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同じ宝塚ファンとしてわかる!というところもあれば、うーん?というところもありました。
詩的な表現が私には難しいのかもしれません。
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「好き」という感情にとことん向き合って書かれている。
綺麗な感情だけではなくなりそうだけど、それでもより真っ直ぐ向き合おうとする自己葛藤もあり、読んでいる時には、自分の中にある「好き」の対象への感覚を整理することが出来た。
私の中の「好き」という感情のあり方は理想形が定まっておらず、ガタガタなところもあるけれど、それを舗装する一助になってくれた、とても好きなエッセイ。
「好き」というのは自己満足ではなくて、宛先があるということが書かれていて、その部分が好き。自分の中の感情の強度を高めつつ、時には疑いもするが、相手が受け止めてくれるだろうということを信じる強さも持ち合わせていきたいと綴られた内容をもとに自身でも考えるようになった。
これまでのエッセイでのスタンスから少し変容しているように感じたが、読み進めるにしたがって心に馴染んでいった。
私も好きな作家や相手に、ファンレターを書こうと思う。
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図書館の本68
何冊目かの最果タヒさん。
今回は「推しへの愛」、「好き」をテーマに書かれている。
自分には推しはいないが、推しがいる人が抱いている思いを知ってみたい気持ちと、「好き」という気持ちへの解像度を上げたいと考えて手に取った本。
・印象に残った箇所
「私があなたに出会えたこのタイミングを私は人生の最大の正解だと思っている。もう、何も、怖くないんだよな。好きという感情はその瞬間の自分、そしてそこに至るまでの私を全て肯定するような力があります。ここまで生きてきた理由がわかるような、何もかもが必然に思えるような。誰かを好きになれたなら、その瞬間が絶対に最良となる。人生そのものが、その最良のためにあったものになる。後悔が一気に消えていくよ。遅すぎるも早すぎるも「好き」には絶対起こりえない。」
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自分も某アイドルのファンなので、タイトルに惹かれてはじめてこの方の著書を手に取りました。
内容はわかる!というものからうーん?というものまで様々ですが、何だか読みにくくてなかなか頭に入ってこない!
あんまり合わなかったです。
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めちゃくちゃですね
語彙力を手にしたオタクが脳に出た言葉全てnoteに吐き出したかのような本でした
推しと自分のためだけに書いたような文、評価する権利があるのはその方だけだと思いました。
なので無評価です
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自分も宝塚ではないが、よく好きなアーティストのライブに行くので多くの部分で共感できた。好きという感情に自信を持てたし、自分にとって好きは生きる理由、私を私にしてくれるものだという感覚はすごく共感できた。この人ほど好きに真摯に生きれてはない、好きなものを生み出してくれる好きな人へのリスペクトは忘れずにいたいなと思った。私も、自分の中で完結させるべき感情に愛を、リボンをつけて、好きな人に届けたいなって思う。
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観劇、休演、ファンレター、同担など、様々な観点から自分の「好き」と向き合う過程が記されているのですが、どこを読んでも推しへのラブレターのようで最高でした。特に「好き」の世界を海に例えた表現が素敵すぎました。宝塚はもちろん他界隈でも推しがいる方全員に読んでほしい一冊です…!
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舞台(特に宝塚)の誰かのファンになって好きという気持ちにこれでもかというほど真剣に向き合う。この「好き」ということへのさまざまな考察がとても普遍的な意味で好きに通じていると思った。好きの持つはにかみや愛、一方通行性や祈り、また怖さもとてもよくわかった。
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「目が合った!(かも...)」「一回ではなく全公演鑑賞したい」といったオタクあるあるを切り口に、100ページ超にもわたって熱く語り尽くす!
まさかあなたにも推しがいたなんて!知らなかった!もう、その事実だけで握手したくなる。
言葉にできなくて諦めてきた感情の接点を、言葉で象ってしまうのが彼女。これは推しがいるすべての人に手に取ってほしい作品です。
#最果タヒ #エッセイ #オタク #宝塚歌劇団
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好きな人への大きすぎる「好き」を、迷惑じゃないかと不安でたまらなくなったり、低く小さく軽く見積もってしまったりする気持ち、本当に分かる...
わたしはこんなにもあなたに人生を彩ってもらっているんだよっていうことを、その「好き」の気持ちの大きさをどうにかして全部伝えたいのに、どうしても伝えること自体をためらってしまうよね〜迷惑だなんて思われるはずないし、わたしの好きな人はそんなことを思うような人じゃないとは理解していても、簡単には素直にそう思いきれないのが人間だよね
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いわゆるヅカファン・ヅカオタなどと呼ばれる、宝塚歌劇団のファンである著者が、推しているスターへの想いについて綴っている。
私は宝塚の知識はほぼなく、著者もお相手や公演のことなど詳細については伏せているため、詩から広がる言葉のような、わりに抽象的な表現が多かった印象。
なかなかつかみどころがなかったのだけれど、それでも時折ハッとするような文章に出会えた。
「好き」とは、いったいなんなのか。誰かを応援するとは、ファンになるとは、推しとは。
独りよがりともいえてしまうような、なぜか苦しくて複雑なそれらの感情や行動をひとつひとつ手に取って確かめていくように読むことができた。
私はこれまで、好きが、推しが、持続したためしがない。
たとえばずっと好きな作家や聴き続けているバンドはいるけれど、あくまでもその人たちが創り出したものを通して得られた、自分の感動や信頼によるものだと思っている。
アイドルや俳優、興味をもったり憧れたりした人たちは数多いたけれど、存在まるごとをずっと応援したくなるような対象は見つけられていない。
だけど今ちょうど気になっているコンテンツがあって、我ながらめずらしく結構寝ても覚めてもそのことを考えている。戸惑いとともに、ファンクラブに入会してしまおうかどうかを現実的に考えている。
今度はどうだろうか。手に負えないような熱量とまっすぐな眼差しで、ステージに立つ人たちがみせてくれる幻を追いかけることができるのだろうか。
こんなふうに誰かを好きになってみたい。魔法にかかってみたい。
「人を愛する幸せを私にくれて、ありがとう。」と率直に紡ぐ最果タヒさんの言葉に、今読めてよかった一冊だと心から思った。