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もう次は読まないと思いながらも、新作が出るとつい読んでしまう・・・
今作から神奈川県警に戻った夏希。
復帰最初の事件は箱根のホテルで起きた立てこもり事件。
SITの冴子も登場し、犯人との接触を試みるが、今回の犯人は携帯にもSNSにも反応しない。
SNS等のやり取りがメインとなる夏希の出番をどう持ってくるのかと思ったら、自らが人質となり、犯人と直接対峙する方法を持って来た!
もう何作目になるかは忘れちゃったけど、このシリーズでは初めてではないだろうか?
たまたま人質となったホテルの客が夏希の母親だったり、犯人の出身地が夏希の故郷と近かったりと、ご都合主義なのはいつものことだけど、犯人の動機が弱く、あっさり投降しちゃうのも、いつものことながら、うーん、って感じ。
立てこもり事件は解決するものの、事件は別展開に。
後半、夏希は函館に移動し、今回の立てこもりの事件の発端になった過去の事件を上杉たちと追うことに。
その過去は夏希の個人的な悲しい過去の出来事と繋がっていて…
と言うのが、今回の展開。
夏希の学生時代の出来事の真相が明らかになるが、そんな事件があって、今まで解決しなかったのも、何だか腑に落ちないし、どちらの事件も唐突に解決を迎えるのが、何だかなぁ。
いつもひねりもないし、唐突に終わるんだよねぇ。
ページ数増えてもいいから、もう少し事件を丁寧に描いて欲しいかなぁ。
と言いつつも、次が出たら、また読むんだろうなぁ。
このシリーズ、どこまで引っ張るんだろう・・・
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神奈川県警に戻った夏希。戻ったところで立て籠り事件が発生する。人質に取られた1人が夏希の母であり、救出するために人質交換を申し出る。
そして、単身で乗り込むことに成功し、さらに、立て籠り犯の説得まで成功させる。
ここまでは、心理分析官らしいストーリーが展開されて良かった。
が、後半の犯人の正体が、親戚の子の交通事故の犯人で、しかも、それが故意の交通事故だった。さらに、そこには利権と暴力団が背景にあったと言われても、微妙だった。伏線とかがあったわけでもないし、夏希が心理分析官になることのキッカケとなった事件の背景が、それかよ、となってしまう構成のように感じた。
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本作で夏希が神奈川県警に復帰します。織田の意向で警察庁に異動したり神奈川県警に戻ったりしてますが、こんなもんなのか?
復帰戦ということもあってか、所縁の深いキャラを登場させようとしている感じがありますね。次巻以降また神奈川県警が舞台となりますが、どう展開するのか楽しみです。
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サイバー特捜部から神奈川県警に戻ってきた夏希の最初の事件は箱根のホテルの立てこもり事件。
なんと母親が人質になっていたーー。
という感じですが立てこもり事件の解決だけではなく、20年前の夏希にとっては悲しい函館の出来事に繋がっていきました。
展開自体は分かりやすいですが、終わりがあっけないので少し物足りない、最近はずっとそんな状態。
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警察庁サイバー特捜隊から神奈川県警に戻ってきた真田夏希は、帰任早々に、出動要請を受けた。箱根のホテルで宿泊客二名と従業員二名を人質にとった立てこもり事件が発生したのだ。犯人は連絡を拒否し、何も要求もしていないという。だが、SISの島津らと現場の観察に向かった夏希は、衝撃の光景を目にすることになる──夏希の母親が人質になっていたのだ。夏希は犯人との交渉方法を探るが……。