花酔ひ
著者 村山由佳
『ダブル・ファンタジー』を超える、衝撃の官能世界! 恋ではない、愛ではなおさらない、もっと身勝手で、純粋な何か――。浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく……。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。
花酔ひ
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花酔ひ
2016/10/17 00:03
京都強し
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯には「官能世界」とあるけれど、前半は耽美小説という感じ。
東京と京都の夫婦が、着物を通して知り合い、何故かスワッピング関係になってしまう話。
どちらも京都の方が主導権を握っていて、東京側が振り回されている。というか、京都の方が性的趣向が濃い。
ぐずぐずと崩れて、むわっと匂い立つような内容です。
ところで村山氏の作品はおいコーから入ったのですが、ダブルファンタージーが受けて以来この手の作品ばかり発表していておいコーの執筆が止まってしまっています。責任もってちゃんと終わらせてほしい。
花酔ひ
2016/09/23 12:17
なかなかでした
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くま - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になっていたので読んでみました。