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待っっっってました!!!文庫化!!絶対面白いんだけど、絶対好きなんだけどあの厚さ、そして冊数はハードカバーじゃ完走できない…場所もない…そうして待つこと数年、やっっっと読めた!もうなんかそれだけで嬉しくなっちゃう。なるべくネタバレを避けて内容を知らないまま読もうと思ってたので最初文化大革命の話からでびっくり、ちょっと読むのしんどいなーと思いつつもまぁSFは最初の設定飲み込むターンは読みづらいけどそこ過ぎたらどんどん面白くなるもんだしというモチベで読み切りました。世界史に関しては本当に無知なので文化大革命ってこんなにも恐ろしいものだったんだと。最初はしんどかったけどラストまで読むと「人類は滅亡しなければならない」なんてとんでも結論にいたらなきゃいけなくなる要因として大事だったなと。そんでVRゲームの話が始まったら、もうそこからは一瞬でした。長編ハードSFと言いつつまだ1巻はそこまでSFっぽさは薄い代わりにワクワクするゲームとしての要素があって、それがだんだん現実と絡んでくる、全分量から考えればまだまだ序盤だけど既にしっかりストーリーの回収があって読み応えバッチリです。三体って三体運動のことなのか…それ以上の意味も隠されてるのか…?とにかく続きが楽しみです。あと大史がかっこいい。ああいうキャラ、大好き。
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待望の文庫化!期待以上に面白かったし、何よりこの先の続編がどう考えても今作以上に面白い予感しか無いので、次が楽しみすぎ!
(一応理系だけど。。)正直理解しきれていない部分もありながらも、そこに描かれる世界の壮大さ、斬新さが凄まじすぎてページを捲る手が止まらない。
"脱水で巻き巻き保管"は一番衝撃だったなー笑
次作の文庫化も楽しみですが、Netflixの映像化も楽しみに待とうと思います!
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クソ面白かったの一言に尽きる。SFが当たり外れ大きいのは個人的には「現実感とのバランス」だと思っているが、本作は実際に物理の未解決問題としてある三体問題をベースに展開していて、これはあり得るな…的な現実感がちゃんとあるため世界に没頭できた。
その点、智子については訳分からくてSF色が濃いが、もしろよくこんなオチを思いついた…!という感じで面白かった。
あとは本筋ではないが、文革など中国人の歴史、思想的な流れに触れられてて、全然知らなかっただけに興味深かった。SFの枠に収まらず、中国文学な味が新鮮であっという間に読み終えてしまった。
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Netflixの配信前に予習しようと思い、読みました。
いきなり文化大革命の場面が出てきたので、あれ、これSFじゃないの?と驚きました。
一冊丸ごと、序章といった感じ。続きを読んでいきたいと思います。
ドラマ配信とともに、これからが楽しみです。
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2024/03/11 書籍
2/3ほどまで読み進んだが最後まで読み切らず。
ベストセラー本でも自分には合わなかったんだろうと納得させる。
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正直科学とか宇宙の話とか読んでいてもよく分からない。それなのに置いてけぼりにされている感じはなく、物語にどんどん引き込まれていく。凄く不思議。続きが気になる!
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【未読】読みたい理由
スラスラ読める派と読了諦めた派の感想があって面白い
中華小説未体験の為読了できなかったとしても一度目を通してみたい
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話題の中国発のSF小説。前半はSF要素は感じられないが、後半急にSF感が全開になる。
科学・工学の専門用語が頻出するので、しっかり理解しながら読もうとするととても難しいが、SFにそんなもの求めてる方が間違っているかもしれない。
小説としてはとても面白いが、ワクワク感がそこまで無いのでSF小説としてみたら☆4
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この分厚さで、ほぼプロローグって・・・
物理学は難解だったけど、かなり気持ちよくなる難しさ。
たくさん映像化されているのが良くわかる。とてもおもしろいSFだった。
3部作の1なので、今後かなり期待。
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SF好きな友人がハマっていたので、読んでみました。
互いに重力相互作用する三質点系の運動がどのようなものかを問う三体問題を題材として、宇宙まで視野を広げて話が進むスケールの大きさに驚いた。
エンタングルした量子はどれだけ距離が離れても同じ動作をするとか、技術的にまだ解明されていない話題もふんだんに取り入れてワクワクさせてくれるところが素晴らしい!
