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民俗学と聞くと「妖怪のこと?」というイメージがあるかもしれない。この本はそんなイメージを持った人にこそ読んで欲しい。日常の様々な慣習に民俗学のスタート地点がある。イラスト付きでとても分かりやすくブックガイドとしても秀逸です。特に『会社じんるい学』は気になる。
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イラスト多めで分かりやすく、トピックごとに関連書籍が紹介されてるのもありがたい
東日本と西日本で骨壷のサイズが違うのは知らなかった
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「民俗学」とは人々(=民)について〈俗〉の視点で研究する学問
で、〈俗〉とは①支配的権力になじまないもの②近代的な合理主義では必ずしも割り切れないもの③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの④公式的な制度からは距離があるもの、などを指すそう
なるほど、土瓶さんは〈俗〉に分類されるわけやな
はい「身近な風習の秘密を解き明かす」本書、入門と題するだけあってかなーりサラッとしてます
サラサラすぎて物足りない
民俗学者としての(いつから?)わいのステージはもちょっと上だったようです
中でも気になったのは、60歳のお祝いを還暦、70歳のお祝いを古希って言いますよね
喜寿、米寿と続くんですが、250歳のお祝いは天寿って言うそうです
いや250歳て!
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「〇〇が××なのはなぜ?」の「〇〇が××」であることをそもそも知らない、のようなケースが多かった。
長く続いているものごとには理由があるんだな。
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読書案内として。今でもネットのおかげでいろいろと昭和の御代の口承が集められているのはちょっとびっくり、うれしくなった。
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図書館新刊コーナーより。
昔ながらの風習から最近のネットミームまで、幅広く取り扱っている。
楽しい話題がたくさんあるのに、タイトルで損しているな、と思った。
最終章の都市伝説の考察が、一番楽しく読めた。
理解できないもの・知らないものへの恐れや不安から、都市伝説が生まれるというもの。
ネットでよくみられる、パターンの決まった美談(「日本すげぇ」系)も、知らない国の人たちへ感じる不安から生まれるというのは、面白い。
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表題からは、学問としての民俗学の振る舞いを初学者に導くといったものを想像していたが
中身としては小中学生時代に手にしてみたくなるような図鑑形式のものに近いか。意外性は少ないが、退屈ではない。
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目次を見るととても興味深い題材ばかりなのだが、
見開きで1項目、その大部分が写真と絵なので、内容説明がびっくりするほど薄かった。
ほぼ常識レベルというか、初級レベルですら無く本当に「入門」といった感じ。これって誰でも知ってることじゃ??
本当に全く何も知らない人向け。外国人向けに日本の慣習をサラッと紹介するには適しているかも。そのくらい内容薄いです。
とはいえ、つまらないかといったらそうでもなく、
意外と図や写真の注釈の方に重要なことがサラッと書かれているものもあったりする。
編者が島村恭則さん、関西学院大学の社会学部部長であり教授。
これでちょっと思ったのだけど、それぞれの項目の執筆者が結構な人数がおられるので、ひょっとしてゼミ生or卒業生に協力してもらった本??と感じてしまうほど。
でも卒論でもこのレベルじゃ不可でしょ…という内容の薄さ。
1項目あたり見開き分しかない、というのが主たる原因かと思うが、個々の題材が面白いだけに文章の少なさが非常にもったいない。
でもよくよく考えたら「入門」なので、ここで何か興味を持てる項目に出会えたら、次はそれに関する詳しい本を読めばいいのかも。
そう思うと、民俗学のカタログとしては優秀かと。
うん、カタログだわコレ。
カタログとか、民俗学ってこういうことやる分野だよーって周知させるにはちょうどいいかも。
小学高学年〜高校生くらいには結構オススメ
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民俗学の見地から人々な習慣を解説しており面白い本だった。話題に応じておすすめ本も書かれていてこれから勉強する人にも役立ちそう。もう少し深い話も見てみたい(それは各本を読めということなのかも)。やっぱ北海道は新しい土地だから土着の文化が全然ない(というか全部アイヌ文化でまとめられちゃう)ってことがよくわかった。
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身近なトピックについて、サクサク紹介してくれるので読みやすいのですが、ちょっと物足りなく感じるものも。
自分にとってハマった文章は、編者でもある島村先生の筆の率が高い気がしました。そんなふうに気になる先生とかトピックをさがして他の本を当たってみても面白いかな、なんて。
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見開きページで1つのトピックスを扱ってるので、読みやすい。詳しく知りたい方向けの本も紹介されている。
昔の風習のなぜから、現代のネットまで扱っている。内容が簡潔にまとめられているので、民俗学の入門としてはいい本だと思う。