生活を感じる建物のイラスト集
2024/07/26 11:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジー世界の旅先で見た建物の記録、というコンセプトの画集。一個の世界という体裁だが、どちらかと言えば作者の思う“古今東西の素敵なもの”を詰めこんだコラージュのような趣がある。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
集合住宅のイラスト、大好き。すっごいどこまでも見ていられる。
窓の一つ一つに家庭があるかとおもうと、いろいろ空想しちゃう。
ほかのイラストも、よく考えられてるなぁって。そこに暮らすキャラクター達も可愛い。
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大好き。
架空の世界なんだけど、細かく作り込まれた設定が楽しい。
歩荷(車などが入れない場所に徒歩で依頼品を運ぶ宅配便みたいな仕事?)を生業とするぶたさんの探訪記として、その土地の特徴や建物の造りなど詳細に描かれており、自分も一緒に旅をした気分になれる。
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「徒歩時周辺観察」
この本の著者が徒歩で散歩をしながら色々な小さなもの、大きなものを観察し、想像を膨らませていく散歩モードのこと。このモードで著者はいつものなにげない風景に潜む空想の種を見つけて、こんなに素敵な空想本を作ったということ。素晴らしい。
著者の案内に導かれながら空想世界に入っていく。平野エリア、沿岸・諸島エリア、山岳森林エリア、峡谷の国というエリアごとにわかれている。こんなエリアがあるのかと頭にうっすらと入れると、次に大陸全体図がある(もちろん空想)。この大陸を歩荷(荷物運び屋)の豚さんが案内してくれる。豚さんの歩荷のスタイルや、背負う荷物の中身のリアリティがもうワクワクしてくる。もちろん荷物の中身の詳細も図解されていてしみじみと眺めると読書に時間がかかるかかる。楽しい気持ちが止まらなくなる。背負い荷にシェラカップがあるのだけど、豚なので手で水が掬えず必携みたく書いてあって確かに豚は水は掬えないよなと笑ってしまう。
豚さんが訪れる先にいる生き物も人間に狼、ペンギン、ワニ、ドラゴンなど多種多様。キノコ族なんて珍しい生き物もいるけどみんな何も違和感なく普通にそこにいる。細かく場所場所の説明があったり、家や場所の立体図や部屋の間取りまであるので、この本の制作にどれほど膨大な時間がかかったのだろうと思う。こんな素敵な世界に招待してくれた著者に感謝しかない。
最後のページには旅のお土産まで。見ていると行きたい行きたい、欲しい欲しいという気持ちになる。空想世界なのに実際に行けるような気分になってくる不思議。とにかく楽しいし、かなり時間をかけて読み込めるので時間のあるときのお楽しみに読んで欲しい。クラフトエヴィング商會とか好きなら絶対にはまると思う。
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昔からファンタジーの物語の台所とか寝室想像するの大好きだったからめちゃくちゃ楽しかった!
これ伊根や尾道がモデルだなぁっていうものから、凄く考えられたファンタジーな世界観のものもあって好き!
マッチョペンギンブラザーズといやしいリス好き!
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架空の世界の建物設定資料集。
なんでこういう間取り何だろうとか、
この建物にはどういう人が住んでいるんだろうとか、
想像力を掻き立てるイラスト好きです。
行商人のぶたさんが、都市や、海辺の街や、渓谷の村、山頂の山小屋などを訪れて、その場所の建物をスケッチしながら旅をするという設定。
こういったイラストを見ながら、建物にこんな間取りがあったらなぁと夢想するのです。