ジャパノロジー・コレクション
北斎・国芳・芳年をはじめ、有名妖怪絵師たちが描いた妖怪画100点をオールカラーで大公開!古くから描かれてきた妖怪画の歴史は日本人の心性の歴史でもある。魑魅魍魎の世界へと誘う、全く新しい入門書。
※本書籍は見開きのデザインが含まれています。見開き表示での閲覧を推奨いたします。
写楽 SHARAKU ジャパノロジー・コレクション
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2015/10/22 15:43
なごみます
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:壱太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
金魚の歴史から基礎知識まで分かりやすく解説されています。それぞれの種類の金魚たちの、一番可愛いのではないかと思える写真も満載です。こんなに可愛らしく、ユーモラスな写真を撮るのは大変だっただろうなぁと思います。本来の目的とは違うのかもしれませんが、疲れた時に眺めて癒しをもらっています。
2025/02/23 14:36
フィギュア好きな人も必見
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
国内外の博物館所蔵が多い。写真を見ているだけでも眼福。
作品の注釈も読みやすい。例えば、
“この作者は若い頃に貴金属加工を行った経験を活かし、金や琥珀などを巧みに利用している”(高木喜峰 現代)、
“作り手の意図が明確で二人の関係性が明らかなのでまさに物語性が生まれ、ふたりの会話まで聞こえてきそうな作品である” (無銘、江戸中期、大英博物館蔵)
歴史、鑑賞のポイントが明確に記されている上、素材の変化や色が深くなっていく様子など読むだけでうっとり。ついでに言うと写真だけではない。文体も品があり美しい。名工、巾着、緒締めなど拾い読みする単語だけでも酔える。
肝心の掲載されている根付けは細かい細工の根付けが多いが一刀彫も言及。今は量産されなくなった象牙や鹿の角など素材も豊か。江戸時代の物から近代まで揃い、海外の作品も数点ある。
作る工程、作者の傾向、素材、工具についても詳しく、
高円宮殿下のコレクションもあり、持ち運びできる美術手帳のよう。
おおまかな目次
成り立ち
特徴と制約
種類
付属品(本体ともいうかも。煙草入れや印籠の話)
見るポイント、色や蝕感、表情、物語性
モチーフ
箱書き(本体に着せない情報。でも捨てられがち!)
見極め方
作者
製作工程
道具
材料
取扱い方(落とさないように注意! 変色やひび割れに注意など)
あとがき
根付けに出会う場所(これもポイント)
参考文献
協力 (見て見て!)
2023/03/21 02:32
日本文化が生んだ美の結晶のひとつ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻頭に収録されている三連続の写真にうつっている
作品に目を奪われました。
根付という工芸品ヮ、誰が見ても分かる形の上での
具体性を持ちながらも、著者が述べるように、
非常に奥の深い世界も兼ね備えていることを、
この本ヮ垣間見せてくれます。
根付職人の家に生まれたその著者ヮ間違いなく、
このような本を編むのにもってこいの人でしょう。