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結局人間が1番怖いよねーってゆー。
短編と思いきや全てが繋がってて
布線回収も見事でした。
身近に起こりうる話ばかりで
やっぱり人間が1番怖い。
お化けとかそういうホラーではなかったです。
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小説では極端だが、確かに正義感に違和感を覚えたり、マウントを取ってくるような人はいます。いい解決方法がないのが恐怖なのかも。
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ホラー×ファンタジー
人間って怖いなぁ
ファンタジーだけど、実際にもこんな一家が存在するんじゃないかって思ってしまうほど惹き込まれた
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おもしろかった!「隣人」が怖すぎて震えながら読んだけど、おもしろくて読むのがやめられずあっという間に読み終わった。
ちょっと映像化してみてほしい。
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『転校生』 転校生・白石要。
クラスに馴染もうとしない要に、クラスの優等生・澪は親切に接すると、『今日、家に行ってもいい?』と…
怖くなった澪は、クラブの先輩・神原一太に相談するが…
てっきり要が、闇の塊だと思ってたのに…
神原一太が…
急にキャラが…何かに取り憑かれたかと。
『隣人』 家族とともにサワタリ団地に引っ越してきた三木島梨津。読み聞かせサークルで知り合ったかおりは周りから浮いているようで…
サワタリ団地は沢渡夫妻を中心に回っているかのよう…
かおりが要のような役割かと思いきや、神原かおり⁇
『同僚』で、ジンさん?神原さん?さすがに…
神原さんの奥さんが亡くなる⁇
ジンさんをみたおばさんが、『白石さん?』⁇
『家族』で、神原二子が…
白石要と原野澪が再び。
短編かと思いきや、すべてがつながる。
人の心の中の闇。
そこにつけ入る奴ら。
みんなが持ってるような心の闇。
ちょっとした妬みや嫉妬につけ入るなんて…
ジンさんなんて、ただ説教されて、愚痴を聞いていただけなのに…
愚痴を言ってただけで、どんどん病んでいき…
被害妄想から次々に…
梨津が生きててよかった。
みんな、もとに戻ったんだろうと思うけど。
でも、奴らはなんで竹と犬が駄目だったんだろう…
でもさすが辻村深月。
おもしろかった。
あっという間に読破。
間違いなく、続編はあり。
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「最近なにかと◯◯ハラスメントって聞くよなあ。せや、闇ハラスメント、略して闇ハラなんてあったら面白いのでは!?」
的なノリで作者さんは書いたのかなと勝手に想像。笑
闇ハラとは結局「相手が嫌がることを押し付ける」ということなわけだけど、人間誰しも心に闇を抱えていて、(自尊心とか承認欲求なども見方を変えれば心の闇になりうる)本作では「人間になりすましたナニカ」が人々を恐怖に陥れる。で、それを祓う人の物語……というのが本作の大筋。本作は貞子や伽倻子がばーん!っと出てきて人をぶっ殺しまくるホラーではなく、どちらかといえばヒトコワ系の作品。
第一章で主人公が登場して、二章以降でいったん話が脇道にそれて、最終章でつながっていく構成は上手いの一言。あとこれはどうでもいいことだけど、ひと昔前のゲームのパッケージのようなダサい表紙絵もとっても魅力的。
ここまでいろいろかいたけど、秀作ではあるものの強烈なインパクトはなかったかなという印象。というか僕が個人的に辻村深月さん好きではないので厳しめのレビューになってしまった。笑
辻村ファンの人がこれを読んでたらごめんなさい。
というわけで⭐︎3つ。
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闇ハラに「目的がない」っていうのが怖かった。
普通に考えたらおかしいのに、本人には何の悪気もない。自分は正しいと思っている。
うーん、こういう人っているなぁ。
その人のせいで周りはペースを乱されたり、思ってもない行動しちゃったり。
自分も経験あるなー。
あの時のあれって闇ハラだったのか!?
と思い当たることもあったりして。
しかもこれってエンドレスなんだね。
神原家だけじゃないんだ。この世に何人いるの??
・・・怖っっ。
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怖すぎる...
闇に飲まれた人達が堕ちていくさま。
リアルな感情が伝わってくる。
闇に陥れる家族をお祓いする少年の思いも想像するにツラい。
短編小説なのだけれど全てが繋がっている。そしてまた新たな闇が発生する。終わることの無い闇ハラにただただ関わりたく無いと思うばかりだ。
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こわっ
途中で、え?って言ったシーンがあった
少しファンタジー要素があったけど、読み応えあったなー
面白かった。
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笑ゥせぇるすまんの喪黒福造を思い出してしまった。「あなたの心のスキマ、お埋めします」
まさに心のスキマに付け入り、乗っ取って行く。ゾワッとした怖さがあった。
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長編ですが、四章までは話の繋がりをあまり感じず五章で一気に繋がります。
なので飽きずにどんどん進め、最後スッキリします!!
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怖かった。人が恐ろしかった。
怖いのだが、展開が気になりすぎて、頁を捲る手が止まらなかったです。中盤以降一気読みでした。
流石の辻村さんです。読ませてくれます。
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辻村深月さんの作品は多く読んでいるけれど、ホラー長編は初めてで新感覚の怖さを味わえた。
著者らしい心情のわかりやすさで、どっぷり世界観にハマってしまう。
ホラー作品にある超常現象的な存在はあるけれど、章ごとのどの恐怖も日常に潜む「あるある」なことばかり。
闇はどこにでもあり、私たち自身も闇になる可能性があることを思い知らされた。
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凄いものを読んだなと思いました。個人的にホラー作品はあーはいはいとなっていましたがこの作品は今まで触れてきたホラー作品を凌駕する作品でした。読めて良かったです。
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モラハラやパワハラに似ている“闇ハラ”だが、もっと普遍的なものかも知れない。
自分の心の闇の心情や理屈を周囲に押し付けるハラスメントを、呪われた家族という形で実体化してみせた小説。
短編集かと思い読み進めると、途中から物語が繋がりだし、思わぬところで辻褄が合うと爽快でページを捲る手が止まらなくなった。それぞれ独立した話だが、ラストの伏線回収する流れは秀逸で本当に素晴らしかった。
人間の内部から生まれてくる闇による恐怖… 闇ハラは誰にでも起こりうる事で、自分自身被害者にも加害者にも十二分なりうることを思い知らされた。