銀の王は黒豹に愛を捧げる
父親を亡くし、たった十一歳で王位を継いだサディアスは、深い悲しみの中にいた。
かつて一匹の獣が山の神により与えられたこの国は代々獣人の王が治めており、国の化身である王の気分によって天候は変化するといわれる。ゆえに、サディアスの悲しみのせいで、国には悪天候が続いているのだ。
国全体が疲弊し始めた頃、傷ついた仔豹を拾ったことでサディアスは明るさを取り戻していき…。
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
銀の王は黒豹に愛を捧げる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2023/11/01 09:14
「だって、サディアス様は、これから幸せになりますから」
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀の王は銀色の虎。
産まれて間もない死にかけの黒ヒョウを育て、伴侶にする王の話。
王の気分に合わせて天候が変わり、好きな相手とでないと子供が作れず、愛がないと国には花が咲かない、王の受けるプレッシャーが重い。
サディアスに懐く仔ヒョウ時代の瑠伽がかわいかった。
2018/11/12 18:03
健気!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
獣人の王×王に拾われた黒豹です。王は幼い頃に父王が殺されてしまい、心を閉ざしていましたが、怪我をした黒豹を拾い育てることで癒されていきます。王が幼い頃から話が始まり、はかなげな外見だったので最初はどちらが受けなのかわからないまま話を読み進めました。健気な黒豹が可愛くて、初めての作家さんでしたが楽しく読めました。
2019/02/17 10:23
どちらが受け?
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ののむら - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらが受けとなるのかわからないのが、新鮮でした。
エンディング、子沢山で幸せな未来がくる!としたかったのだと思いますが、双子が原因で前王が殺されたのに、産まれる子どもたちが三つ子で大丈夫?…と思いました