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血縁関係ってそこまで重要なものではないんだなっと感じた。
本当に相手を思いやる気持ちが大切だと。
旦那さん、透さんが亡くなったのはすごくつらかったし、なんで自分が生きてるのって思ってしまうけど、それでもご飯は食べないといけない。
人と人だと、傷つけ合うこともあるかもだけど、
人でしか紡げないこともあるんだなと感じました。
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おかえりってちゃんと言いたいな。
読み終わって本を閉じて、そんな気持ちになる。
ただいまと帰る家がある。おかえりと言う相手がいる。
それはいとおしいことなんだなとしみじみ。
花守家が来年も再来年もこんな風に七夕を迎えて過ごしていくんだなとおもうと、しあわせな気持ちになるし、おいしいごはんをお腹いっぱい食べて、明日も強く生きていきたいものです。
私的にこのみちゃん推しです。
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2024.09.27
安城市出身の作家さんで、作中に県内の自分にゆかりのある市がいくつか出てくるとのことで迷わず手に取った。
ハナミズキの描写で季節を感じながらゆったりとすぎていく血縁関係のない3世代の女性のお話。
最後はスカッとしたし、血が繋がってなくても、血の繋がりよりも太い絆が生まれている3人に、これからもずっと幸せに暮らしていて欲しいと、思った。
普段はミステリ作品ばかり選んでしまうが、たまに小休止としてこういうヒューマンドラマ的なものを読みたくなる。心が何かじわりと温かいもので満たされていく感覚がある読後感でとてもよかった。