爪と目(新潮文庫)
著者 藤野可織
あるとき、母が死んだ。そして父は、あなたに再婚を申し出た。あなたはコンタクトレンズで目に傷をつくり訪れた眼科で父と出会ったのだ。わたしはあなたの目をこじあけて――三歳児の「わたし」が、父、喪った母、父の再婚相手をとりまく不穏な関係を語る。母はなぜ死に、継母はどういった運命を辿るのか……。独自の視点へのアプローチで、読み手を戦慄させるホラー。芥川賞受賞作。
爪と目(新潮文庫)
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2019/09/06 16:09
冷たい世界
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツセウョシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな家族になりたくないな、と思うような人間関係。
じわじわと引き込まれました。
爪と目
2019/05/08 13:40
大好きな作品
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤野さんの世界観が大好きです。他の作品も好きですが、この作品は藤野さんを初めて知るきっかけになった本です。何度も読み返しています。不思議で不気味で美しい描写が大好きです。
爪と目
2018/05/01 05:32
2013年度芥川賞受賞作品
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人びた3歳児の視点から、父親と再婚相手の関係が映し出されていくのが面白かったです。血の繋がりのない母親への嫌悪感と共に、亡き実母への痛切な思いも伝わってきました。