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タカ派「金利を上げ、物価上昇を抑えて景気加熱を防ぐことを重視」
ハト派「金利を下げる、物価上昇を容認しながら景気刺激を重視する」
FRBは「物価の安定」と「雇用の最大化」という政策目標が課せられている。
フィリップス曲線として知られている失業率と物価水準のバランスを保つ
PCE「個人消費支出」=家計が対象
CPI「消費者物価指数」=企業が対象
二つの違い
①PCEのほうがCPIより広範な個人支出をカバー
②購入数量の変化に、より頻繁に対応して対象となる品目のウェイトが変わる
FRBの経済見通しではPCEをインフレ予測に用いる。
ただしCPIのほうがデータが早く発表されるため、市場の注目を集めるる
食品とエネルギーの2つを取り除いたのがコアPCE
PCEデフレーターとPCEインフレーションは同じ意味
インフレ率を表す指標
名目PCE÷実質PCE=PCEデフレーター(インフレーション)
国際金融のトリレンマ
①為替レートの安定性
②金融政策の自主性
③自由な資本移動
この三つは同時には達成できない
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歴史も含めて、連邦準備制度の説明にもう少し割くべきかと。1913年からで、中央銀行的制度としては、3代目とか。一部に4代目説もあるけど。
P17
FRB=Fed(米国記事だと、ほぼこれ)
FedはFRSだと考えるので、この表記には反対です。
P55
実質PCDはPCEかと
P92 FedのURLのドメインはgov(政府機関)なのね
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【評価】
内容 :★★★★☆
読みやすさ:★★★☆☆
難易度 :★★★☆☆
ボリューム:★★★☆☆
【所感】
FRSの仕組み、FRBの目的、FOMCの読み解き方などの解説がなされている。併せてFRBの政策に影響を与える経済指標や逆にFRBの金融政策が世界経済に与える影響などについても言及されていて自分の学習ニーズにマッチした内容だった。