もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活 みんなのレビュー
- 和泉杏花(著), さびのぶち(イラスト)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:小学館
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続刊も楽しみ。
2024/11/30 03:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
曾祖父が春の精霊の加護を得ていたせいで皇太子妃になったヴェラだが、人前に出ることが苦手で、王族は民に示してこそという考え方の皇太子とは合わず、公務はともかく夫婦生活は破綻していた。
そんな中で夏の精霊の加護を得た令嬢が出たことから彼女と結婚するために離婚を言い渡される。
高位の冬精霊の加護を扱いきれず、王国の端の領地を独立国家として治めることになった元第一皇子アランの所領にある曾祖父の家だった場所へ引っ越して、彼女の様子を訊ねてきたそのアランと絆を深めていく話。
漫画版が良かったので気になっていた作品。
ノベル版も良い。
あとがきの通り、大事にされている穏やかな空気感がいい。
降雪の中のしんとした感じも、そんな中で温もりを感じる日だまりの暖かさみたいのも感じられてとても好き。
小説らしくかなり心理描写も丁寧に描かれていて、主人公の無力感や諦念の中の安堵だったり、アランと打ち解けていく喜びや、告白された困惑と照れなんかの繊細な感情表現が素敵だ。
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