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誠実で真摯な心持を持続させることは困難であるが、著者がそれを実行してきたという点は否応無く評価せざるを得ない。
しかし個人的には清廉すぎるように感じる。自己啓発本にそれを言ってはお終いだ。
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自燃性になりど真剣に誰にも負けない努力を続ける。高い目標を持ち成功するまでやり続ける。
あたりまえのようなことだか、なかなかできない。この平凡なことをとにかく続ける、それができる人が非凡と呼ばれる人なのだろう。
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◆「労働の意義は、業績の追及のみにあるのではなく、個人の内的完成にこそある」
◆神様が手を差し伸べた差し伸べたくなるほどに、一途に仕事に打ち込め。そうすればどんな困難な局面でも、きっと神様の助けがあり、成功することができる」
◆安楽が心地よいのは、その前提として、労働があるからに他なりません。毎日一生懸命に働き、その努力が報われるからこそ、人生の時間がより楽しく貴重に感じられるのです。
◆「三毒」=「欲望」「怒り」「愚痴」
◆仕事に惚れる 仕事を好きになる
◆ささやかなことに喜びを感じ、感動できることは素晴らしい。その喜びが新たなエネルギーを与えてくれる
◆会社経営とは42.195キロの長丁場を走り続けるマラソンレースのようなものではないだろうか。そうすれば、これまでマラソンなどしたことのない素人集団のわれわれは遅れて参加した素人のランナーのようなもの。それでもレースに参加するのであれば私は百メートル競走のつもりで走りたい。そんな無茶な走り方では身体がもたないと思う人もいるだろうが、遅れて参加し、マラソンの経験もないわれわれにはそれしか道はない
◆誰にも負けない努力は、自然の摂理。城跡の石垣の隙間の草さえも!
◆単に一歩前に進むだけでなく、今日の反省を踏まえ、明日は「1つの改良」「一つの工夫」をその一歩に必ず付加していこうと考えた
◆どんなに険しい山でも、垂直に登り続けようと決めた
◆あえて「人が通らない道」を歩く
◆人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
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とにかく厳しい本。なあなあな生き方を許してくれないので(笑) 絶対に「出来ない」とは言ってはいけない。ベストではなく、パーフェクトを目指せ!
怠け者の私には非常に耳が痛い。この思想はうっかりすれば、鬱を引き起こす要因になるのではと思いつつ、しかし、それこそ私の言い訳にしか過ぎない。
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JALのCEOになった稲盛和夫さんの本。
どんな人なのか気になったから読んでみました。
心を高めるために働く
仕事を好きになるように働く
高い目標を掲げて働く
今日一日を一生懸命に働く
完璧主義で働く
創造的に働く
言っていることは至極当たり前のこと。
その当たり前のことをこなせるかこなせないかが一流の人と二流の人を分けるんだなと思わされた一冊。
とくに心に残った一言は
「誰にも負けない努力をする」
自分なりの努力はみんなやっている。それでは成功はおぼつかない。
人並み以上の努力も払わず、大きな成功をおさめ、成功を持続できることは絶対にない。
ずっしりと心に響きました。
他の稲盛さんの本も読んでみたいと思いました。
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▼どんな本か
世界的な大企業、京セラとKDDIの創業者稲盛和夫さんの考える「働くことの意義とは」を述べた本。
「働く」ことに関する稲盛氏の考えと体験を通じて、労働が人生にもたらす、素晴らしい可能性について述べている本。
前回読んだ「生き方」と考え方は同じ。
その考え方を「働く」という点に絞っている本。
▼心に残ったこと
●働くことの意義:心を鍛え、人間性を高める、素晴らしい作用のあるもの
⇒働くことは人間を鍛え、心を磨き、「人生において価値あるもの」をつかみ取るための尊くて、最も重要な行為
⇒働くことが人を創る
●「神様が手を差し伸べたくなるほどに、一途に仕事に打ち込め。そうすればどんな困難な局面でも、きっと神の助けがあり、成功することが出来る」
⇒一途に打ち込む:仕事に恋をする=仕事の中に喜びを見出し、感動する心を持つ
●「@順調ならよし、逆境ならなおよし」:自分の環境、境遇を前向きに捉え、いかなる時でも、努力を重ね、懸命に働き続けることが大切
●反省ある毎日を送る:善きことを思い、善きことをしようと努めながらも、もし悪いことを思い、悪いことをしてしまったなら、謙虚に反省すること
●高い目標(自分の能力以上のもの)を掲げて働く←誰にも負けない努力を重ねる
←①まず「思わなければならない」:願望を「潜在意識」に浸透させる
一生懸命に考えているうちに、その思いが潜在意識に透徹する
←②誰にも負けない努力:ゴールがないこと、いつも100メートル競争のつもりで走ること
←③能力は未来進行形で考える
●『継続する力は「平凡な人」を「非凡な人」に変える』
⇒「偉大なこと」も「地味なこと」の積み重ねに他ならない:1つのことに焦らず、腐らず、打ち込む
●昨日より「一歩だけ前へでる」
⇒今日の目標は、今日必ずやり遂げることを誓い、仕事の成果や進歩を、1日の単位で区切り、それを確実にやり遂げていく
⇒今日の反省を踏まえ、明日は「1つの改良、1つの工夫」をその一歩に必ず付加する
●今日1日を精一杯努力する:中身の濃い「今日」を毎日続けていく
●何か1つのことをやり始めたら、それを「成功するまでやり抜く」、その執念にも似た強い思い、また達成するまでやり続ける「継続する力」が、成功のための必須条件
●苦難・成功いずれにしても「私たちは試されている」
●立派な仕事は「完璧主義」から生まれる←最後の「1%の努力」で決まる
⇒「ベスト」ではなく「パーフェクト」を目指す
●楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
▼感想
前読んだ「生き方」と考える原点は同じ。
「@偉大なことも地道なことの積み重ねにすぎない」
販売の研修において、先輩社員の背中から感じたこと。
当たり前のことをこなせるかこなせないか、分かってはいても、それを実行に移すことが出来るか否か。
この違いなんだよね、結局。
やはり、稲盛���の本を読むとやる気がでる、「もっともっと自分出来るな」って。
それと同時に過去の後悔は、結局こういう部分を出来てなかったからだと改めて思う。
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仕事に行き詰ったり、スランプに陥った時に読む本のうちの一冊である。あとは稲盛名誉会長の本では「生き方」のどちらか。
何のために仕事をしているのか、頭ではわかってても何かわからなくなる事ってあると思うが、そういう時にこの本を読むとふっと落ち着く。
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「生き方」に続く第二弾。
著者でなければ実践できないのではと思ってしまう自分に喝!
