夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶
著者 多崎礼 著
六つの輝晶は、叶わなかった六人の夢。王に謁見した夢売りの掌の上、翠輝晶はその花片を開き、語り始める。ささやかな幸せを願いながらも死影に憑かれてしまったアイナの、宮殿を追われた王子アライスとの出会いから始まる壮大な夢を。そして蒼輝晶は望むものすべてを手に入れてきた男の唯一の夢を……『煌夜祭』『叡智の図書館と十の謎』の多崎礼が贈る極上のファンタジー! 【全三巻】
C★NOVELS『夢の上』より改題
夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶3
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夜を統べる王と六つの輝晶 夢の上 2
2020/07/20 16:57
数々の傑作を発表しておられる多崎礼氏の会心作です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『煌夜祭』シリーズや『本の姫は謳う』シリーズなどの傑作シリーズを発表してこられている多崎礼氏の作品です。同書は「夢の上」の第2弾で、内容は、紅輝晶が秘めるは、復讐へと暗く燃え上がる決意であるという物語です。一族を滅ぼされ、光神王を暗殺せんと後宮に入ったハウファですが、王を殺せるのはその血を継ぐ者だけと知った彼女はやがて、王の子アライスを産みます。しかし、その日、第一妃の元にも王子ツェドカが誕生していたのです。一体、どうなっていくのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
夜を統べる王と六つの輝晶 夢の上 1
2020/07/20 16:45
数々の話題作を発表してこられた多崎礼氏のファンタジーの会心作です!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『煌夜祭』、『神殺しの救世主』、『血と霧』などの話題作を次々に発表されている多崎礼氏のファンタジー作品です。中公文庫では3巻シリーズで刊行されており、同書はどの第1巻です。内容は、王に謁見した夢売りの掌の上にある翠輝晶はその花片を開き、語り始めるというストーリーです。ささやかな幸せを願いながらも死影に憑かれたアイナの宮殿を追われた王子アライスとの出会いから始まる壮大な夢をかなえようと、そして蒼輝晶は望むものすべてを手に入れてきた男が見たただ一つの夢を追っていきます。多崎礼氏の会心のファンタジー作品です!
夜を統べる王と六つの輝晶 夢の上 3
2020/07/18 10:55
多崎礼氏の人気シリーズ「夢の上」(全3巻シリーズ)のいよいよ最終巻です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『煌夜祭』、『神殺しの救世主』、『血と霧』といった話題作を次々に発表されている多崎礼氏の人気シリーズ「夢の上」(全3巻)の最終巻です。内容は、うちに秘めた夢を明かしたけれど、残念ながら散り去る彩輝晶が主人公の物語です。残るは彼の夢は二つだけです。人々の夢を担い、光神サマーアを打ち砕いたアライスですが、太陽姫と呼ばれる彼女が、ずっと隠してきた目映いまでに純粋な願いはどうなるのでしょうか。そして叶わぬまま抱き続けるツェドカの狂おしい想いはどうなるのでしょうか。「ああ、夢は、どうしてこんなに美しいのだろう。 叶わないとわかっていても、こんなにも心を掴んで離さないのだろう」という同書の中の言葉が胸を貫きます!