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■大事なのは一つの勝ちパターンのみを良しとしないこと。仕事の仕方はその人のあり方の数だけある。一元的なやり方を「正攻法」のように扱わず、多様な顧客の多様なニーズを人地の個人に背負わせるより、多様な持ち味の多様な営業パーソンで分担し合いながら負ったら良い。つい「売れる営業はコレ」と決めがちだが、そうではない。一元的な基準ではこぼれてしまう人に、その人にあった役割、在り方を提案できるのが「脱・能力主義」。つまり個人の能力一辺倒ではなく、凹凸の持ち寄りという「関係性」で何とか前に進む方向性を提案できるというのが組織開発の強み。
最も重要なのは、「優秀な営業」を「選んで育てよう」というスタンスから、今、眼の前で試行錯誤しながら頑張ってくれているメンバーの持ち味を認め、それを活かして職務を組み立てる道もあるということ。これがマネジャー側の変革。
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書籍紹介サイトで存在知り購入。
能力を高めることを求められる社会は正しいのか、第1章でそのような視点もあるのかと、新たな視点と感じた。
一方、著者の専門の組織開発論がより全面に出る第2章や3章のダイアログが、個人的には面白く感じるとともに、共感できる点が多かった。能力に囚われず、今いるメンバーで協力して動くということ、意識していきたい。
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論理的なのに何故か将来のことは逆算で行動できないのか疑問に思ってたけど、ゴールを決めることは効率的だけど、それは「知ってる世界でしかない」になるほどなって思った
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能力主義への偏重に警鐘を鳴らすものと理解した。自分のモードを変えるのが良いそうだが、具体性に欠けてあまりイメージがつかない。
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能力主義に対して、筆者の主張は「組み合わせ主義」と言ったところか。今の現代社会をうまく生きていくには、これらを二項対立的に一方を否定するわけではなく、並行世界として持っておくことが大事であると思いました。