何事にも誠実であれ。。。
JALの再建が楽しみです。
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新生JALの社長となった稲盛氏。すごい信念の方。仕事への情熱にはすさまじいものがある。自分にはできないがこういう方がリーダーになるのだなと思った。
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以前読んだ「生き方」が十分すぎた。「働き方」に焦点を絞って再録されている印象を受けた。初めて稲盛氏の本を手にするのであれば、ピンポイントでいいのかも。
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京セラ名誉会長 稲盛和夫氏の書いた「仕事」に対しての考え方、取り組み方を書いた本でした。
プロローグに、~幸福になる「働き方」~というタイトルからはじまるが、現在、働く事がまるで必要悪のようにとらえられていて、「一生懸命働く」こと「必死で働く」ことがかっこ悪いと思われる見方もあることに、問題を投げかけています。
働くことでストレスを解消することも、働くことで自分の人生を彩ることも、働くことで自分自身をアピールすることもできる。
「働く」という行為は、人の一生の中で最も多くの時間を割くものであり、最も多くの出会いや気づきを与えてくれるものです。
そんなことを稲盛さんは自分の人生を例に、凡人である僕に教えてくれたと思います。
読み進めていくと、京セラを立ち上げてから、常に完璧を求めて、決してあきらめずに事業を進める姿が読み取れますが、会社の経営をする僕としては、稲盛さんと同じ思いを持ち続けていこうと思います。
エピローグに稲盛氏の仕事観、人生観をあらわす方程式として
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
この考え方、熱意、能力を正しく、そして強く持つことで人生の結果は、大きくも小さくも出るということです。また、熱意、考え方がマイナスな力だとするとその結果は大きなマイナスとなってしまうことがある。非常に、よく人生を考えられた言葉であると思いました。
働き方から見た、正しい人生の過ごし方。最後に稲盛氏が正しい「考え方」を紹介してありました。
常に前向きで、建設的であること
みんなと一緒に仕事をしようと考える協調性を持っていること
明るい思いを抱いていること
肯定的であること
善意に満ちていること
思いやりがあって、優しいこと
真面目で、正直で、謙虚で、努力家であること
利己的ではなく、強欲であること
「足るを知る」心を持っていること
そして、感謝の気持ちを持っていること
非常に感銘を受けました。社員の皆にも読んでもらいたいと思います。
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著者である稲盛さんの実体験を元に、働くということについて述べられています。
稲盛さんの”働き方”は最近のビジネス書などでよく見かける「効率的に働く」「多くの収入を得る」「余暇を充実させる」とは真逆の考え方です。仕事に前向きに、無我夢中に、昼夜関係なく打ち込むことが大切だということです。
共感できるところは多く、仕事に行き詰ったときに読むと
気持ちをすっきりさせてくれる本です。
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働く意義について書かれた本。著者は京セラ設立者。
書いてあること異議を唱えるわけではないけれど、自分の考えとは少し距離があるように思う。自分自身が甘いのか、経営者としての視点が持てないためか。。
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京セラ、KDDIを設立し、現在JALの再建請負人である稲盛和夫氏の著書。
なぜ人は働くのか?
どのように働くべきなのか?
自身の経験から生まれた理論が記されている。
精神論に近いもの。
しかし、これだけの功績を残してきた人物は本当に強い精神を持って努力してきた人なんだと感じた。
<心に残った言葉>
・働くことが「人をつくる」
・充実した人生を送るには、「好きな仕事をするか」「仕事を好きになるか」しかない
・「純粋で強烈な思いがあれば、必ず成功できる」
・「日々の創意工夫こそが真の創造と成功を生む」
考えてみれば当たり前のことかもしれないが、日々の生活で忘れていくことだと思う。
これらの言葉に準じたエピソードも素敵であった。
ただ、中盤から似たような精神論が続き、少々退屈になるかもしれない。
ということで★は4つ。
一気に読めてすっと心に入ってくるもの。
「働く」ことに不安を覚える大学生や
今の仕事に満足のいかない社会人が読めば
何か光が見えるかもしれません。
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京セラ創業者である稲盛和夫氏が、「働く」とはどういうことか、いかに仕事に取り組むべきかの思いが記されている。平易な文章なのでわかりやすい。