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続編と言うよりスピンオフ作品。5編の連作短編。中でも第4話「寵臣の妻」が良かった。涙を誘う。作者は、過ぎ去った時間を振り返る人の心情を知っている。
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まいまいつぶろの外伝集。万里という存在をうまく使って語られているなという印象でした。ちょっとほろっと来そうなところもあったりして、かっこいい科白とかあったりして、楽しく読みました。
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派手な展開はない。
読んでいて自然と涙がこぼれる。そして自分にもささやかな良心のようなもがあるんだなと安心する。しみじみと味わう読後感。こういう小説を良書と言うんだろうな。
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「まいまいつぶろ」完結編
本作は、前作の記憶があるうちに読むのが望ましい。
見えていなかった部分が補われ、伝わっていなかった人に真実が伝わり、過不足なく全てが収まった。
本作にて、私の中で気持ちよく物語が完成した。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください
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清廉な人たちばかり。相手を思いやる清々しい会話に、目頭熱くなる。私心なく、ここまで相手のことを思いやれるか…。それにしても、NO1の権力者、将軍でもママならぬことばかり。心ある将軍だからこそか。会話だけで、ここまで心揺さぶる村木さん、すごい。夕暮れにしみじみ読了。
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八代将軍徳川吉と嫡男の九代将軍家重、その通詞の大岡忠光の物語。
ハンディキャップを持って生まれた長福丸は、忠光のみが彼の言葉を理解できたが為に、周囲の悪意の目に潔癖なまでの自制をしていきていた。
とにかく登場人物達が情に溢れ、吉宗から家重へと親子の情に泣かされ、祖母と孫、祖父と孫、夫と妻、父と子、など、情け深い人物描写に泣かされてしまった。
まいまいつぶろが雄々しく生きる姿は、深い感動をもたらしてくれた。
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「まいまいつぶろ」のスピンオフのようなそれぞれの物語。角度を変えて物語を見ればまた別の物語になる。各々の話しが心に響くストーリーで、面白く読了しました。「次の将軍」と「勝手隠密」の各章が私としては良かったです。
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「まいまいつぶろ」と、殆ど同じ内容を別の人の視点から見た感じ。大奥の小説も読んでみたい。できれば現代言葉で書かれている面白いの、ないかな?