悪魔
著者 神永 学
累計700万部「心霊探偵八雲」完結後、
神永学が送る
新たなヒーローは、
この男だ――!
警視庁特殊犯罪捜査室所属・阿久津。
彼の掌は、悪を摘む。
☆☆☆
悪魔が刻む逆さ五芒星は、死の証――。
警視庁に新設された特殊犯罪捜査室。
配属された天海志津香は犯罪心理のスペシャリストとして、
捜査一課のエース・阿久津と、通称〈悪魔〉による連続殺人を追うことに。
続発する猟奇事件の裏側に国政をも揺り動かす巨大な陰謀が……。
一気読み必至の神永マジックに刮目せよ!
悪魔を殺した男
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悪魔と呼ばれた男
2021/02/10 03:32
エスパー
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神永作品の醍醐味 超能力者の刑事が犯人を追い詰める術が何とも面白い そこはかとない物哀しさは本作品にも健在 刑事も殺人犯も、暗い闇を抱えている。事件の展開も登場人物達の人生も読み進めるうちにハマってしまう。最後にどんでん返しで幕引きとなるが、クリスティーの推理小説のような上質感がある。続編が待ち遠しいです
悪魔を殺した男
2023/01/22 20:26
闇の闇
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人捜しの最高潮作品。五重、六重に絡み合い、犯人側も主人公の阿久津側も策の裏に策を巡らしてラストシーンを華やかに飾る。犯人側の人々の異常さは読んでいても心が穢れるようなイヤな気分に何度も休憩してしまう。阿久津の感知能力に掛かれば即解決に至ってしまうところを、神永先生は私たちを翻弄するかのように阿久津を犯人達に近付けることなく天海や永瀬達、登場人物の密かな感情や秘密や行動で結末に運び込む。そして阿久津や大黒が実は生きてい、今後は本当の権力や組織に縛られない特別な捜査機関を作っていくのだろうと思わせるラスト。是非とも、その後の話を読みたい。追筆で大黒と阿久津の馴れ初めショート文章も気持ちが爽やかになる。どうか その後の阿久津達の活躍ぶりを発表してください
悪魔と呼ばれた男
2021/01/14 19:37
悪魔と呼ばれた男
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
猟奇的な殺人で悪魔と呼ばれる男たちが殺人を繰り返し、ほんとうの悪魔は警察組織の中にいた阿久津だったというはなしでしたが、殺人の本質をあばくシーンがラストに向かって加速するところが面白いと思いました。