続きを読むのが楽しみです。
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SFファンが垂涎する要素をこれでもかというくらい盛り込んだSFエンターテインメント小説。
中国の文化大革命に端を発するディストピア的世界から始まり、この史実を基にSF的な"IF"を徹底的に積み上げていく。
ナノテクあり、ファーストコンタクトあり、VRあり。
暴走するカルト団体あり、サスペンスあり、そして科学に対してなんの知識もなくただ気概だけはひたすらかっこいい中年刑事あり。
つまらないわけがない。
あえてカテゴライズすると、ハードSFの部類に入るんだと思う。
ただし、イーガンのような、ともすると「あれ、これ、論文だっけ?」みたいな、読むのにだいぶ心構えを必要とするような難解さはない。
科学に明るくない人が、「?」と思うような記述がたとえあっても、その数行後には「あー、多分こういうことかな」ってわかるようにしている。
あるいはわからなくても雰囲気だけつかめておけば大丈夫なようにしている。ここはもう作者の筆力の妙に尽きる。
「細かいことはわからなくても、楽しめ!」という思いがびんびん伝わってきて、本当に楽しい。
SFを楽しむ上では必須の舞台の理解についても、読者がそこに至るまでのプロットが本当に見事で、SFに慣れない人が感じやすい「背景を理解しようとしているうちに疲れて飽きた」っていうことが一切起こらない。
詳細は語らないが、物語のキーになる「三体世界」の理解も、VRのゲームという奇抜なアイディアを通して本当にわかりやすく語り尽くしている。
ときおり現れる、ゲーム画面のテキストが醸すなんとも言えない雰囲気も、物語に没入する上で大きな役割を果たしている。
このあたりの言い回しなど、あらかじめ計算して書いていたのだとしたら、本当にすごい。
そんなわけで、600ページ以上もある本作、一切のストレスなく読み終えることができる。
読み進めるごとに物語はどんどん壮大になっていくし、物語の前半で出ている謎や疑問も終盤ですべて回収されるが、この一冊で終わりなのではなくこのあと「三体Ⅱ」「三体Ⅲ」と続いていく。
ただもう、楽しみでしかない。何ページあるかとか、そういうこと一切気にせず「とにかく話の続きを聞かせろ地球はどうなる三体はどうなる」と寝る前の子供のような興奮だけが残る。
万人にお勧めしたいSF。SF苦手な人も是非手に取ってみて欲しい。
その「うわっ」って思った600ページは、あっという間に溶けるから。
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Netflixでドラマが始まったので、過去にどこかで綴った書評を転記。
↓
さすがにもう読んだやろ?って言われるくらい読んだ方が良いし、読んでほしい本。
月並みな表現であんまり好きじゃないけど、「知らないと人生半分は損する」という言葉はこの本のためにあるような気がする。
一方で、この世界観を真っさらな未知の状態で新鮮に読める未読者のことを、非常に羨ましく思う。
凄い。とにかく凄い。
もはやメディアで散々取り上げられ、
■中国国内で三部作累計2100万部刊行
■著者の劉慈欣はアジア人&翻訳書で初のヒューゴー賞受賞(SF小説の最高峰)
■オバマやザッカーバーグが大絶賛
と前評判ではかなり持ち上げられていたが、そんなハードルは天高く軽々と飛び越えるほどの圧倒的なスケールと妄想力とストーリーテリング。
脳みその今まで使ったことのないヘリをグリグリと引っ掻き回されるような、「ナンダコレ」がひたすら続きながらも止まらない没入感。
15年前の学生時分に徹夜で耽ったホーガン著『星を継ぐもの』ばりにのめり込んで読みました。
内容は王道ストレートにド変態変化球を混ぜまくったSF小説。
文化大革命、VRゲーム、ナノテクノロジー、沈黙の春、天体物理学、三体問題、粒子加速器、ファーストコンタクトと色々とギミックを織り交ぜながら予測不能な展開の数々。
ニュートンとジョンフォンノイマンと始皇帝が議論を交わし、何百回と栄えては滅びる文明世界とか字面だけでワクワクする。
あらゆる知識が縦横無尽に散りばめられ、知的欲求をこれでもかと満たしてくれる。
著者の博覧強記ぶりには脱帽です。(科学的に完全に正しいかとかそんなんは置いといて)
その全貌はエヴァンゲリオン「人類補完計画」の比にならないくらい思想的でショッキング。
中国ではこの本の大流行を機に、SF教育での子どもの想像力育成や、SF都市の開発による観光&テクノロジー活性化なんかの動きもあって、それほどに『三体』の影響力は大きいみたい。
日本も「文系理系」横断教育の一環として、国語でSF小説を題材に科学教育してもイイんじゃなかろうか。
星新一とか小松左京好きになる少年少女いっぱいおるやろし。
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通勤時間だけで読んだので2週間程かかりました...
専門用語も多く、置いていかれてしまう場面はありました。ですが、ストーリーが分からなくなることはなく、最後まで楽しめました!
分量は多いですが、現代パートに入ると一気に面白くなります。読み終わりましたが、一巻はまだまだ物語の序盤なんだなって感じです。
ドラマは少ししか見ていないですが、結構違いそうですね。
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そもそも文革をよく知らなかったので、最初の部分が衝撃だった。こんなことで人を殺したり、自殺したりする?というのが信じがたかった。ここはまだ事実に近いパートなのだが、まさに事実は小説より奇なり。
内容は、期待していた分、うーん、、という感じ。キャラの心情や科学の内容でつまづく点が多かった。例えば、
・知育ゲームが楽しかったからと言って、じゃあ人類滅ぼしましょうか、ってなる人そんなに多い?現に主人公には一切響いてないやん。ETO選別の集まりでも、変な人たちを観察してるだけで、自身の葛藤もなし。テロリスト数人ならわかるけど、ETOはそんなに集団にはならないだろ。
・フォトンを自在に操作できるからと言って、今後の技術革新が一切なくなるか?特定の量子関係はともかく、数学、化学、工学いくらでも発展できる。化学反応なんて数の暴力であり、数個のフォトンが結果を操作できるわけでもなし(できたらその時点で人類滅亡できる)。
良かった点は、ETOとの最後の戦い。ダーシー、あんたがヒーローだ!ぜひ映像で見たい。ネトフリでキャスト見たら、ダーシーは本で読んだイメージそのものだった。
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面白いSFの要素が全部詰まってる。
早く次が読みたい。
今年の読書軸は三体に決まり。
基礎科学を否定して地球人の心をへし折る作戦、単純だけど中々えげつないなと思った。