、科学、美術など。ジュニア向けもある多彩さ。
作家の視点での書評がある一方で、
知識への追求の好奇心が駄々洩れな書評もある、愉しさ。
しかも文章が絶妙で、短文ながらもお勧めどころを
ピンポイントに教えてくれます。と言うか、
レビュー書くにも参考になります。惚れ惚れしちゃう。
おかげで読みたい本リストが増えました。
図書館にあるのも確認しちゃいました。ヤバいです~。
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初読。好きな作家さんがおすすめする本は読みたいといつも思うのだが、どうしてだか実際に読むまでに到達できない。でも今回はとりあえず購入までたどり着きました。『インソムニア』と『誰そ彼の殺人』。さていつ読めることか・・・。すべての本のおすすめ内容が見開き2ページにおさめられていて、簡潔さもよい。その中から何を選ぶかで自分の好みを再確認できそうです。
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ネットで見かけて。
そりゃ、読むでしょ。
「宮部みゆき」が読んで面白いと思った本なら。
とりあえず興味を持ったのは、
「絶対に行けない世界の非公開区域99」とか、
「スポットライト 世紀のスクープ カトリック教会の大罪」とか。
好きな作家さんの読んだことのある本が出て来たのには、
ちょっとガッツポーズをしてしまった。
ただし、問題は、
紹介する文章がとても面白いがゆえに期待値があがりすぎて、
実際に読むと今一つに感じてしまうことがあるということ。
自分も過去に痛い目に遭いました。
もちろん、そんなことをおそれていては、
読書はおろか人生も楽しめない。
読みますよ、もちろん。
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「宮部みゆき」さんと言えば、言わずと知れた人気作家ですが、作品を読んだのは本書が初めてです。
初めて読む作品が小説(数えきれないほどの名作がありますね)ではなく、本書(書評エッセイ)というのも我ながら”どうか”とは思いましたが、
・あの「宮部みゆき」さんが選んだ本とは?
・それらの本に対する書評(文章)は?
等々を「知りたい・読みたい」という願望が勝りました。
さて、本書は読売新聞の「本よみうり堂」で2015年~2019年に掲載された128冊を集めたもののようですが、私の願望を満たすための行動は「正解」でした。
先ず、128冊で網羅されている範囲の広さ(ミステリー、ビジネス書、絵本、図鑑、ノンフィクション等)に好奇心と読書欲を刺激されました。
過去に(今もそうです)、立花隆さん、松岡正剛さん、成毛眞さん等の書評を参考にして本を選んできたことがありますが、本書からも(今のところ、10冊程度)、”これは面白そうだ”と感じた本を読みたいと思っています。
次に、書評(文章)についてですが、これは”流石に小説家の書評は違うな”と感心しました。先に挙げた皆さんはいわゆる小説家ではありませんので、やはり書評(文章)に違いがあると感じました(優劣ではありません)。
ここでは、とりわけ心に残った書評(文章)を、(作品名は書かずに)二つだけ抜粋します。
・怪異という形で立ち現れている時間の積み重ねを、壊して祓って断ち切ってしまうのではなく、受容しやすいように直した上で引き継いでいく。これは至極まっとうで現実的なやり方であることは、<怪異>を<不仲>や<揉め事>等のより日常な言葉に置き換えてみれば、すぐ腑に落ちるだろう。
・本書を読み、自分の「現実を物語化したい」という欲求がどれほど根深く無自覚なものであるかを悟って、私はいささか動揺した。犯罪そのものではなく、その報道のされ方と社会の受け止め方が、年々「物語」へ傾斜していると感じていたし、それに対する危機感を持ってミステリーを書いているつもりだったのに。本書を読めば、おそらく多くの方が様々な点で、私と同じように驚いたり、あらためて恐れたり悲しんだりするだろうと思う。
最後に、次回、本屋さんに立ち寄った際には、「宮部みゆき」さんの小説(名作が多くて、どの作品を選ぶか迷いますね)を持ってレジに向かいたいと思います。